2021年01月06日 TOKYO MX モーニングCROSS 田中康夫 カメレオン尾身茂閣下の「誤託宣」 本庶佑博士の至言❣ 「専門家」って?「マスコミ」って何だ?

[堀潤]さて皆さん、時刻が7時40分になりました。それではこの時間です。オピニオンCROSSneo、田中さん、テーマの発表をお願いいたします。

[田中康夫]はい。私は本当は(モーニングCROSSに)1月4日の日に出演させて頂く予定だったんですけど、私の母が92歳で穏やかに天寿を前々日に全うしたので高橋浩祐さんに代わって頂きました。

[堀]はい。

[田中]失礼しました。

[堀]ありがとうございます。

[田中]で、今日はですね「専門家」って何だ?「マスコミ」って何だ?っていうことでですね、Get back to basics、ビートルズじゃないけど基本に戻ろうよということです。

[堀]今日はそのままプレゼンに入ります。

[田中]あ、そう?

[堀]もうフルで田中さんに(時間を)使って頂こうと。

[田中]あ、ホント?その前にこれ、自分で全部(フリップを)作ってきたんだけれど、つまり、先程も言いましたがウイルスというのはバクテリアの最近と違うんですよ。

[田中]バクテリアストレプトマイシンのようなもので一応根絶できます。ウイルスというのは放射能と同じで無色透明無臭で人間の五感が察知できない。そしてRNAウイルスはどんどんどんどん変化をしていくんですね。いたちごっこになってしまうわけです。ということであると、人間の五感が察知できないならば私達は基本に戻ろうと。昔、風邪ひいた時に「よく食べ・よく寝て・よく洗う」ってこれ、基本三原則でしょ。このことで気を付けるわけじゃない?だから僕はPCR検査というのも結果を知ることでより自覚的になるわけ。でね、経済か?(ロックダウンに)落とし込むか?、アクセル/ブレーキだけじゃなくて車には本来、ヨーロッパにはクラッチというものがあります。日本とアメリカだけがアクセルとブレーキしかないんですよ。二元論なんですよ。でまあこの『あんばい村 かわたれ国』ってのは私がなかなか書けない小説なんだけども、これは9日売りの文藝春秋で巻頭随筆で書いてますので是非読んでください。だからそれは早期発見・早期治療ってずっと言ってきたのが国民皆保険でしょ?

[堀]なるほど。

[田中]だったら、早期検査と早期隔離って言葉がディスコミュニケーションで嫌なので早期検査・早期対応でなければいけないのに、PCRスンナ派という人たちがいたわけ。

[堀]本来のウイルス封じ込めっていうのは捕捉して徹底的に追跡をして封じ込めていくっていう、それがセオリーだったんです。これ(新型コロナウイルス)もこんなに全国的に広がっちゃったら、やっぱりそのセオリーから外れちゃってる。

[田中]皆さんが人格者だとBuzzFeedというフェイクばっかり書いてるメディアが言ってんだけれども、尾身茂閣下は何を言ってたか?

[田中]12月31日に、しかもね28日にインタビューしたのに31日に出す電子メディアってのもすごいと思うんだけれど(笑)「現実を直視しないままに、理想論で何かを言ってもダメです!もう少し選ばれた人の自覚というものが必要ではないでしょうか?」ってつまり、政府を批判してるのよこのオジサン。で、これをみんな褒めてるの。でもねこの方が今までどんなことを言ってきたのかは一応言います。「専門家」と称する人が実はカタカナでセンセイと言うのとおなじくらいに愚か者だったと。現場の方がよっぽど分かってる。「PCR検査が多い国の方が死亡数が多い」「新幹線の中で感染は起きていない 旅行自体が感染をおこすことはない」ご飯論法ですよ。「経済を回しながらコントロールすることは可能だ」最後なんか12月になってもNHKで「感染しても60歳以下の人は症状が軽い」って言ってたの。私は前から本庶佑京都大学名誉教授)さんというような人が日本のアンソニー・ファウチというアイコンにならなければいけないって言ってきた。だって、(尾身氏は)最後またBuzzFeedで何を言ったか?「過去は重要ではなく、大切なのはこの冬の対策をどうするかだ!」って「ご飯論法」の尾身サマという方は誤託宣されたわけ。本庶さんは「大事なことは人が安心して活動できてはじめて、自然と経済が廻るんだ」と。ニワトリか?タマゴか?と。

[田中]つまり「僕は、医療を守り、安全な社会を作ることでしか経済は回復しないんだよ」と。だから「早期の検査は広がりを防ぐ予防手段なんだ」と。「政府は順番を間違えてる」って言ってる。先程、この番組は凄いのは堀さんは全部11カ国書いた。一人一票、一人一カ国なのに日本はみんな(往来を認める)11カ国書かなかったんだよメディア。だったらニュージーランドもここに入れてよって多分言ったと思うの。で、何かというと、いかに日本がマスメディアというものを皆さん切歯扼腕してると思う。僕も2年前からずっと・・・、だってタダで入ってて、警察と検察は(記者クラブには)会見の主催権が無いわけ。

[田中]でも会見の主催権は内閣も記者クラブが持ってるんですよ。でいて、僕が「脱・記者クラブ」宣言を出したのも何故かと言えば、聖教新聞やにっかん赤旗は入れませんと排他的だったわけ。私が「脱・記者クラブ」宣言を出したのは、やはり記者クラブというもの(によって)国民の知る権利というものを奪われているんですよ。

[田中]ちょうど20年前、新聞協会の当時の会長が、この方は渡邉恒雄さんていって後に私の代表質問は素晴らしいって直筆の手紙をくれたような方なんだけれども(笑)、「愚かな一地方政治家の発作的行動」だって言ったの。で、今なにが起きてるかと言うと、ワセダクロニクルって堀さんも知ってる大変に素晴らしい、全文無料のネットメディアが、いわゆる新聞販売店認知症の高齢者から契約を取っている、と。

[堀]ワセダクロニクルですね。

[田中]これね消費者庁が「認知症高齢者を食い物にしている」と言ってるわけ。この表を見るとこの5年間で、ずっとこの赤字のところが(新聞勧誘に関する)相談(件数)で。

[堀]え?消費者センターに・・・。

[田中]消費者センターに「もう困りますよ」と言ってくるのが他の訪問販売とかではなくてこの赤字のところがそうなの。

[堀]へえー!?

[田中]ところがいまだに今の新聞協会の、別の日本最大の販売部数の新聞社の社長はこれは私達の権利だって言っているわけよ。

[堀]なるほど。

[田中]そうするとね、日本のメディアがなんで駄目になってきたかっていうと、これコロナと本当に関係があるんだけれども、ご存知のようにNYタイムズって今、電子版が600万人、ワシントン・ポストが300万人。

[田中]彼らは大統領選の時は全文無料にしたわけですよ。そして今ね僕も会員になったのはなぜかといったら、NYタイムズは一ヶ月で3ドルですよ、金額が。ワシントン・ポストも一年間29ドルだからほぼ同じなわけ。3ドルって、だって、コーヒー一杯よりも安い金額なわけ。今は自動翻訳機があるわけでしょ。日本の新聞は全部チラリズムなわけですよ。そして警察と検察に関しては何も言えないでいる。もっと言えばBBCやCNNもフランスのAFPも、あるいは韓国メディアだって全文無料の日本語の記事を載せてる。国益って何かと言ったら、クールジャパンなんかをやるよりもこうしたところに、なあなあではない形で日本を発信するってことにお金を使う。

[堀]まあねNYタイムズは確かにデジタル化が成功して広告収入より実売収入の方が上回ったっていうのが大きなニュースになりましたね。

[田中]そうなの。でもそれしかもう日本の新聞が残るのは・・・。だから本当に「お前は既に死んでいる」というマンガのタイトルではないけれども。

[堀]はい。厳しい提言をいただきました。

[田中]・・・と気がします。

[堀]専門家、そしてメディア、この関係についてしっかりと自戒しなきゃいけないですね私達も。まあBuzzFeed、フェイクばっかりっていうわけじゃないとは思いますけれども。

[田中]まあ、あなたはお友達かもしれないけれども。

[堀]ははは。

[田中]でもやっぱり鉄は熱いうちに叩かないと。友人ならば相方が歩むべき道を迷ってるときには言ってあげないと、と私は思いますけどね。

[堀]そうですね。ありがとうございました。

 

田中康夫氏の「オピニオンCROSS neo」は05:47~
「オピニオンCROSS neo」は首都圏以外の全国・全世界の方々も、エムキャス「見逃しヴィデオ・オン・デマンド」ページにて放送後3日間ご視聴頂けます。スマホの方も以下のリンクからエムキャス視聴アプリのインストール・視聴が可能です。
https://mcas.jp/

[堀潤]さて皆さん、時刻が7時40分になりました。それではこの時間です。オピニオンCROSSneo、田中さん、テーマの発表をお願いいたします。

[田中康夫]はい。私は本当は(モーニングCROSSに)1月4日の日に出演させて頂く予定だったんですけど、私の母が92歳で穏やかに天寿を前々日に全うしたので高橋浩祐さんに代わって頂きました。

[堀]はい。

[田中]失礼しました。

[堀]ありがとうございます。

[田中]で、今日はですね「専門家」って何だ?「マスコミ」って何だ?っていうことでですね、Get back to basics、ビートルズじゃないけど基本に戻ろうよということです。

f:id:nippon2014be:20210108041451j:plain

[堀]今日はそのままプレゼンに入ります。

[田中]あ、そう?

[堀]もうフルで田中さんに(時間を)使って頂こうと。

[田中]あ、ホント?その前にこれ、自分で全部(フリップを)作ってきたんだけれど、つまり、先程も言いましたがウイルスというのはバクテリアの最近と違うんですよ。

f:id:nippon2014be:20210108041525j:plain

[田中]バクテリアストレプトマイシンのようなもので一応根絶できます。ウイルスというのは放射能と同じで無色透明無臭で人間の五感が察知できない。そしてRNAウイルスはどんどんどんどん変化をしていくんですね。いたちごっこになってしまうわけです。ということであると、人間の五感が察知できないならば私達は基本に戻ろうと。昔、風邪ひいた時に「よく食べ・よく寝て・よく洗う」ってこれ、基本三原則でしょ。このことで気を付けるわけじゃない?だから僕はPCR検査というのも結果を知ることでより自覚的になるわけ。でね、経済か?(ロックダウンに)落とし込むか?、アクセル/ブレーキだけじゃなくて車には本来、ヨーロッパにはクラッチというものがあります。日本とアメリカだけがアクセルとブレーキしかないんですよ。二元論なんですよ。でまあこの『あんばい村 かわたれ国』ってのは私がなかなか書けない小説なんだけども、これは9日売りの文藝春秋で巻頭随筆で書いてますので是非読んでください。だからそれは早期発見・早期治療ってずっと言ってきたのが国民皆保険でしょ?

[堀]なるほど。

[田中]だったら、早期検査と早期隔離って言葉がディスコミュニケーションで嫌なので早期検査・早期対応でなければいけないのに、PCRスンナ派という人たちがいたわけ。

[堀]本来のウイルス封じ込めっていうのは捕捉して徹底的に追跡をして封じ込めていくっていう、それがセオリーだったんです。これ(新型コロナウイルス)もこんなに全国的に広がっちゃったら、やっぱりそのセオリーから外れちゃってる。

[田中]皆さんが人格者だとBuzzFeedというフェイクばっかり書いてるメディアが言ってんだけれども、尾身茂閣下は何を言ってたか?

f:id:nippon2014be:20210108044310j:plain

f:id:nippon2014be:20210108041649j:plain

[田中]12月31日に、しかもね28日にインタビューしたのに31日に出す電子メディアってのもすごいと思うんだけれど(笑)「現実を直視しないままに、理想論で何かを言ってもダメです!もう少し選ばれた人の自覚というものが必要ではないでしょうか?」ってつまり、政府を批判してるのよこのオジサン。で、これをみんな褒めてるの。でもねこの方が今までどんなことを言ってきたのかは一応言います。「専門家」と称する人が実はカタカナでセンセイと言うのとおなじくらいに愚か者だったと。現場の方がよっぽど分かってる。「PCR検査が多い国の方が死亡数が多い」「新幹線の中で感染は起きていない 旅行自体が感染をおこすことはない」ご飯論法ですよ。「経済を回しながらコントロールすることは可能だ」最後なんか12月になってもNHKで「感染しても60歳以下の人は症状が軽い」って言ってたの。私は前から本庶佑京都大学名誉教授)さんというような人が日本のアンソニー・ファウチというアイコンにならなければいけないって言ってきた。だって、(尾身氏は)最後またBuzzFeedで何を言ったか?「過去は重要ではなく、大切なのはこの冬の対策をどうするかだ!」って「ご飯論法」の尾身サマという方は誤託宣されたわけ。本庶さんは「大事なことは人が安心して活動できてはじめて、自然と経済が廻るんだ」と。ニワトリか?タマゴか?と。

f:id:nippon2014be:20210108044350j:plain

[田中]つまり「僕は、医療を守り、安全な社会を作ることでしか経済は回復しないんだよ」と。だから「早期の検査は広がりを防ぐ予防手段なんだ」と。「政府は順番を間違えてる」って言ってる。先程、この番組は凄いのは堀さんは全部11カ国書いた。一人一票、一人一カ国なのに日本はみんな(往来を認める)11カ国書かなかったんだよメディア。だったらニュージーランドもここに入れてよって多分言ったと思うの。で、何かというと、いかに日本がマスメディアというものを皆さん切歯扼腕してると思う。僕も2年前からずっと・・・、だってタダで入ってて、警察と検察は(記者クラブには)会見の主催権が無いわけ。

f:id:nippon2014be:20210108042016j:plain

[田中]でも会見の主催権は内閣も記者クラブが持ってるんですよ。でいて、僕が「脱・記者クラブ」宣言を出したのも何故かと言えば、聖教新聞やにっかん赤旗は入れませんと排他的だったわけ。私が「脱・記者クラブ」宣言を出したのは、やはり記者クラブというもの(によって)国民の知る権利というものを奪われているんですよ。

f:id:nippon2014be:20210108044425j:plain
[田中]ちょうど20年前、新聞協会の当時の会長が、この方は渡邉恒雄さんていって後に私の代表質問は素晴らしいって直筆の手紙をくれたような方なんだけれども(笑)、「愚かな一地方政治家の発作的行動」だって言ったの。で、今なにが起きてるかと言うと、ワセダクロニクルって堀さんも知ってる大変に素晴らしい、全文無料のネットメディアが、いわゆる新聞販売店認知症の高齢者から契約を取っている、と。

[堀]ワセダクロニクルですね。

[田中]これね消費者庁が「認知症高齢者を食い物にしている」と言ってるわけ。この表を見るとこの5年間で、ずっとこの赤字のところが(新聞勧誘に関する)相談(件数)で。

f:id:nippon2014be:20210108042452j:plain

[堀]え?消費者センターに・・・。

[田中]消費者センターに「もう困りますよ」と言ってくるのが他の訪問販売とかではなくてこの赤字のところがそうなの。

[堀]へえー!?

[田中]ところがいまだに今の新聞協会の、別の日本最大の販売部数の新聞社の社長はこれは私達の権利だって言っているわけよ。

[堀]なるほど。

[田中]そうするとね、日本のメディアがなんで駄目になってきたかっていうと、これコロナと本当に関係があるんだけれども、ご存知のようにNYタイムズって今、電子版が600万人、ワシントン・ポストが300万人。

f:id:nippon2014be:20210108044450j:plain

[田中]彼らは大統領選の時は全文無料にしたわけですよ。そして今ね僕も会員になったのはなぜかといったら、NYタイムズは一ヶ月で3ドルですよ、金額が。ワシントン・ポストも一年間29ドルだからほぼ同じなわけ。3ドルって、だって、コーヒー一杯よりも安い金額なわけ。今は自動翻訳機があるわけでしょ。日本の新聞は全部チラリズムなわけですよ。そして警察と検察に関しては何も言えないでいる。もっと言えばBBCやCNNもフランスのAFPも、あるいは韓国メディアだって全文無料の日本語の記事を載せてる。国益って何かと言ったら、クールジャパンなんかをやるよりもこうしたところに、なあなあではない形で日本を発信するってことにお金を使う。

[堀]まあねNYタイムズは確かにデジタル化が成功して広告収入より実売収入の方が上回ったっていうのが大きなニュースになりましたね。

[田中]そうなの。でもそれしかもう日本の新聞が残るのは・・・。だから本当に「お前は既に死んでいる」というマンガのタイトルではないけれども。

[堀]はい。厳しい提言をいただきました。

[田中]・・・と気がします。

[堀]専門家、そしてメディア、この関係についてしっかりと自戒しなきゃいけないですね私達も。まあBuzzFeed、フェイクばっかりっていうわけじゃないとは思いますけれども。

[田中]まあ、あなたはお友達かもしれないけれども。

[堀]ははは。

[田中]でもやっぱり鉄は熱いうちに叩かないと。友人ならば相方が歩むべき道を迷ってるときには言ってあげないと、と私は思いますけどね。

[堀]そうですね。ありがとうございました。

f:id:nippon2014be:20180714180354j:plain

「註の新たな註」 「いまクリ」と「もとクリ」、その記憶の円盤が舞い続ける時空。

ようこそ現在から1980年の東京、そして日本へ❣「✽文庫本化に際しての、ひとつの新たな長い註。」でお約束した「註の新たな註」は、両書に登場する「字句の解釈」に留まらず、高度消費社会の幕開けから現在に至る時代背景を、関連する僕の拙稿等も紹介しながら絵解きしていくサイトです。

Amazon田中康夫公式著者ページは以下のバナーからアクセスできます。ぜひご利用下さい!

f:id:nippon2014be:20180703001233j:plain