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2015年04月17日 TOKYO MX 「モーニングCROSS 田中康夫 ホントにダイジャウビ!?日本の国債!?」

クロス 堀潤 黒田東彦 国債依存度 日銀 バーゼル委員会

2015年04月17日 東京MX 「モーニングCROSS - ホントにダイジャウビ!?日本の国債!?」 

 

 

 

◎関連リンク

田中康夫 Official Web site » 15/05月号 田中康夫の新ニッポン論 ㉔「バーゼル委員会」◆月刊VERDAD ‐ベルダ‐

http://www.nippon-dream.com/?p=14237

 

 

[堀潤]さぁ、それでは早速田中さん、テーマの発表をお願い致します。

[田中康夫]はい。「ホントにダイジャウビ!?日本の国債?!」というテーマです。

[堀]あー、なるほど。

[脊山麻理子]はい。最も安全な資産のひとつとして世界各国で保有されているアメリカの国債について、アメリカ財務省は日本が2008年8月以来6年半ぶり中国を抜いて世界一の保有国になったと発表しました。

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[堀]んー、よくね中国のアメリカの国債の保有量っていうのは非常に大きなものなので、まぁ実を言うとアメリカ経済っていうのは中国の経済と非常に密接に関わっている、なんて言われ方をしてきましたが。

[田中]・・・と言われていたんだが、でもまぁ、中国と日本だけでアメリカの国債の4割を持っているんですよ。で、これも本来いびつなわけであってね。じゃぁ、日本は逆にもっと、きちんと友人としてアメリカにも言うべきことは言えなくちゃいけないというところはあります。で、ただ、今申し上げたテーマというのはね、日本の国債は翻ってダイジャウビ!?というテーマなんです。

[堀]今ですね、ちなみにアメリカ国債の保有額は、日本が145.7兆円、中国が、これでも145.6兆円となって、まぁ、気の遠くなるような数字なんですけどね。で、中国は国内の景気減速によって保有を減らしているのに対して、日本は金融機関や個人投資家等が、より利回りの良いアメリカ国債を買い進めていることが背景にあると見られているということで。

[田中]・・・なんだが、つまりアメリカの国債というよりもね、日本の国債というのはご存知のように、国と地方の借金っていうのが1000兆円を超えてるわけですよ。で、これは日本のGDPの2倍以上なのね。

[堀]222%ぐらいですね。

[田中]だから、今の黒田東彦日銀総裁が財務官だった時には、これのまだ半分だったんですよ、GDPに対しての。で、つまり財政破綻は日本は起きないのかなっということなんですね。で、税金を上げる上げないの前に、今、日本は、ある金融庁の幹部が言ってんだけども、目隠しをされて崖を歩いているようなもんで、いつか崖から落ちる、でもそれはいつ起きるのか地震と同じように分からないと。で、これはどういう意味かというとね、じゃぁ、日本の国債は多くの日本の銀行が持っているわけですよね。でもなんで銀行は持ててるかと言うと、団塊の世代を始めとする高齢者の人が預金をしてくれてる、でも、この人達も2025年には75歳になっていくので預金を取り崩していくと。で、そうすると、今、一方で何が起きてるかというとですね、これをご覧頂きたいんですが「財政の中に占める国債の依存度」です。で、ドイツはなんと今年度、いわゆる国債の依存度がゼロになったんです。そしてドイツは、先週も申し上げたけども、過去15年間、日本はGDPが横ばいですが、ドイツは輸出立国、日本も本来そうであったのに、GDPが2倍になっているんですね。

[堀]丁度、先週のオピニオンクロスでしたよね。

 

 

2015年04月09日 東京MX 「モーニングCROSS - またもやバスに乗り遅れるな論!?アジアインフラ投資銀行 AIIB」 

 

[田中]そして、アメリカも財政が大丈夫って双子の赤字と言われてたんですが、国債の依存度は今はもう11.9%なんです。

[堀]そうなんです。アメリカのオバマ政権はですよ、意外と借金を圧縮してたんですね。

[田中]そうなんです。ですからオバマ政権は財政再建を果たして、これから逆に打って出るところなんです。じゃぁ、それに対して日本はどうかというと、国債の依存度は38.2%なんですよ。これはやはり、少し異常ではないのかと。で、もうひとつ大きな問題は何かと言うとですね、この間(2月12日)、経済財政諮問会議黒田東彦日銀総裁が、こんなことはですね翌日にすぐ出るべきことなんですけども、「欧州の一部の銀行は日本国債の保有する比率を恒久的に引き下げると決定をしている」と。

  

黒田日銀総裁、首相への直言(真相深層)2015/4/15 3:30 日本経済新聞 電子版

 

 これは何かと言うと、皆さんご存知のように、バーゼル委員会というのがあります。バーゼルというのは、実は元々、国際決済銀行というのは第一次世界大戦の後に、ドイツのいわゆる、戦争に負けたドイツに対して厳しくあたろうということで作られてわけです。でもこの中には今もう、ドイツも入っている、勿論、日本も入っています。そして今申し上げたように、ドイツはゼロですから、で今何を言ってきてるかというと、各金融機関が国債を持つものに関しての積み立て、資本の積み立て(積み増し)をしなさいということを決めようとしてんです。で、これに対して、いや、日本とかイタリアも入っているから決められないでしょうっていう楽観的な意見もあんだけど、でも、イタリアははっきり言ってほら、ギリシャと同じような国ですからね。で、じゃぁ何が起きてくるかと。じゃぁ、このBIS規制を国際決済銀行バーゼル委員会で決められないんだったら、じゃぁ、ドイツやフランスやイギリスはまずそれをしていきましょうと。そうすると、そういう金融機関が持ってる日本の国債がまず売りに出されていくわけです。

 

[堀]日本の国債が売りに出される最大の理由は何になるんでしょう。

[田中]ですから外国の国債を持ってると、資本の積み立てをしなきゃいけないんだったら、日本はまさに低金利のところだし、どうなのよとこれだけ借金も抱えているしという話になるわけ。

[堀]リスク要因を低減してそこには投資できないということですね。

[田中]で、次に何が起きるかというと、じゃぁ、今までのグローバル・スタンダードってみんな欧米が作ってるわけですよ。で、アメリカも今言ったように、財政再建を果たしてきているから、同様に外国の国債、とりわけ日本の国債を持たないようにしましょうというと、日本の国内の金融機関も高齢者の預金取り崩しで、国債を維持できない。そして外国もそうなる。じゃぁ、外国がそうなったんでBIS規制は作らなくとも国際的に基準値はそうなりますよっていう話になると、日本の国債がどんどん、日本の金融機関も資金の積み増しをしろってことになると売りに出す。

[堀]よく言われる、日本の国債って国内で買い支えているから、外的な要因にはあまり左右され難いから大丈夫だっていう人も結構いますよね。そういった動きに対して海外勢の動きとリスクというのはどのぐらいの距離感を持って考えとけば良いのかというのが、経済論者の方でも随分言う事が違うので。

[田中]でも僕はこれは、黒田さんの言ってる事というのは、極めて正しいわけですよ。だからこれに対して日本は財政再建をどうするのかということはね、2020年って言ってたけど、見えていないので、ここは非常に僕は大きな問題・・・だから黒田さんの今回の危機感というのはね、やっぱりもっとメディアも含めて・・・。

[堀]共有した方が良いと。

[田中]うん。だから資金不足・・・。

[堀]楽観論の方にばっかり傾いて、駄目だよということですね。

[田中]そう。だから、そうするといつの日か資金不足だと言われるから金融機関も国債を売らざるを得ない、日本の国債が暴落をする、そして日本の財政はどうなるのだ、というところは皆さんも一応考えておいて頂きたい。

[堀]そうですね。基本的にはこないだの統一地方選の後もそうでしたけど、政府としてはアベノミクスのリスクについての情報ってのは、ほぼあまり説明をしてないので、その辺りも必要なってくると。ありがとうございました。

 

2015年04月17日 東京MX 「モーニングCROSS 全篇」 

 

田中康夫の「あとは自分で考えなさい。」第86回(無料放送)

 

モーニングCROSS|TOKYO MX

 

 

 

 

 

 

 

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