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2016年11月01日 FM YOKOHAMA「たまらなく、AOR」 リヴィングストン・テイラー&ニック・デカロ特集

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昨日から今日へと、
曜日はJST日本標準時で水曜日へ。
一つ、前に進みました。

今週も、ようこそ「たまらなく、AOR」の世界へ。

1970年代半ばから80年代、そして90年代の初頭まで。
私たち、一人ひとりが、光り輝いていた時代の音楽。AOR

それは、所謂「イデオロギー」とは無縁の、
都会的で、洗練された、しなやかなメッセージ。
慎み深いディーセントな誇りを抱いて、日々、
世の中と向き合い続ける貴方の1日の終わりに、
クワイエット・ストームな癒(いや)しを、届けてくれる
「たまらなく、アーベイン」な音色。

AOR
それは、セピア色になりかけていた私たちの記憶のアルバムに、
ささやかだけど、確かな息吹を与えてくれる勇気と希望のメロディー。
それぞれの楽曲を聴く度に、一つひとつの想い出が、ほのかに蘇ってきます。

私たち一人ひとりは微力かも知れない。でも、決して無力な訳じゃない。
今晩は。田中康夫です。
5千枚あまりのYa’ssyレコードコレクションの中から
選(よ)りすぐりの楽曲を
ゆったりと、しっとりとお聴き頂く、「たまらなく、AOR」。

クワイエット・ストームな今夜のプレリュードとしてお掛けするのは、1974年、ニック・デカロ、Under the jamaican moon。

M1.Nick DeCaro - Under The Jamaican Moon 1974

Stephan Bishop ver.

Leah Kunkel ver.

1938年、オハイオ州クリーヴランド生まれのニック・デカロ。92年に54歳で亡くなった彼。A・O・Rの扉を開けた人、とも言われています。弟のフランク・デカロと共にバンドを組み、そしてこのレコード、74年に出た彼のItalian Graffitiのプロデュースもしているトミー・リピューマ(サックス奏者)、彼とも若い頃から一緒にコンビを組んできています。バーブラ・ストライサンドの70年代の殆どの楽曲を編曲家として支えたニック・デカロ。その他にもドゥービー・ブラザーズライ・クーダーランディ・ニューマンジェイムス・テイラーレオン・ラッセルリッキー・リー・ジョーンズ・・・名前を挙げれば数限りない方です。この番組でも3月22日に、このItalian Graffitiの中からWhile the city sleepsをお掛けしています。今お聴き頂いたUnder the jamaican moonはスティーヴン・ビショップ、彼の楽曲は3月29日にOn and onをお掛けしてますが、その彼と(ラス・カンケルの妻の)リー・カンケルとの曲です。
続いてもニック・デカロ、1974年、Happier than the morning sun。そして、そのニック・デカロがプロデュースをした1978年、リヴィングストン・テイラー、Train off the track。どうぞ。

M2.Nick DeCaro - Happier Than The Morning Sun 1974

Stevie Wonder ver.

M3.Livingston Taylor - Train Off The Track 1978

トミー・リピューマが主宰していたブルー・サム・レーベルからItalian Graffitiを発表したニック・デカロ。74年、Happier than the morning sun。これはご存知のようにスティーヴィー・ワンダーが、R&B歌手からいわゆるナショナル・アーティストとなっていくきっかけとなった楽曲のカヴァーです。そしてそのニック・デカロがプロデュースをしたリヴィングストン・テイラー、1978年、Train off the track。ご存知のようにリヴィングストン・テイラージェイムス・テイラーの弟、いわゆるテイラー・ファミリーの三男坊であります。元々、彼は非常に多彩な才能があって、いわゆるサザン・ロック的な音楽というものをキャプリコン・レーベルで行っていました。その後、エピックに移籍をしての最初のアルバムがこの『三面鏡』、3-Way Mirrorと呼ばれるアルバムで、L.A.の録音であることもあって、そしてまた、ニック・デカロのプロデュースということもあって、まさにA・O・Rであります。ニック・デカロはバック・コーラスにも参加をしています。
続いてもリヴィングストン・テイラー。同じアルバムから1978年、Going around one more time。そして、1980年、Ready set go。どうぞ。

M4.Livingston Taylor - Going Around One More Time 1978

M5.Livingston Taylor - Ready Set Go 1980

ボストン生まれのリヴィングストン・テイラー。1978年、Going around one more time。プロデューサーのニック・デカロアコーディオンも弾いて参加をしている楽曲。そして、昨年の10月20日にリヴィングストン・テイラー、First time loveという曲をお掛けしています。この楽曲も収録されていたのがMan's Best Friend。まあ、ホントに寛いだリヴィングストン・テイラーが可愛らしい、ロッタとはまたちょっと雰囲気の違う犬と一緒に並んでカウチに座ってる・・・そのアルバム。プロデューサーはジェフ・バクスターです。その、1980年のReady set goをお掛けしました。

今夜も私、Ya’ssy田中康夫の選曲でお届けしてきた「たまらなく、AOR
お聴きになりたい楽曲を始めとするご提案は

aor@fmyokohama.co.jp

お掛けしたAORの楽曲をジャケット写真と共に紹介するサイトも、
FM yokohama HPの番組紹介ページからどうぞ。

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そしてRadikoのタイム・フリーでは来週まで一週間、番組を再び味わって頂けます。

詳しくは更なる楽曲の余韻もお楽しみ頂ける、私、田中康夫の新しい公式サイト http://tanakayasuo.me/  をご覧下さい。

「たまらなく、AOR」、今回のエピローグは冒頭に続いてニック・デカロ、1974年、Wailing wallです。この曲は皆さんご存知のトッド・ラングレン、アメリカン・ロックの旗手であり、シンガー=ギタリスト=ソングライター、プロデューサーでもあるこの彼の、エルサレム嘆きの壁、Wailing wallと題した楽曲で今夜はお別れです。

来週も、火曜から水曜へと、またひとつ、曜日が前へと進む時間帯に、みなとみらい横浜ランドマークタワーから、あなたの元へ、クワイエット・ストームな音色を、お届けしましょう。1974年、ニック・デカロ、Wailing wall。

それでは、また。

M6.Nick DeCaro - Wailing Wall 1974<

Todd Rundgren ver.

There's a grand old maid across the sea
So the story was recalled to me
And from dawn 'til dark, you hear her call
Down in front of the Wailing Wall
And she cries all day, so sad and alone
'Til someone comes along and leads her home

Nobody listens, and nobody seems to care
But everyday, you'll find them there and
Kneeling down for sadness sake
Crying just as though their hearts would break
And from dawn 'til dark, you hear them call
Down in front of the Wailing Wall
And they cry all day, so sad and alone
'Til someone comes along and leads them home

You know I don't listen, and you know that I don't care
But everyday you'll find me there and
Kneeling down for sadness sake
Crying just as though my heart would break
And from dawn 'til dark, you'll hear me call
Down in front of the Wailing Wall

 

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