国際文化会館:田中康夫インタビュー 参院選出馬への決意を語る 2016年06月08日

6/8 国際文化会館にて田中康夫インタビュー 参院選出馬への決意を語る - YouTube

 

 

 

 

[インタビュアー]よろしくお願いします。

[田中]はい、こちらこそ。

[インタビュアー]今日、出馬会見意気込みをひと言頂けますか。

[田中]私は常に自然体でしなやかであるという事で。今日は第24回参議院議員通常選挙東京選挙区で私が出馬を表明する会見です。実はこの国際文化会館というのはですね、今日行うのは岩崎小彌太記念ホールと言うんですが、元々は三菱の岩崎家の土地だったものが戦後国庫に接収されて、でもその時にロックフェラー財団あるいは日本の多くの学者や経済人が日米だけでなくてですね、日本というものが孤立しないで世界のなかの一員として行っていく、それは政治や経済だけではなく、文化あるいは人と人の付き合い、その場として研究者が集う場所を作ろうというのがこの国際文化会館なんです。この建物もですね、ご存知のように上野の国立西洋美術館が今度世界遺産になりますけれども、あの基本設計をしたル・コルビュジエの弟子であった3人の日本の建築家(前川國男・坂倉準三・吉村順三)が共同で設計をしたんですね。これももうできて50数年でだいぶ古めかしくなってきたので、全面的に取り壊してビルにしようという話があったんですけど、その時に、私も会員なんですけども会員の多くが「いや、それは違うだろう」と。日本は何か全部壊すような事を言っているけども、家族であったり地域であったり文化とか伝統というのはお金に換算できないかもしれないけど、それをより良くしていく。つまり今回おおさか維新の会が明確に述べているのもですね「憲法9条は守るんだ」と。そして憲法の良いところはきちんと残して、そしてそのなかで建物も建て付けが悪くなった窓や扉というものを単に耐震構造だけでなくてですね、人の安心や希望の為により良く修繕する。日本では耐震構造、耐震補修と言う。なんか非常に公共事業的言葉がありますけども、ヨーロッパやアメリカではそれをレトロフィットと言うんですね。つまりレトロ、今までの文化とか伝統を残して今の私達の暮らし向きにフィットさせる。その意味ではこの建物はそういう会員の意見の下でですね、補修をして今再びこうやって多くの人が使えるかたちになってるんです。

 

 

 

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私はやはり、日本が孤立するわけではない、そして日本が威張るわけでもなくて、日本が一員として、そして相方が歩むべき道を見失っている時にはそれを助言してあげてこそ良い夫婦であったり恋人であったり親子なのでね、もう一つの国が言う事は全部従ったり、もう一つの国が言う事は全部否定したりという二項対立ではない、多分国内の政治も経済もそういう観点でですね、歩んでいきたいと思ってまして、今日の会見はそれで敢えてこの場所を選んだんですけどね。

 

 

六本木の鳥居坂上に位置する国際文化会館

『33年後のなんとなく、クリスタル』の中にも登場します。
(P141~P142、P145、P179~P181)

 



 

 

  

Amazon田中康夫ページ

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