2015年1月23日 文化放送 「吉田照美 飛べ!サルバドール - 『東京新聞こちら特報部「邦人救出どう交渉 身代金対応割れる各国」』田中康夫さんの発言を紹介したtwと共に』」

 

 

[吉田照美]時刻は5:13になるところですけども今日取り上げさせて頂くのは東京新聞の「こちら特報部」で「身代金対応割れる各国 邦人人質どう救出」という特集が組まれてまして日本人二人の殺害を警告しているイスラム国とみられるグループが要求している身代金2億ドル(約235億円)安倍首相は「テロには屈しない」と言明したがイスラム国に対する身代金の対応は各国でも分かれると。イスラム国は金よりも主義・主張の宣伝を狙っているという見方もあるということで果たして人質救出の手立てはあるのか?グループが設定した期限がせまるということで朝刊の時点では期限がせまる、ということだったんですが現時点ではタイムリミットは過ぎたという時間にはなってるわけなんですが、この「こちら特報部」で一番目について僕も印象に残っているのはデスクのメモがありまして、デスクメモのところの東京新聞の記者の方の「国」っていう略称でメモを書かれた方ですね「ネット上でははやくも自己責任論が飛び交っている。後藤健二さんは紛争地の庶民や子供達の実情を世界に伝えてきた。危険を冒さなければ出来ない大事な仕事だ。三人がイラクで拘束された際の、日本を覆った異様な空気を思い出す。自国民を見捨ててしまうような国ではあってはならない」というこのコメントが僕の胸にも響いておりますが、それで色々、ツイッターなんかでもですねこれに関しては色んな情報があるわけなんですけども、田中康夫さんがこういうコメントを言っております。「昨年9月安倍首相はエジプト大統領に『空爆によるイスラム国壊滅を期待する』と述べている。またイスラエルとは武器輸出に関して準同盟国であり、シリアから一番難民が流入する親日国トルコが今回支援対象に入っていない。そういうことを日本のメディアは伝えない #ikushima」*(via 「ミスターK(かず) ‏@arapanman」様のツイートより) というコメントなんですがホントにこの安倍首相がエジプト大統領に空爆によるイスラム国壊滅を期待する、と言ったのかというのをちょっと遡って僕調べてみました。こういう記事です、日経ですね。「安倍信三首相は9月23日、去年です、午後エジプトのシシ大統領と会談しアメリカ軍による、過激派イスラム国掃討を目的としたシリア領内での空爆について聞かれたわけですね。これに、空爆について答えています。「国際秩序全体の脅威であるイスラム国が弱体し壊滅に繋がることを期待する」と述べたという、新聞の記事 *(日本経済新聞web版 2014/9/24) が書いてあるんですが見出しがこれに付いてるんです。見出しは「首相 空爆イスラム国壊滅を とエジプト大統領と会談」と、こういう見方になっちゃうんですね。だからこういう発言をしたと見なされるような発言をしたという事は事実であったということで、この流れっていうかなんで今こういう事になってるのかという、そのプロセスっていうのをやっぱりきっちり報じることはメディアの責任だと僕は思うんですけども、これきっちりやった方が僕は良いと思います。で伊藤俊也さんという方のツイッターのコメントです。「とりわけ今回の安倍首相の中東歴訪でイスラエルにも行って共同声明を出すということが人質に対するイスラム国の対応にどのような影響を与えるのか考えていたのか、政府首脳は想定外と言った、と。何の為に日本版NSCを作ったのか?」と。NSC、要するに日本版NSCが何の役目をはたしていたかという、去年の八月からね湯川遥菜さんはそういう形になってたわけだし、だから去年の時点で色々動いてたとしたら何でこういう事になっちゃったのか?というのは一般国民としては非常に解せないような流れに今なってるな、とつくづく思います。

 

 


吉田照美 飛べ!サルバドール

 

 

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