田中康夫です。
暴走する永田町の政治。
迷走する東京の都政。
福祉・医療・教育の充実を、信州・長野県で行った、私利私欲とは無縁の私（わたし）には、答えがあります。
今日は、７つの公約を、お話しします。
１つ目は、地域分散型で、世代分断型ではない福祉。
「宅幼老所（たくようろうじょ）」の充実です。
商店や住宅の空き屋を改修し、お年寄りのデイサービスと乳幼児の保育を、一つ屋根の下で行う「宅幼老所」。
自宅の宅に、幼児の幼、老人の老に、場所の所、と書きます。
高齢者と乳幼児が一緒にお昼御飯を食べて、一緒にお昼寝をする。
お互いの知恵と元気を分かち合う新しい福祉のあり方です。
県知事在任中に３５０箇所、誕生しました。
今や１２％近い東京の空き家率。
公園を潰して保育所（ほいくじょ）とする、冷たい行政の悲劇を生まないためにも、既存の空き屋を改修する、老保一元化の宅幼老所を地域コミュニティに。
優しさと確かさを、取り戻します。
２つ目は、子育て先進国フランス流「保育ママ」の導入です。
対GDP比で、日本の３倍の予算を、子育て支援に投入するフランス。
６０時間の研修を、子育て経験者が受け、自宅で乳幼児を最大３人までお預かりする「保育ママ」。
フランスに於ける保育需要の７割を担っています。
実は日本には、６８万人もの「潜在保育士」が存在。
貴重な人財を活かしてこそ、「脱ハコモノ」行政の新しい福祉です。
３つ目は、「ベーシック・インカム」と呼ばれる基本所得保証の導入です。
超少子・超高齢社会ニッポン。
東京も例外でなく、４年後の２０２０年には、人口減少社会へ突入します。
他方、年金制度は破綻しかけています。
日本と同じ悩みを抱えるオランダでは、乳幼児から高齢者まで分け隔てなく、毎月一定の金額を一律に、個人単位で支給するベーシック・インカムを試験導入。
カナダでも始まる予定です。
８年前から私も提唱してきた基本所得保証、ベーシック・インカム。
持続可能な福祉制度改革を目指し、具体的検討を行います。
温もりの「木製ガードレール」を都内各地に。４つ目の政策です。
荒廃した奥多摩の森林整備は待ったなし。
間伐した針葉樹を用い、県知事時代に独自開発した木製ガードレールは、鋼鉄製と同じ強度の認証を受けています。
製鉄会社だけに利潤をもたらす、従来型と異なり、間伐から製造、そして設置まで、地産地消の地域雇用を創出します。
皇居の周囲を始めとする都内各地の道路に、奥多摩で切り出された、間伐材を用いた木製ガードレールを設置しましょう。
日本の国土（こくど）の６６．６％は森林。
フィンランドに次いで世界第２位です。
オリンピックに訪れる世界の人々に、環境立国ニッポンの心意気を印象づけます。
お隣の神奈川県では、犬と猫の殺処分（さつしょぶん）ゼロを３年連続で達成。
国際都市TOKYOも、負けられません。
妻と２人暮らしだった我が家にも、トイプードルの娘・ロッタが、家族の一員として加わりました。
皆さんの愛するワンちゃんやネコちゃんが迷子とならぬよう、マイクロチップ埋め込みを義務付ける、取り組みを始めます。
６つ目の約束は、人が人を助ける「平和的予備役」の導入です。
水道、配管、電気工事等の専門資格を持った、マイスターと呼ばれる職人の方々を登録し、東京そして全国で天変地異が発生した際には、真っ先に駆け付ける制度です。
阪神・淡路大震災発生４日後から1年あまり、５０ccバイクに跨（また）がり、避難所やテント村、仮設住宅を回った、ボランティア活動。私の実体験に基づきます。
７つ目の約束は、乳幼児から大学までの教育完全無償化です。
憲法第２６条が国民の権利として保障する「教育を受ける権利」。
その時々の政権の「新しい判断」で撤回されぬよう、北欧諸国に倣（なら）って、教育の完全無償化を憲法で、より明確に定めるべきと考えます。
以上、七つの公約を、お話ししました。
インターネット上の田中康夫選挙サイトでは、全ての街頭演説を、毎日、ライブ配信。
お忙しい方のために、演説の文字起こしもアップしています。
詳しくはローマ字でタナカヤスオ ドットME（ミー）のホームページを。
日本（ニッポン）は、東京から変える。
私（わたし）は、守るべき人を間違えません。
第24回参議院議員 通常選挙 東京選挙区立候補
田中康夫には、答えがあります。
どうぞ宜しく お願い致します。
