2019年8月24日 TBSラジオ ナイツのちゃきちゃき大放送 地元にカネが落ちないダム建設と同じバキューム産業がカジノ🎰 十年先のニッポンを見抜く横浜港運協会⚓藤木幸夫会長の諫言❣ ゲスト 田中康夫

 [田中]横浜のカジノの件ね、藤木幸夫(横浜港運協会会長)さん。これはもう、藤木さんは大変に優秀で「カジノ作ったって、全部アメリカとかシンガポールの会社に金行っちゃうだろ」って。ダムと一緒なんですよ。これ、私のホームページで去年(藤木さんと)対談させて頂いたんで。「7割国がお金出すから3割しか地元は払わなくて良い」って言うけど、8割のお金はゼネコンに行っちゃうわけよ、ダムの場合も。だから地元持ち出し。今回の場合には「地元の雇用が」って言うけど、「違うでしょ」って。だから彼が言ってるのは、「ギャンブル依存症とか言うけど、そんなこと言ったらいろんなギャンブル、公営ギャンブルも競馬から競輪からあるじゃない。もっと言うとパチンコのお金ってのもその税収はみんな国に行っちゃってるわけですよ。監督官庁は警察庁でしょ、これやっぱりね、パチンコ屋さん全国に一杯あるんだ。良い悪い別として地域に密着してるんだ。そこの税収がちゃんと自治体に行くようになれば、過疎なところだってパチンコ屋さんあるでしょ、みんな国に行っちゃう。そして今度の場合はアメリカに金行っちゃう。それは違うだろ」と。だったら横浜の場所にもっときちんとした、彼が言ってるのは…。
[塙宣之]それ以外(の場所)でも誘致できますからね。
[田中]彼は「豪華客船が来て、そういう人たちが楽しめる場所にする」と。あと、「展示場を作りましょう」と。ビッグサイトでも世界で77番目なんですよ、あの面積は。だから中国だけじゃなくてヨーロッパとかアメリカはみんな展示場が大きい。「展示場って皆さんが来るし、会議もあるし宿泊もするし家族も来るし、そして車を使うし雇用も生まれる」と。「ずっと永続的だ」と。オリンピックとか万博ってその時期の後、かならずリバウンドになっちゃうじゃないですか。「そういうことじゃない、永続的な横浜にしよう」って彼は言ってるの。
[土屋伸之]なるほど。
[田中]ところが(林文子)市長は、「いやいや、横浜は人口が減っていくから税収が減りますから」って、全国、人口が減ってってんだよ(笑)。「だからオンリーワン・ファーストワンのモノを作ろう」って彼は言ってるの。是非、私のホームページを見てください。藤木幸夫さんてのは大変な人物です。

2018年7月28日 TBSラジオ ナイツのちゃきちゃき大放送 🇺🇸周回遅れな島国ニッポン🇯🇵不毛なカジノ是非論争🎰Part 2 ゲスト 田中康夫

2018年7月27日 TOKYO MX モーニングCROSS 田中康夫 今回のIR構想の痛さを判りやすく解説👯周回遅れな島国ニッポン🇯🇵不毛なカジノ是非論争🎰 オウム真理教残る6人の刑執行 文科省に集中?官僚逮捕

8月23日Vol.580 人類最古の職業は泥棒・娼婦と博徒!だからカジノYES or NOの短絡思考でなく地元にカネが落ちないダム建設と同じバキューム産業がカジノ!十年先のニッポンを見抜く横浜港運協会 - YouTube

藤木幸夫氏インタヴュー 神奈川新聞 2018年07月18日

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[田中康夫]横浜のカジノの件ね、藤木幸夫(横浜港運協会会長)さん。これはもう、藤木さんは大変に優秀で「カジノ作ったって、全部アメリカとかシンガポールの会社に金行っちゃうだろ」って。ダムと一緒なんですよ。これ、私のホームページで去年(藤木さんと)対談させて頂いたんで。

田中康夫 公式サイト「不毛なカジノ是非論争を超えて」まとめ

「カジノ」は街を滅ぼす!「異次元の劇薬」ではなく、持続可能な経済効果を!

横浜(ハマ)の首領藤木幸夫氏(88)怒りの激白
「サンデー毎日」9月9日号

7月に「カジノ実施法」が成立した。観光立国と地域経済の盛り上げが喧伝されるなか、「横浜の首領」と言われる藤木幸夫・横浜港運協会会長が、「カジノは街を滅ぼす」と立ちはだかった。
都市の自律的な発展を思考してきた田中康夫氏が、藤木氏に訊きながら、カジノ問題の本質に迫る―。

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「カジノ」は街を滅ぼす!「異次元の劇薬」ではなく、持続可能な経済効果を!

横浜(ハマ)の首領藤木幸夫氏(88)怒りの激白 「サンデー毎日」9月9日号

7月に「カジノ実施法」が成立した。観光立国と地域経済の盛り上げが喧伝されるなか、「横浜の首領」と言われる藤木幸夫・横浜港運協会会長が、「カジノは街を滅ぼす」と立ちはだかった。 都市の自律的な発展を思考してきた田中康夫氏が、藤木氏に訊きながら、カジノ問題の本質に迫る―。

 

「臨海部を活性化する上で有効だ」。 「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」=「カジノ解禁法」が成立したのは今から1年9ヶ月前。「横浜市、臨海部再開発に弾み カジノ経済効果6000億円 雇用創出6万人超」の見出しで、「産経新聞」は冒頭の横浜市長のコメントを紹介し、「財界からも“ラブコール”」、「横浜の観光客は日帰り客中心だがカジノ導入で滞在型観光になる」と報じました。 「統合型リゾート(IR)整備推進法」とも呼ばれる同法に続いて今年7月には「カジノ実施法」=「特定複合観光施設区域整備法」も国会で成立。因みにIRとはIntegrated Resortの略号。企業が経営状況や財務状況を発信する「投資家向け広報」Investor Relationsとは異なります。 既に昨年3月に設置の「特定複合観光施設区域整備推進本部」は、「観光立国ニッポン」の“意気込み”を体現するかの如く、全ての国務大臣が構成員。本部長は内閣総理大臣。猛暑を超える酷暑が不可避の時期に敢行される2020年東京オリンピックに続く「同調圧力」です。 こうした中、横浜港運協会の藤木幸夫会長は昨年来、「カジノは街を滅ぼす」と警鐘を鳴らし続けています。7月18日には協会主催の公開講演会を開催し、「山下ふ頭開発基本計画」で横浜市が謳う「ハーバーリゾートの形成」にカジノは不要と高らかに宣言。 米寿を8月18日に迎えた藤木さんは、「悪い波を止め、自分たちの街は自分たちで護るのが『波止場』の心意気だ」と語ります。父親の幸太郎氏が1923年=大正12年に興した藤木組が前身の、船内や沿岸、倉庫の荷役等の港湾運輸事業を手掛ける横浜市中区北浜通の藤木企業にお邪魔して、「コペルニクス的転回」として注目を集める一連の発言の深意を改めてお聞きしました。          

藤木 今の政治も経済も、リーダーと称する方々があまりにもお粗末で、その日本に住んでいる横浜市民の私は、果たして日本という国がこれからも存在し続けるだろうか、と懸念しているんです。 昭和20年に戦争が終わって、憲法と同時に地方自治法が昭和22年に施行された。セルフ・ガバメント。当時17歳の私にとって、それは仰ぎ見るシャンデリアでしたよ。今度は県知事を住民が選べるのか。国から派遣されるんじゃないんだ。市長もそうだよ。いやぁ、えらいことになったなという感じです。昭和27年には平和条約も結ばれた。 でも、それは“占領下の泡”だったんですね。逆に今、地方自治法によって、どれだけ地方が害されているか。どれだけ中央政府が地方自治体を舐めているか。矛盾があちこちに出てきているんです。

田中 東京で生まれた僕が思春期を過ごした信州で県知事に就任した今から18年前、それまでの53年間で公選知事は僅か3人。5期務めた前任者は旧自治省出身でした。現在47都道府県知事の6割は霞ヶ関の官僚出身です。県庁職員出身者も含めれば7割近い。

藤木 トランプさんに「頼むぜ」と肩叩かれて「はい」と応えたのがカジノです。ファーストネームで呼ばれて、舞い上がっている。周囲も忖度どころか、おべっか使いな人たちが中央政府に集っている。カジノの問題を捉えて話を出す場合に、その前後の姿、それを扱っている日本の政治の自律性のなさ、それは何なんだ、というところから始めなきゃならない。 小泉チルドレンから始まって小沢チルドレンとか色々ありましたが、今やチルドレン以下じゃないですか。そういう人たちがワッショイ、ワッショイと決めたもの、それがカジノなんです。そんなものを持ってこられたら、我々の現場にゴミを捨てられるようなものだから、住民の1人として反対する。そんなゴミは捨てないでくれと。

田中 成る程、言い得て妙ですね。

藤木 コンテナ船が着岸する本牧ふ頭、大黒ふ頭、南本牧ふ頭を中心に国際戦略港湾として充実を図る中で、在来型貨物船向けに高度成長期の前半に整備された山下ふ頭の利活用が議論となっていてね、そこに降って湧いたのがカジノだ。でも、カジノが市民の暮らしに貢献できるかい?

田中 大王製紙創業家三代目の井川意高(もとたか)さんはご自身の体験を踏まえて、「日本のIR法=カジノ法は童貞と処女がAVの脚本を書いてるレベル。(百戦錬磨な海外のカジノ運営業者にとって)赤児の手を捻(ひね)るようなものだ」と語っています。

藤木 IR法は本来、統合型リゾートを整備する法律でしょ。どうしてカジノ一辺倒になるんですか。 山下公園に隣接する47万平方メートルの山下ふ頭は、海に面した絶好のロケーションだ。マッターホルンの山裾のツェルマットでは、住民が主体的に観光施設の運営を担っている。横浜でも港湾人の我々が、世界で初めて海からアクセス可能な25万平方メートル規模の国際展示場を民設・民営で設けようと。中長期滞在型のチャーミングな宿泊施設も用意すれば、ビジネスチャンスを求めて国内外から多くの人々が家族連れで訪れるハーバーリゾートとなる。          

「海外からのお客を増やす策として、東京の更なる魅力を付ける為にもあってもいいと思う」とカジノ誘致への色気を都知事が語る東京都港湾局のHPには、「合法カジノ」設置国は全世界に140ヶ国と記されています。思えば作家のフョードル・ドストエフスキーは、賭博に嵌(は)まる自身の性状が、不朽の名作『罪と罰』『賭博者』を生み出しました。泥棒と娼婦という人類最古の職業の一群に、博徒(ばくと)も連なるのです。 実際問題、日本には公営ギャンブルが幾つも存在します。中央競馬は農水省、地方競馬は総務省、競艇は国交省、競輪とオートレースは経産省。監督官庁から天下りが送り込まれ、全国で1万店舗を超えるパチンコパーラーも同様に警察庁が所管しています。カジノにだけ目くじらを立てるのこそ、時代錯誤な「矯風会(きょうふうかい)」的発想だよ、と推進派が主張する所以(ゆえん)です。 英語で賭博はギャンブリング。博徒はギャンブラー。実は和製英語のギャンブル。その「カジノ」には2種類存在するのです。ヴェネチアやバーデン=バーデンに象徴される「サロン」としてのカジノ。マカオやバクーに代表される「マネーロンダリング」としてのカジノ。 ヴェネチアの運河沿いで1963年から営まれる、ジャコモ・カサノヴァも繁く通った世界最古のカジノは、歴史の年輪を感じさせる落ち着いた佇まい。ドイツの黒い森の一廓の、街の名前のバーデン=バーデン自体が“入浴=沐浴(もくよく)”を意味する温泉保養地のカジノも250年以上の歴史を誇り、「世界で最も美しい」とマレーネ・ディートリッヒが称揚した時空です。 返還後もスタンレー・ホー氏の一族が君臨するマカオは一時期、「賄賂社会」として知られる中国の高官を経営者が「接待」する場として活況を呈しました。ディーラーと呼ばれるスタッフと示し合わせて、自分が、或いは雇った「プロ」が敢えて負けて、「合法的」な資金洗浄を完遂です。が、好事魔多し。習近平国家主席が手綱を引き締めるや閑古鳥が鳴いています。 以前に僕が訪れたアゼルバイジャンのバクーに雨後の筍の如く誕生したカジノも、シロヴィキと呼ばれるロシアの高官をオリガルヒと呼ばれる富豪が「接待」する場として『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』に登場しています。 「明るい北朝鮮」とも評される「開発独裁国家」シンガポールで朝鮮労働党の金正恩委員長が足を伸ばした、ドナルド・トランプ大統領の盟友シェルドン・アデルソン氏が経営するマリーナ・ベイ・サンズとて、スロットマシンに興ずる観光客のみで「採算」が取れる訳もないのです。 にも拘(かかわ)らず、「シンガポールのIR、半端ないって。敷地面積で5%に満たぬカジノが全体の80%もの売上を稼ぎまくる」と口角泡を飛ばす面々のみならず、日本政府の官邸HPにも「シンガポールではIR開業後4年で国全体の観光客数が6割、観光収入が9割増加」と記されています。 シンガポール、マカオに加えて推進派が喧伝(けんでん)する“カジノ三大都市”の「本家本元」はラスヴェガス。19世紀半ばに一攫千金(いっかくせんきん)を西海岸に求めたゴールドラッシュの中継点としてネバダ砂漠に忽然(こつぜん)と誕生した街は、1973年の為替レートで約5億円を浜田幸一(ハマコー)氏が擦(す)った往時とは一変。 世界最大の全米家電見本市=CES、IBMの人工知能ワトソン、アップルの新製品発表会等々。同僚や家族と共にミーティング(会議・研修)、インセンティヴ・ツアー(報奨旅行)、コンファランス(大会・学会)、エキシビション(展示会)、即ちMICEに参加する人々が、バリー・マニロウを始めとするアーチストのショーを楽しんだ後にカジノへも足を運ぶ「ファミリー・デスティネーション」の街へと変貌しました。 そのラスヴェガスの昨今の収益構造はカジノ40%、ショー&イヴェント30%、飲食&ショッピング15%、宿泊15%。カジノ65%の一本足打法で失速気味のマカオとは異なります。          

藤木 お台場の先の東京ビッグサイトは、10万平方メートルにも満たないんだってね。日本最大の展示場が世界では77位と聞いて、情けなくなったよ。

田中 47万平方メートルのハノーヴァーを筆頭に、上海、フランクフルト、ミラノ、広州、昆明(こんめい)、ケルン、デュッセルドルフ、パリ、シカゴ。幾つか僕も訪れたことがありますが、見本市会場面積ベスト10は何(いず)れも25万平方メートル以上です。景気のリバンドを伴う「一過性」の東京五輪や大阪万博と違って、MICEは経済効果の「恒常性」を創出しますから。

藤木 宿泊・飲食・運送・観光と多岐に亘(わた)って、多くの雇用を地元に生み出すからね。 今、世界を見ると、金を持っている奴の勝ちという金融資本主義。まだ金融だけで止めておけば良いんだけど、金融の後に「マフィア」という単語が付くんだ。金融マフィア同然の連中が跋扈(ばっこ)して、それを多くの国の政府がウェルカムしている。嘆かわしいね。カジノ客は海外からという計算は、現実と違うだろう。日本の「タンス預金」を狙っているのは明らかだ。 唐突に聞こえるかも知れないが、1917年にロシア革命が起きて、今年は2018年でしょ。“資本主義”とは資本が元金で、主義というのはやり方。だから、元金をどうやって増やすか、それしか頭にない連中は、汗をかいて利益を上げたのと、人を騙して利益を上げたのと、その見境が付かなくなる時期が来る。それが資本主義と組む怖さだ、と(ウラジミール・)レーニンは言ってるんです。 だから皆、平等でいこうと美しいことを言ったものの、結果は伴ってないから、あまり彼を褒める訳にはいかないけどね。でも、101年経って、それが私たちの目の前に現れてしまっている。その中で、市民全体の将来を考えるのが、波止場で働く港湾人の使命だ。 今回も中央政府は、山下ふ頭にカジノを持ってきたらどうか、と考えている。しかし港湾人としては、あの場所を賭博場にされては困るんです。ただ、反対、反対と言ってるだけじゃ詮方ないから、それで上海や広州に引けを取らない見本市会場を中心としたMICEを展開して、市民の暮らしに貢献しようじゃないか。横浜港運協会の会長として、そう考えているんです。         

実は幕張メッセも東京ビッグサイトも、「国策」東京五輪メディアセンター等に用いる準備で来年4月から20ヶ月、利用不可。その「ビジネスチャンス」を虎視眈々と狙う中国と韓国。見本市という事業は、場所が移ったら、もう戻ってこない。これぞ嘘偽りなき「国難」です。にも拘らず、日本のメディアは一向に取り上げません。 藤木さんは横浜エフエム放送の社長も務めます。設立時、県域FM放送局は県名を社名に用いよ、と行政指導する旧郵政省に対し、「いや、世界的に知名度のあるYOKOHAMAでなきゃ、俺は降りる」と凄(すご)んだ武勇伝の持ち主。 僕自身が選曲とお喋りを担当する音楽番組「たまらなく、AOR」を3年前から担当しているご縁で幾度か謦咳(けいがい)に接する度、彼こそは「イデオロギーを超越した国士」と呼び得る俊豪(しゅんごう)だと感銘を受けます。 「雇用と活力を地元に生むのは、他国に伍する規模の見本市会場だ」。「コペルニクス的転回」を訴える“横浜愛”の深意が、真っ当なる市民・国民の心に届く事を願ってやみません。

[田中]「7割国がお金出すから3割しか地元は払わなくて良い」って言うけど、8割のお金はゼネコンに行っちゃうわけよ、ダムの場合も。だから地元持ち出し。今回の場合には「地元の雇用が」って言うけど、「違うでしょ」って。だから彼が言ってるのは、「ギャンブル依存症とか言うけど、そんなこと言ったらいろんなギャンブル、公営ギャンブルも競馬から競輪からあるじゃない。もっと言うとパチンコのお金ってのもその税収はみんな国に行っちゃってるわけですよ。監督官庁は警察庁でしょ、これやっぱりね、パチンコ屋さん全国に一杯あるんだ。良い悪い別として地域に密着してるんだ。そこの税収がちゃんと自治体に行くようになれば、過疎なところだってパチンコ屋さんあるでしょ、みんな国に行っちゃう。そして今度の場合はアメリカに金行っちゃう。それは違うだろ」と。だったら横浜の場所にもっときちんとした、彼が言ってるのは…。

 
[塙宣之]それ以外(の場所)でも誘致できますからね。
[田中]彼は「豪華客船が来て、そういう人たちが楽しめる場所にする」と。あと、「展示場を作りましょう」と。ビッグサイトでも世界で77番目なんですよ、あの面積は。だから中国だけじゃなくてヨーロッパとかアメリカはみんな展示場が大きい。「展示場って皆さんが来るし、会議もあるし宿泊もするし家族も来るし、そして車を使うし雇用も生まれる」と。「ずっと永続的だ」と。オリンピックとか万博ってその時期の後、かならずリバウンドになっちゃうじゃないですか。「そういうことじゃない、永続的な横浜にしよう」って彼は言ってるの。

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[土屋伸之]なるほど。
[田中]ところが(林文子)市長は、「いやいや、横浜は人口が減っていくから税収が減りますから」って、全国、人口が減ってってんだよ(笑)。「だからオンリーワン・ファーストワンのモノを作ろう」って彼は言ってるの。是非、私のホームページを見てください。藤木幸夫さんてのは大変な人物です。

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「註の新たな註」

「いまクリ」と「もとクリ」、その記憶の円盤が舞い続ける時空。ようこそ現在から1980年の東京、そして日本へ❣

「✽文庫本化に際しての、ひとつの新たな長い註。」でお約束した「註の新たな註」は、両書に登場する「字句の解釈」に留まらず、高度消費社会の幕開けから現在に至る時代背景を、
関連する僕の拙稿等も紹介しながら絵解きしていくサイトです。

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