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2016年09月27日 FM YOKOHAMA「たまらなく、AOR」アーサー・キット/ヴィッキー・ラヴ・ウィズ・ニュアンス/シャノン/レジーナ

FM Yokohama たまらなく、AOR

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昨日から今日へと、
曜日はJST日本標準時で水曜日へ。
一つ、前に進みました。

今週も、ようこそ「たまらなく、AOR」の世界へ。

1970年代半ばから80年代、そして90年代の初頭まで。
私たち、一人ひとりが、光り輝いていた時代の音楽。AOR

それは、所謂「イデオロギー」とは無縁の、
都会的で、洗練された、しなやかなメッセージ。
慎み深いディーセントな誇りを抱いて、日々、
世の中と向き合い続ける貴方の1日の終わりに、
クワイエット・ストームな癒(いや)しを、届けてくれる
「たまらなく、アーベイン」な音色。

AOR
それは、セピア色になりかけていた私たちの記憶のアルバムに、
ささやかだけど、確かな息吹を与えてくれる勇気と希望のメロディー。
それぞれの楽曲を聴く度に、一つひとつの想い出が、ほのかに蘇ってきます。

私たち一人ひとりは微力かも知れない。でも、決して無力な訳じゃない。
今晩は。田中康夫です。
5千枚あまりのYa’ssyレコードコレクションの中から
選(よ)りすぐりの楽曲を
ゆったりと、しっとりとお聴き頂く、
2年目を迎えた「たまらなく、AOR」。
クワイエット・ストームな今夜のプレリュードとしてお掛けするのは1984年、アーサー・キット、I love men。

M1.Eartha Kitt - I Love Men 1984
long ver.

live ver.

1927年生まれ。2008年に81歳で亡くなったアーサー・キット。母親はチェロキーとアフリカ系のDNA。父親はドイツ系とオランダ系のDNAを持つ彼女は、綿花の畑が広がるサウスカロライナ州で生まれます。1950年に映画監督オーソン・ウェルズが「世界中で一番刺激的な女性だ」と銀幕の世界へと誘います。Santa babyという1953年の歌は今でもクリスマスでお聴きになるかもしれませんし、あるいは1955年には『証城寺の狸囃子』をSho-Jo-Ji The Hungry Racoonという風にですね日本語と英語を一緒に掛け合わせて歌っていた事でも知られています。後にベトナム戦争の時、1968年、リンドン・ジョンソン大統領の昼食会で大統領夫人に「自分はこの戦争で心が廃れて、若い子達が反抗するのは無理もないことだ」と述べた事でアメリカでは10年近く仕事が出来なかった。ビリー・ホリデイ反戦家の彼女をリスペクトをしていたアーサー・キット。1984年、ジャック・モラーリのプロデュースです。バック・コーラスにはウーランダ・マックロウも参加をしていました。
続いては二曲。1985年、ヴィッキー・ラヴ・ウィズ・ニュアンスでStop playing on me。そして、1984年、シャノン、Let the music playどうぞ。

M2.Vikki Love with Nuance - Stop Playing On Me 1985

M3.Shannon - Let The Music Play 1984

long ver.

二曲続けて、最初は1985年、ヴィッキー・ラヴ・ウィズ・ニュアンス、Stop playing on me。このニュアンスというのはプロデュースを担当したロン・ディーン・ミラーともう一人、ナンシー・マクドゥエルという人のグループ、まあスタジオ・ミュージシャンですね。そしてこのアルバムはアイランド・レコード系の4th&ブロードウェイというレーベルから発売です。このロン・ディーン・ミラーはペット・ショップ・ボーイズのWest end girls、こうしたもののリミックスも担当してきた人物です。
続いてお掛けしたのが全世界で八百万枚売れた1984年、シャノン、Let the music play。アメリカのディスコ・チャートでは六週連続一位となりました。こちらはフォノグラム・レコード系列のエマージェンシーというレコード、さらにその下にクラブというレーベルが付いております。ブレンダ・シャノン・グリーン、彼女はワシントンD.C.で生まれています。こうした音楽というのはいわゆるディーヴァ系のヴォーカリストですと大仰な感じの歌い方ですけども、非常に無機質なエレクトリック・サウンドの中にしなやかな人間的なぬくもりが感じられる・・・この点がシャノンの魅力かもしれません。
続いては1986年、レジーナ、Baby love。

M4.Regina - Baby Love 1986

long ver.


1986年、レジーナ、Baby loveでした。四月十九日の深夜にお掛けしたレジーナ・ベル、Baby Come To Me、このレジーナ・ベルとは別人で、レジーナ・リチャーズという名前です。ブルックリンで生まれた彼女はレジーナ・リチャーズ&レッド・ホットというグループを率いていまして、ソングライターとして有名なんですね。ただいまのBaby love、1986年のHot100年間でトップ10となってますが、彼女は元々ソングライターで、この曲も本来はマドンナに提供するのを想定して書かれたのですが、レーベルのアトランティックが彼女自身で出そうという形で出ています。そして彼女はこのマドンナを始めとする多くのアーティストのヴォーカルのインストラクター的な役目も果たしてきた、こうした人物です。
今回はディスコからクラブへと移行していく時期の音楽をお届けしてきました。選曲に丸二日間も没頭してしまった今週です。

今夜も私、Ya’ssy田中康夫の選曲でお届けしてきた「たまらなく、AOR
お聴きになりたい楽曲を始めとするご提案は

aor@fmyokohama.co.jp

お掛けしたAORの楽曲をジャケット写真と共に紹介するサイトも、
FM yokohama HPの番組紹介ページからどうぞ。

f:id:nippon2014be:20161013144430p:plain

私、田中康夫の新しい公式サイト http://tanakayasuo.me/  でも
更なる楽曲の余韻をお楽しみ頂けます。

「たまらなく、AOR」。今回のエピローグは、同じくレジーナ、1986年のSay goodbyeです。こちらはケニー・ロジャーズをイメージをして彼女が作った楽曲。非常に幅広い彼女の才能が伺えます。

来週も、火曜から水曜へと、またひとつ、曜日が前へと進む時間帯に、みなとみらい横浜ランドマークタワーから、あなたの元へ、クワイエット・ストームな音色を、お届けしましょう。1986年、レジーナ、Say goodbye。

それでは、また。

M5.Regina - Say Goodbye 1986

I had felt like a fool
Just sitting around
Waiting for changes
And you're so set in your ways
And I've been so blind
In one of my days is
And I know that I've made
The same mistake before
But I can't take the pain again
I won't rearrange again

Gonna say goodbye to what I love
Gonna say goodbye to what we had
Say goodbye to what we've been
Until I take you back again

I should let you go
And who'd ever known
Whether I'm wrong or right
'Cause you're one of those things
I couldn't believe
I'd ever find in life
And I know that I'd make
The same mistake again
But you just don't seem to mind
I've heard it so many times

Gonna say goodbye to what I love
Gonna say goodbye to what we had
Oh, say goodbye to what we've been
Until I take you back again
(Take you back again)

And I know that I've made
The same mistake before
But I can't take the pain again
I won't rearrange again

Gonna say goodbye to what I love
Gonna say goodbye to what we had
Oh, say goodbye to what we've been
Until I take you back again
(Take you back again)

Gonna say goodbye to what I love
Gonna say goodbye to what we had
Oh, say goodbye to what we've been
Until I take you back again
(Take you back again)

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