田中康夫の「だから、言わんこっちゃない!」Vol.240『助言・諫言・提言なのに聞く耳持たず(涙) 墓穴wというニッポンの「出口戦略」。』

◎日本政界の不祥事に関して輸入したい物リスト

田中康夫の「だから、言わんこっちゃない!」Vol.240『助言・諫言・提言なのに聞く耳持たず(涙) 墓穴wというニッポンの「出口戦略」。』と題してお届けをいたします。
出口戦略、黒田東彦日銀総裁は出口戦略をまだ考える時期ではない、と何年間おっしゃっているのでございましょうか、という中で我が国の出口はですね、経済も出口戦略が見えてこない、働き方改革も出口戦略が見えてこない。税金もですね、税制改革も出口戦略が見えてこない。そしてさらには朝鮮半島問題に関しても出口戦略が見えてこず。出口戦略が見えてこないのにですね、置いてけ堀、日本の外交と経済ではないかと3月8日の日にモーニングCROSSで申し上げますとですね、ワラワラワラワラなんかのように湧いてきてですね、何お前は言っているんだと、お前はどんな方策があるんだ、と。今の方策ではダメだという事を私が申し上げてきたのに、結局出口はなんと自分で墓穴を掘って出口を作り出してしまったというのが現在の日本ではなかろうかと思います。そして出口を作り出したのは朝日新聞なのではなくて、実は朝日新聞の外報部というか外信部というものは未だにですね、これだけの朝鮮半島のドラスティックな変化に関してソウル支局長を務めている牧野何某さんという方を筆頭にですね、全く分かっていないという、日本は上も左も右も下も全部判ってないという状況ではなかろうかと思っておりますので、本日はですね、置いてけ堀が「実はこれが独自外交だ独自経済だ」と言っている日本の悲しみをちょっとお届けをいたしたいと思います。

3月8日にお届けをしたですね、モーニングCROSSの内容、これはまた日を改めて、今日は日曜日(3月11日)でございますが予定としては木曜日の日(✽予定変更で3月14日(水))にゆっくりとフリップを見せながらお伝えをして参ろうと思います。で、今回最も呆れたのはですね、説明責任や立証責任は朝日新聞にあると言ってる人たちがですね、ネトウヨ君だけでなくてですね、なんと今までパヨクではないかと呼ばれていたような人たちまで同様の事を述べたんでございますね。どうもこれこそが私や浅田彰氏がですね憂いているアルゴリズムな日本という、形式知に陥っている訓詁学派のようになっているという事ではないかと思います。だって皆様、あれでございますよ、山本一郎さまとかね三浦瑠璃さまとかね、その辺の人がですね、朝日が文章を出せというのはまだ分かるわけでございますけど、

二木啓孝さままでおっしゃってたという事でございまして、元日刊ゲンダイ朽ちたりという感じでございますし、

橋下徹さまや東国原さまや舛添要一さまという楽隠居なさっているような方はともかくといたしましてですね、あと、リフレ派の方々が皆さまこのようなご発言をされていたようでございます。高橋洋一さまとかですね、あるいは池田信夫さまとかですね、

あるいは、まあなんでございますか飯田泰之クンとか、私が昔ご飯をご馳走してあげたのにね、もう少し学べばよかったと思いますけど、あと宮崎哲弥さまという、まあアクセスに彼を出してみたらって言って芽が出てきたという方でございますが、そういうヤッシーは見る目があり過ぎたのかもしれませんけども。

今回、非常に思ったのはですね、どういう弁護士なのかよくわからない八代英輝さんと言うんですか、あるいはですね北村晴男さんとかですね、その他誰か弁護士もいましたっけ。

この手の人達が説明責任が朝日にあるとおっしゃったって事は、彼らは刑事事件や民事事件と勘違いしてると思うんですね。民事事件は訴えた側がこういう理由でこういう証拠があると言わなきゃいけません。刑事事件も検察がその人間をしょっぴいて調べるときには警察側も検察側も、起訴するに至ってはそれの立証の責任があります。今回は報道なわけでございます。そしてもう7割以上の国民の人が変だなぁと思っていて、変だなと思うけど腑抜けの野党がうーだら言ってるので野党もこの問題だけしか言えないんじゃない、もうちょっと違う事言えないのって思う時に、朝日新聞の記事がドカンと出たわけでございますね。でもこれはやっぱり、朝日新聞はある意味じゃ確信犯的で、これに対して安倍さんにfacebookで惨めなもんだって言われたから、

警察や検察のようにメンツ主義で言ってんのかなと、早とちりした人たちがいたようでございますけど、おそらくこれはですね、まさに社長までいったかどうか判らないけどかなりの部分まで入念に調べて載せたという事です。情報源の秘匿というのは、これはもう古今東西、アメリカにおいてもイギリスにおいてもですね、ワシントン・ポストウォーターゲート事件の時だって、これのディープ・スロートが誰だったかという映画「ザ・シークレットマン(*ザ・シークレットマン - Wikipedia)」が今公開されていて、ヤッシーも先日CSで映画評をいたしましたけれども、古今東西どこでも情報源の秘匿というのはメディア(では当たり前)です。その代わりメディアが胡坐をかいちゃいけないという事で、日本のメディアは一緒にご飯を食べるだけの胡坐のかき方だったという事なんでございまして、どうもこれ、弁護士の人ってのはやはり勘違いをしてるんじゃなかろうかという気がいたしますですね。

でまぁ、その八代なんとかさんに至っては、昼間の番組でうーだら言って同じ弁護士の資格も持ってるけど元財務官僚の山口真由さんがですね、山口さん、別に財務省に勤務をしていたからって事ではなくて、それは違うでしょとやんわり言っていたのに全く分からなかったという事なんだそうでございます。その他なんか色々いらっしゃったかもしれないので、後ほど下の方に名前を付けておきましょうか。あとそうですね、もう上念司さまなんていう勝間和代さまの懇ろなパートナーに至ってはわけ判らない事を色々おっしゃって、出て参りました。

嘘八百田尚樹さまもおっしゃってたんですね。

 あるいは田中秀臣さんて経済学者の人、あるいは田上嘉一さんまでね、私も一緒にご飯を食べてる、モニクロにも出てる、彼まで朝日新聞に説明責任があると、立証責任があると。

どうもこの法律家っていうのは頭でっかちで勘違いしてんじゃなかろうかなと。あとは同じくご飯、結構私、ご飯をご馳走してるんですね、有本香さまというなんだかわけわからない、登山家の野口健さんが一緒に連れてきたんで、仕方なく帰すわけにいかなくてご飯をご馳走したという方でございますけども、まぁその他まあ、元経産省に居た宇佐美典也とか石川和男さんなんていうのはまあ・・・、あと菊地誠さんなんてのがおまけのようなもんだと思います。

今回の大きな問題は、私がここまでお話ししてくると、お前また何言ってるって言ってる方がいますけれど、私はずっと現政権に関してはきちんと助言や諌言(かんげん)、諌める言葉、そして提言をしてきたわけでございます。だって客観的に皆さんが考えて今自民党の中に政権を担える人がいますか?まあそれは岸田さんとかいらっしゃるかもしれません。あるいは、まあ驚いた事にですね安倍さんと一緒にご飯を食べながら、一年も前からですね石破茂さんと安倍政権ここが問題などという連続対談をやっていたという、まあ香ばしい三浦瑠璃さまという方もいらっしゃいますけれども。

 

【特集その2】三浦瑠麗が近畿財務局職員の自殺に「人が死ぬほどの問題じゃない」…冷酷発言は安倍政権の改ざん矮小化のため?「名誉白人なダッチ=オランダ人形」三浦瑠麗ちゃま

◎三浦瑠麗ちゃま特設サイト(予定)⇒

 

三浦瑠麗氏の「スリーパーセル」発言に対するこたつぬこ氏の反論と指摘 ツイッターモーメント

北朝鮮「スリーパー・セル」を恐れる必要はない グレン・カール Newsweek

◎めんこいオランダ人形とは

オランダ人形 | tamiser blog

http://miki3.hobby-web.net/ningyou/orannda2.html

やはり真の友人であるならば相方が歩むべき道を見失っているときにはきちんと助言をしてあげる、これが諌める諌言であり助言であり提言であろうかと思います。「働き方」改革とか革命という言葉はあまりにですね、保守が使うのは如何か、本当の保守がどうかっていう問題もありますけども、

この問題に関しても随分、私は具体的な事を申し上げて参りましたし、朝鮮半島問題に関しては皆さんご存知のように、一貫して対話の道に行くだろうと、まぁここまで早くいくかどうかって事はともかくとして、と(昨年9月段階から)言っていたわけですね。

なのにこういう事を言うと、お前は自民党ディスるのかと安倍さんをディスるのかみたいな事ですね、当の自民党の中の人まで言うと。理解される方はいるんですけどこういう方は逆にですね、今自民党のなかでシュンとされている。少なくとも名前を書いてもらってですね当選して来たならば、ちゃんと私と同じ意見をきちんと述べていただきたいという気がいたしますけども、いずれにしても助言・諫言・提言というものを聞くという事をしなくちゃいけません。どんなに素晴らしいレストランでもですね、否、従業員となあなあにしている、そしてお客さんから何か言われた、お客さんは自分に特別なサービスが欲しいと思って言ったわけではなくてですね、こういった事を他の方にも、あるいはまだ若い方あるいはお年を召した方にも同じようなサービスとか応対をしたら違うんじゃないですかって言ったつもりなのに、ウちにケチをつけるのか、ウチはこんなに評価されているぞというところは必ず、中からシロアリに食われてってしまうわけでございますね。厳しいかもしれない、体罰はもちろんいけません、でも厳しく指導をしてこそですね、良い料理や良い接客ができればお客様に喜んで頂いてチップの額も増えるわけでして、中でなあなあの形をしていてお互いにですね、助言・諫言・提言するところは言わない、見ざる・聞かざる、そして他の意見の違う人に対してはディスり猿という形ではですね、これは内部崩壊をしてしまうわけでございます。

という事でですね今回の問題、日銀の問題も労働の問題も税金の問題も、そして半島の問題もですね、ある意味では非常に日本は、以前に私はインド=パシフィックという言葉をドナルド・トランプ氏が去年使ったときに、

これはまさにインド・中国・アメリカ、そして部分的にオーストラリアに協力してもらおうという、新たな彼の戦略であって、その考えの点においてはですね、一見異なる意見のように見えるかもしれないレックス・ティラーソン国務長官やですね、ジェームス・マティス国防長官も同じ方向性で動いているという事を述べて参りました。去年の8月1日に、私たちは北朝鮮の体制を崩壊させるつもりはないと、北朝鮮の体制転換を求めているわけではないという事をレックス・ティラーソン氏が会見で述べたときに、日本は皆、懐疑的な言い方をしました。でも私はこれはですね、大変な事を述べたんだなと思って、そこからまあ注目をしていたわけでございます。

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別に自慢をするわけではなくて、ごく普通に考えていれば当たり前の事であります。3月9日の金曜日の日に、まさに5月までにですね米朝対話を行うと言った時にですね、時事通信は「日本政府置き去り懸念」と、「電撃発表寝耳に水」というタイトルを付けました。これはまさに(電撃発表前日の)8日の朝にですね、ヤッシーが番組で言ったのと同じ事であります。にもかかわらず、今回の森友問題を追及してきたはずの朝日新聞に至るまでですね「非核化、見えない道筋」などというネガティブなタイトルを付けているという事は、

非核化が見えない道筋とディスる前に、日本はですね、出口戦略見えない道筋のままであります。景気浮揚も見えない道筋のままです。高齢化社会も見えない道筋のままです。働き方改革も見えない道筋のままです。私は私なりにですね、ささやかだけども、確かな事を実現するためにいくつかの助言をこのメディアだけでなくてですね、(安倍晋三さんや菅義偉さん、あるいは二階俊博幹事長に)直接にもお話をして参りました。ですからそうした助言・諌言・提言、私が絶対なのではなくて、耳に痛い事も聞くという事をするという事がリーダーシップであり、それはまさにですね、中曽根康弘さんもそうであったと思いますし、福田康夫さんも当然そうでありました。この事のツケというものが今回、なんと出口戦略がないのに気が付いたら自分で穴を掘ってた墓穴戦略だったという事になってはいけないんじゃないのか。そしてこれはですね、トカゲの尻尾切り、トカゲはシッポが切られても再生をしてくるわけでございまして、トカゲの頭ごと変えるのではなくて、トカゲの頭ごと意識をみんなで変えていくと。これは一億総懺悔という事なのではなくてですね、行わねばですね、今、政局だなどと言ってんのは、次のどのような政治の体制にするかなどという愚かな話ではございません。今、この時間も働いている人たち、学んでいる人たち、暮らしている人たちの為にですね、トカゲ全体の意識を変えるという事が大事なので、この点をですねきちんと述べているメディアはどこなのか、そしてその意味においてもう一度朝鮮半島問題をどうを捉え直すべきなのか、色眼鏡ではないトンボの目という複眼をどう保つかという事を今週お話しして参ります。

田中康夫YouTube公式チャンネル「だから、言わんこっちゃない!」

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