二子玉川高島屋前:田中康夫街頭演説 2016年07月02日
2016/08月号 田中康夫の新ニッポン論㊳「改憲・壊憲・創憲」 >>>PDF
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二子玉川をご通行中の皆さまこんにちは。私は田中康夫でございます。今回参議院選東京選挙区から立候補致しました。2000年までは等々力の1丁目とその前は深沢の4丁目に暮らしていた元世田谷区民の田中康夫でございます。ありがとうございます。どうぞチラシをお渡ししますから、皆さまに私どものブルーのポロシャツを着たスタッフが公約を書いた丸い紙をお渡しをしています。丸い紙なんのでこうやってちょっと風を作るのにも良い紙でございます。
多分皆さんはですね私がずっと言ってきてる事、突拍子も無いわけじゃなくてごく当たり前の、皆さんがこういう社会になったら良いなって事を述べてきています。でも多くの今までの政治家とか官僚とか首長というのはですね、皆さんが良いなって思う事を具現しようと思っても、いやそれは前例がありませんとかあるいは財源がありませんっていう「できない状況」を、ちょっとお勉強の苦手な子供が良い机を買ってくんないから勉強できないんだよとかですね、参考書買ってくんないから勉強できないんだよって言うのと同じようなところがあります。
こちらに7つの公約、書いてあります。これは既に幾つかは私が知事時代に皆さんと一緒に実現をしてきた事、そしてこれから日本が実現すべきであるという内容が載っています。一番下に書いてあるのは乳幼児から大学までの教育の完全無償化です。多分誰もがそうなったら良いなって思ってるのにきっとできないよねって思ってるのが乳幼児から大学までの教育完全無償化です。でもこれは既にヨーロッパの国では行っている事なんですね。そしてヨーロッパの国が人口数千万人だからできるけど日本は1億人だからできないって言うんですが、日本でできてる事もアメリカやインドや中国では実現出来ない事になってしまいます。今まで福祉や教育をより良くしたいと述べてきた政治家や政党が数多くありました。でもその人達はここに私が記したようにあるいは国政政党おおさか維新の会が公約で掲げているように、乳幼児から大学までの教育完全無償化を掲げた人達はいませんでした。どうしてこんなにみんなが望んでる事なのにできないのか?それは財源という問題ではありません。むしろそうした形をしちゃうと今までの自分達を支持してきた族議員や族団体の利権が無くなっちゃうからなんですね。奨学金の額を増やしましょうとか奨学金の返済を免除しましょう・・・でもそれは誰がそれぞれの若い人達を採点するのかというと、これは官僚が決めるので裁量行政になってしまうんですね。そしてお金が無いからできないって言ってますけども、一方で皆さんが疑問に感じてるような公共にはお金はたくさん使っています。ただ公共事業をやめれば良いというような意見が多いですけれども皆さんの会社で例えば1つ100万円の仕事を10箇所でやってあるいは10個作って1000万円って予算だったとします。それが少し予算が減ってしまったので800万円しかない。皆さんの会社は創意工夫を凝らして1箇所100万円掛かっていたのを粗製乱造ではなくて1箇所80万円で結果として10箇所あるいは10個作るようにしようとします。行政はそうではありません。100万円の仕事は800万円だと8箇所しかできないっていう発想です。(聞き取り不能)希望に根ざして私達はお金の使い方を変えていかなくてはいけません。それが財源の問題です。
日本ではお年寄りのデイサービスや乳幼児の保育所も4000万円以上の立派な建物を新築で作った場合にだけ、なんと3000万円も国から補助金が出ます。だから建物がみんな4000万円以上の立派な建物を作ってんですね。3500万円や1000万円で作ったら補助金が出ないんです。日本のこうしたハコモノ行政を変えるという事が必要でそれが一番上に書いた宅幼老所というものです。今東京には12パーセントもの空き家があります。その空き家を活用をして商店街の空いたお店、住宅の空いたお家を使って保育所を作る。あるいはデイサービスを作る。その事がとても大事な事です。日本ではデイサービスも保育所も新しい建物を作る事から始まります。今ある商店街の建物を使ってデイサービスをする。そこに保育士の人も1人いれば1つ屋根の下でおじいさんおばあさんとお孫さん世代が一緒にお昼ご飯を食べてお昼寝ができます。一緒におじいちゃんおばあちゃんとお孫さん世代がお昼寝をしてご飯を食べればお互いの元気の素が貰えます。日本は少子高齢なのに、お年寄りの福祉と乳幼児の保育を分けてしまうのではなくそれを1つ屋根の下で行う。その事が継ぎ目の無い福祉になりそして新築の建物じゃなくて商店街で空いたお家を使って行うという事が税金の使い道を変える事になります。さまざまなこの7つの内容が載っています。一番下にホームページが書いてあります。是非皆さんのパソコンやあるいはスマホでご覧頂きますとそこにはすべての街頭の演説、昨日恵比寿で行った街頭の演説やその前に立川で行った演説とかさまざま載っていて文字で起こしてあります。政見放送も動画がくっついています。文字でも起こしてありますのでお読みを頂いて、もし皆さんが願っている事と私が今まで実践してきた事、そしてこれから行おうと思ってる事が一致していたならば7月10日そして期日前投票は私、田中康夫、是非よろしくお願い致します。ありがとうございます。
皆様からのたくさんのご声援を頂き、誠にありがとうございました。心より厚くお礼申し上げます。
メディア出演、連載原稿など、これからの情報は「田中康夫 Official Web Site」(http://nippon-dream.com/)にてお伝えしてまいりますので、今後共何卒よろしくお願いいたします。
私、田中康夫のポータルサイト www.nippon-dream.comでも更なる楽曲の余韻をお楽しみ頂けます。
田中康夫 Official Web site » たまらなく、AOR