「明るい北朝鮮」と呼ばれてきたシンガポールで、2018年6月12日に開催された米朝首脳会談。Y’assyは浅田彰氏との「憂国呆談」でも昨秋から終始一貫、“米朝関係は雪解けする”と語ってきました。ドナルド・J・トランプ大統領が金正恩委員長との首脳会談を即決したのは3月9日。その前日に出演のTOKYO MX「モーニングCROSS」でも、「朝鮮半島“置いてけ堀”っぽいニッポン外交&経済」と題して今回の首脳会談を“予測”しています。
他方、「ならず者・北朝鮮」を和平交渉の舞台に、と唱和していた自称「リベラル派」wも含めた「意識高い系」は「左右」の別なく、いざ実際に進展し始めると足を引っ張り始め、会談が実現後も“懐疑的”発言を、したり顔で語っています。
朝鮮半島を巡って交錯する膨大なる情報の中から、どれを取捨選択すべきか、羅針盤としての「まとめサイト」を開設しました。
田中康夫の「だから、言わんこっちゃない!」Vol.330『これぞ21世紀の地殻変動! 情弱wな日本の「誤送船団」記者クラブには到底 理解不能な「米朝首脳会談」を徹底解説!Part1』
田中康夫の「だから、言わんこっちゃない!」Vol.331『これぞ21世紀の地殻変動! 情弱wな日本の「誤送船団」記者クラブには到底 理解不能な「米朝首脳会談」を徹底解説!Part2』
田中康夫の「だから、言わんこっちゃない!」Vol.333『 一体全体、何を以て「拉致問題は解決した!」と宣言し得るのか!? 「全員を帰すと言うまで、私は騙されない!」 前原誠司「口先番長」と紙一重の綱渡り、その「傾向と対策」を徹底分析!』
本日のおみやは三宿ブーランジュリ・ボネダンヌの定番🍞ジャンボン・フロマージュ🐮
— 田中康夫 (@loveyassy) June 23, 2018
文字起こし6月23日 #tbsradio ナイツのちゃきちゃき大放送
勝って兜の緒を締めよW杯初戦勝利
天晴れ沖縄公文書改竄有罪判決
首脳会談から僅か9日間で米兵の遺骨北朝鮮から返還🚀#chaki954 https://t.co/5uAnkKj2M5 https://t.co/jd1pEBjRTG
[土屋伸之]時刻は9時25分です。TBSラジオがお送りする「土曜ワイド ラジオ東京ナイツのちゃきちゃき大放送」、ここからは一週間を雑談で振り返る「常連さんに聞いてみよう」のお時間です。今日の常連さんは田中康夫さんです。よろしくお願いします。
[塙宣之]ワールドカップとかご覧になっているんですか?
[田中康夫]試合見ました。一応、私のホームページにはサッカーサイトってのがありまして。
[土屋]サッカーサイト?!
[塙]田中さんのホームページの中に?!
[田中] 私が書いたり、私が信頼しているサッカージャーナリストの大住良之さんって、私の大学の先輩なんですけれどもね、この方が日本経済新聞に書いているのとかのリンク貼ったりをして。タイトルがおかしくて『ナンボのもんじゃい 本田圭佑 「W敗」 「忖度JAPAN」 まとめサイト』。
田中康夫の「だから、言わんこっちゃない!」Vol.332『結果オーライな訳がねえだろ! “オレ様ザ・プロフェッショナル”の本田圭佑ちゃまだけでなく、 JTL川淵三郎ちゃまが院政を敷くJFA日本サッカー協会の体質こそ変えなくちゃ!選手もサポーターも、更にはスポンサーも浮かばれないぜ!』
[一同]ははは。
[出水麻衣]なかなかちょっと・・・(笑)。
[土屋]すごいですね(笑)。
[田中]いやいや(笑)。でも多分(同じことを)思ってる方はいらっしゃると思うんで。
[出水]「強気」なタイトルですね。
[土屋]サッカーはもともとお好きなんですか?
[田中]あのね、私駆けっこだけ中学の時速かったんですけれども、中学にサッカー部がなかったんで、不肖、私がサッカー部を作ったっていうのが・・・。
[土屋]ええ?!
[出水]そうなんですか。
[田中]ええどうなってるか分かりませんけれども。
[土屋]サッカー部を作ったんですか。
[田中]でも全然できませんよ。そんな・・・多分、聞いてる人は何言ってるんだって思うかもしれないけれども。
[土屋]すごくないですかサッカー部を作ったって。
[塙]さっきのいいですね、「忖度ジャパン」でね二つの意味で「ネットが揺れます」ね。
[土屋]うまい!
[田中]揺れる?!
[土屋]サッカーのゴールネットが揺れる・・・(笑)。
[田中]あーあー!おもしろい!
[一同]ははは。
[田中]やられた(笑)。
[土屋]仰け反っていただきましたけれども(笑)。
[田中]「勝って兜の緒を締めよ」っていう良い言葉があるからね。
[土屋]今やっぱり日本代表にはその言葉ですか?
[田中]是非そう思いますですよ。
これだけは言わせてもらいたい。
— 流石 (@sasuga) June 19, 2018
初代チェアマン、現協会会長の勝利とは断じて違う。
ペッ
ふざけんな川淵三郎。今日の日本代表チームがやってたのは西野朗のサッカーじゃなくてハリルホジッチのサッカーじゃねぇか。何が「ハリルホジッチの時は勝てる可能性がなかった」だ。ホント、あんたも長く日本のサッカー界に君臨し続けた結果老害経営者になっちまったよ。
— 田邑 真紀(McRash/亀羅家荷紺) (@f4mcrash) June 19, 2018
[土屋] じゃあ他の試合とかも見てます?ブラジル戦とか。
[田中]でもなんかすごいね、今回みんなは「番狂わせ」とか言ってるんだけれども、でもそれぞれ負けたところだって大変な迫力だよね。
[塙]力の差がそんなに無いような気がしますよね。
[田中]だからやっぱり気を抜いたらあっという間にやられちゃう、非常にスピードのサッカーになってますでしょ。今まではほら「日本的サッカー」っていう、「パスを回していく」っていう感じだったんだけれども、今回の「半端ない」大迫勇也さんだってやっぱりあれ、実はヴァヒド・ハリルホジッチ監督が言っていた「縦線のサッカー」っていうこと実践したんだと僕は思うんですよね。
[土屋]なるほど。
[塙]大迫がね、軸になって。
[田中]ちょっとその辺は今週のニュースをお伝えしながら。
[出水]サッカーの話題も後ほどじっくりお願いいたします。
*
[土屋] 田中さんどこから行きましょう。
[田中]サッカーから行きましょうか。この後ね全部強豪って言われているんだけれども、セネガル、ポーランドもあるから。
[塙]ポーランドも強いですね。
[田中]私冒頭で申し上げたのは Twitter とかで僕と同じ意見の人いるんだなって思ったの。
コロンビアに日本が勝ったのは素直に選手の奮闘について喜びたい。だからといってハリル解任は正しかったのだというのは全く別問題だからな。田嶋。
— ナスカの痴情ェ (@synfunk) June 19, 2018
[田中]・・・っていうのがあって仰るとおりだと思うの。っていうのはね、「日本的サッカー」、「日本らしさ」って言うんだけれども、日本国内でやるのと違うわけだから、地域サッカーと。で、ハリル氏を「世界に通用するサッカー」ということで呼んだわけですよ。確かに彼は厳しい人だったかもしれない。でも料理店だって、もちろん暴力を振るっちゃいけないけど、良いシェフが厳しいからみんなも緊張するし、良い料理を出せればお客さんも千客万来で最後にチップが来るじゃないですか。みんな仲良しクラブで、なあなあで、結果も出なかったらお客も来なくなっちゃうわけですよ。
[土屋]そうですよね。
[田中]で、なにかって言うと、オリンピックがあってワールドカップがあって2年2年でやっぱりどんどんサッカーのスタイルが変わってきてるということなんだと思うんですよ。で、ハリル氏が言ってたのは「縦に速いサッカーをやらなきゃ駄目だ」と。「パスを繋げていくという形じゃない」と。ある意味では大迫勇也選手は、それを着実に学んで「劇的」なことを・・・。
[塙]大迫って前回、ワールドカップ出てたの?
[出水]出てました。
[土屋]ハリル監督に育てられて・・・。
[田中](育てられ)たってところがあるわけ。ところがね、ハリルさんのことを人格否定してしまったわけですよ、今の田嶋幸三日本サッカー協会会長というのは。「コミュニケーションが取れていない」と。
[田中]でもハリルさんが言ったことは「私が結果を出せなくてクビになるなら良い」と。「でも私は文京区本郷のサッカー通りのJFAハウスに(私の部屋をいただいたんで)試合や練習の時以外は常にそこにいた」と。「もし私がコミュニケーション不足だと言うならば、でも、同じフロアーにいる「そういう人たち」は誰も来なかった」と。
今日のチャキチャキの田中康夫ちゃんは、うまく説明してくださって、サッカークラスタ以外の人にも伝わってたと思う(〃ω〃)
— ◯ノジヲ (@Shift31) June 23, 2018
土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送 (1) | TBSラジオ | 2018/06/23/土 | 09:00-11:00 #radiko https://t.co/lpMo9i6BMl
[塙]なるほど。
[田中]「フランス語の通訳もいる」と。「もし、もう1人通訳が要るならば私が雇った」と。やっぱり「こういうこと」をしてるとね、今後世界から日本のサッカーのチーム、いや、監督解任は世界的によくあることだっていうかもしれないけれども、「結果じゃなくて人格のことを言われちゃった」となるとみんな来ないかなと。
[塙]「だったらはじめから日本人の監督にしろよ」って。
[田中]だからある意味じゃ、ハリルさんの遺産が今回出てきたなと。だから僕は健闘した選手のことは大変褒めたい。でも「ハリルさんじゃいやだよ」って言ってたような人たちってのは・・・、サッカーってやっぱり、ゴルフって選手でもほら、50代の人もいるじゃない。
[塙]ゴルフはね。
[田中]でもやっぱり、45分を2回、あれ、体力と知力も使うわけですよ、頭も。で、これはやっぱり4年、6年前にヒーローだった人が今もその(結果を)出せるかっていうと、三浦知良さんは例外中の例外だっていうことだと思うんですよ。だからそこが今回、「勝ったから良いじゃん、今までのことは」って水に流そうっていうと「ちょっと違うんじゃないのかな?」と僕は。
[土屋]確かにね。「ハリルじゃなくて良かった」っていうふうになると・・・。
[田中]でもハリル氏の後に・・・、いやだから、西野朗監督も一生懸命やったかもしれないけれど、西野さんは技術委員長だったわけ。技術委員長って選手と監督のコミュニケーションを取っていく場所にいたんだけども(監督が)彼になっちゃった。
[田中]だからその辺がやっぱり田嶋幸三会長は、もともとハリルさんを呼んだのは田嶋さんと会長選を争った人だったんです。でもその方は「日本的サッカーじゃないものをやろう」と。でもこの方は2階級降格させられちゃったわけ。で、田嶋さんに対しては、じゃあなんで田嶋さん、去年の12月までにハリルさんにちょっと調子悪いときに辞めさせなかったの?っていうと、実は3月に2年交代の会長選挙があったわけですよ。だから会長選挙があったんであと2年安泰だから、彼をそこで直前に・・・っていう話になると変だなってのは、多分、聴いてらっしゃる方の中でも大きな声で言えなくても感じてる方はいると思うんですよ。
[出水]そういう人事もあったという・・・。
[田中]だから僕が一番残念だったのは、川淵三郎さんて立派な方だと思うんだけれども、川淵さんて試合の当日の朝にこういうツイートをしてるんですよ。
ハリルホジッチ監督の時、ほとんど勝てる可能性がないので、オランダ、イタリア、アメリカのサッカーファンのことを考えれば出場出来るだけラッキーと考えてW杯を楽しんでくださいと講演などで話していた。西野監督に変わった今は何か起きるかも知れないというドキドキ感が今朝になっ自分に出てきた。
— 川淵三郎(日本トップリーグ連携機構会長) (@jtl_President) June 18, 2018
[田中]これはリーダーとして言っちゃいかんでしょ。
[塙]ハリルホジッチ監督は可哀想すぎるな。
[田中]だから僕はハリルさんの遺産、だからやっぱりホント・・・。
[塙]西野監督もやだろうしね、そんな言われて。
[田中]そうそうそう。だから是非若手の人たちが・・・。
[塙]ノムさん(野村克也氏)が阪神とかさ楽天の基盤を作ったのに。
先ほどラジオで田中康夫さんも全く同じことをおっしゃってました。ハリルあっての大迫。#chaki954 https://t.co/nppsUhWxUi
— たまセッション (@tamasesson) June 23, 2018
田中さん、もっと言ってくれ。
— 38-FEET (@yussan38) June 23, 2018
#chaki954
勝てば官軍、負ければ賊軍の変わり身の早さより「過ぎたことはもう言うなよ」って体質が問題 #chaki954
— さわだたけし (@tks627) June 23, 2018
監督交代劇のドタバタばかりを追うメディアが多数の中、真っ当な形で考察してくれるのはありがたい#chaki954
— りんりん丸(シャリンシャリンシャリン…) (@captain_rinrin) June 23, 2018
[土屋]その後(後任の監督の時)に結果が出たりね。
[田中]まあそりゃ時代はみんなそうかもしんねぇ。
[土屋]それはやっぱり長期のもので、やっぱこうね、みんあ指導者、歴代の指導者の・・・。
[塙]だから逆にハリルが凄かったっていうことでしょうね、今回。勝ったわけでしょ?
[土屋]かならず一員にはなってるわけですしね。
[田中]フィリップ・トルシエさんが、パラグアイの練習試合に勝った後に言ってる言葉が僕は素晴らしいと思うんで。これ、サッカーに限らず日本全体に言えることだと思うんです。
私が言いたいのはそういうことで、この勝利はワールドカップに向けての何の保証にもならない」
[田中]・・・ってパラグアイの練習試合の後に言ってるの。これ、僕はなかなか深い言葉で・・・。
[土屋]すいません、我々オープニングで「日本、優勝する」って言ってしまいました(笑)。
[田中]いやいや(笑)。
[塙]俺は言ってないですけどね(笑)。
[土屋]ははは(笑)。
*
[田中]それで、あとは地震のね、地震のことでもちろん・・・。
[出水]大阪の地震ですね。
[田中]可哀想な子だったんだ。でも僕ね、あれで予算の体系を変えましょうって議論にならないのがすごく残念なんですよ。なにかと言うと、例えば、村道でも作る時には国が、国ったって全員の税金とか借金ですけど、65パーセント持ってくるわけ。でもどんなに丁寧に扱ったって、傷んでくるでしょ?で、これの維持修繕費ってのは全額地元費なんですよ。で、交付税措置があるっていったってみんな苦しいわけ。だからこれもね、本来国土交通省であったり文部科学省とか、だって我々だって耐震補強の建物になってますか?とかアスベストは使っちゃいけませんってのは国が決めてるわけでしょ?こういうものに関しても、とりわけ公共施設の、あの中にだってちゃんと針金が入ってたか?どうかとかそういうこともない。そういう基準も作ってないわけですよ。じゃああの痛ましいことから「そうしましょう」にならなくて「撤去費用だけは国がもちます」とかそういう話してても、全然・・・。
[塙]ああいう学校とか公共施設の方が多いんですか?ああいう耐震してないとか。
[田中]いやいや、僕もうかつだったけど。
[塙]海外の学校、中国とかでもね学校だけ崩れちゃったりとかってありますよね。
[田中]だけど建物に関しては言ってるけど、ああいう付属物に関してのそういう強度基準ってものが果たしてあるのか?あるんだったらそれをやってなかった市は・・・って話になるけど、そうなってないでしょ。
[塙]3年前ぐらいに1回ね、検査した時に「これ、危ないぞ」って言った人が・・・。
[田中]いたけども、資格を持ってない市の職員がって、そりゃ資格持ってたって見落とすことはあるからね。やっぱりこれがあの市だけの話になってて、じゃあ他の自治体も点検して「ああ良かった」って思ってるんだったら、これはなんの改善にもならない。だからやっぱり国がこういうものをね、危機管理、つまり国民の生命と財産を守ることが国であるならば、こうした痛ましい事故をきっかけにちゃんと考えるべきだと思う。
[土屋]そうですね。犠牲になってる方の死を無駄にしないでもらいたいですね。
*
[田中]1個ね、あのほらこれ、まあトランプ氏のところにほらもう、わずか、シンガポール首脳会談から9日間で朝鮮戦争で亡くなって行方不明だったアメリカ兵の人の遺骨が200柱戻ってきたという。いやこれ、「こんなにいたんだ」と思うんだけれども、朝鮮戦争で行方不明になった米軍関係者が7700人いて、北朝鮮に約5300柱があるっていうの。でもこれ、スピードすごい速いわけよ。
【ソウル共同】聯合ニュースは23日、朝鮮戦争の戦没米兵らの遺骨を収めるためのひつぎ215個が同日午後、在韓米軍基地から板門店を経由して北朝鮮側に輸送されると伝えた。
(40年7ヶ月の)拉致問題について最終的に解決をしていくのは、まさに日本の責任において、しっかりと北朝鮮と向き合い、二国間の問題として交渉しなければならない。🇯🇵
— 田中康夫 (@loveyassy) June 21, 2018
米朝首脳会談から僅か9日間で約束を履行🇰🇵
米兵の遺骨、北朝鮮から返還🚀トランプ氏、演説で公表🇺🇸https://t.co/UGTWyBJoF7
[出水]そうですね。
[田中]今日は時間があれなんで回を改めてと思うけれども、日本は拉致をされてから、もちろん、生きてらっしゃることを望むけれども、40年7ヶ月経ってるわけですよ。でも40年7ヶ月経って主権国であるのに主権国家なのに「アメリカにお願いした」って、言っていて、やっぱりこれは「虎穴に入らずんば虎子を得ず」っていうね、「隗より始めよ」って話になっていかないってのはね、変だなと。それとまあ、多分、日本のメディアもアメリカのメディアも「シンガポール会談はなんにも中身がなかった」とかよく言ってるんだ。でも我々は戦争なんか起きないことを望んでるわけでしょ?で、僕は去年の9月にラジオでも言ったと思うんですけど、9月頃からドイツのアンゲラ・メルケル首相だけじゃなくて中国の習近平氏もロシアのウラジミール・プーチン氏も、あるいはジェームズ・マティスさんという合衆国国防長官も、「圧力じゃない」って言ってたんですよ。「対話をしなくちゃだめだ」と。
[田中]で、スイスなんかその為の場所も用意するって言ってたの。「どっかの国」だけ「圧力だ」って言ってたんだけれどもね。
田中康夫さん
— 上野タケシ (@ueno_takeshi) June 23, 2018
金正恩の「ペレストロイカ」は 北朝鮮の「シンガポール化」を目指す日本が直面する試練! 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」 「蚊帳の外!」OR「蚊帳の中?」https://t.co/i3wlNSaXEU
今の日本が危ないのは、北朝鮮の読みの幅がない、一種類しかないこと。トランプ評も同じ。#chaki954
たなかやすお「初めて会って食事して懐妊までっておかしいでしょ?」
— むんきち (@k_munch) June 23, 2018
…わかりやすいたとえw(ノ´∀`;)#chaki954
[田中]だけど、今回、なにかって言うとね、なんか1回、「みんなはやく仲良くなれば」って言ってたのに、「突如はじまった」「いや、なんか中身がない」って言ってるけど、それって僕、変だと思うんですよ。長年、相思相愛になりたいと思っていたカップルが、初めて会った日に食事だけじゃなくて宿泊もして、ましてや懐妊までして、工程表が全部見えましたって言わなきゃいけないのか?ってことになったらこれ、#Me Too運動になっちゃいますよ(笑)。
[土屋]・・・例えですけどね(笑)。
[田中]すごくこれ、大事なことはね、今までは「完全な不可逆的な(非核化)」って言ってたでしょ?でもアメリカは実は会談前から核の撤去、だって、福島第一原子力発電所を考えてください。福一は篠山紀信さんがすばらしい『すごい廃炉』って本を出しているんだけど、毎日6000人、今でもあそこで現場でマスクをして働いてるわけ。
[出水]そうですね。
[田中]で、今の予算だけでも8兆円かかると言われてるわけですよ。で、20年経っても終わるかどうか分からないって言われてるわけ。で、そうするともちろん、爆発したわけじゃないけど、あれを全部撤去・・・、じゃあ今だってフレコンバッグに入った砂をどこに持ってくかっつって農地に入れるとか言って、とんでもないでしょ?って言われてる時に、あそこにあるどれだけのものを一体どこで処理すんのか?ってことは、そこまで作んなきゃ会談できないのか?と。そうじゃなくてトランプ氏はお互いどうも彼は話が出来る奴らしいということならば、まずトップが会うと。それから下から積み上げていく。今まで下が積み上げると言って何も出来てなかったじゃないか?っていうところだと僕は思うんですよ。大変な、今までの積み上げ型じゃない、トップが思いつきなんじゃなくて方針を示すと。ならばお互いその下で働ける。新しいことを金正恩氏とやろうとしていると思うんですね。
[土屋]なるほど。
[田中]で、だから今回「我々は強くて連結した安全で繁栄した北朝鮮を創造する」っていうのをマイク・ポンペオさんていう元CIA長官だった国務長官は言ってるんですよね、会談前ね。「だから迅速な非核化のロードマップがあればその中である程度の段階が生まれるのはやむを得ない」っていうのは結局、北朝鮮が言っていた「段階的同時措置」っていうことと同じことをアメリカも今言ってるってことですよ。
[田中]で、北朝鮮、もう1個、僕が考えると多分、金正恩氏は北朝鮮を「明るい・・・」今まで、シンガポールのことを「明るい北朝鮮」って読売新聞とか朝日新聞が言ってたの。だってシンガポールってほら、「Fine City」っていって「素敵な(=Fine)街」だけじゃなくて、ごみを落としただけで罰金だから「Fine=科料」だから掛詞。さっきの「ネット」みたいなものなんですよ。
[塙]あーなるほどなるほど。
[田中]で、シンガポールは水も無いのにあれだけやってる。逆に北朝鮮は前から私、申し上げているように大変な天然資源がある、レアアースとかモリブデンとかもある。で、彼はあそこを今ペレストロイカをやってんだと思います。ペレストロイカって若い方は分からないかもしれないけれど、昔、ソビエトっていうのが(* ノーメンクラトゥーラ - Wikipedia≒既得権者)って「赤い貴族」といってもう、とんでもない腐敗したような上層部がいたと。それを(* ペレストロイカ - Wikipedia)ってのは「ペレ」ってのは「再度」「ストロイカ」ってのは「構築する」ってロシア語で、ミハイル・ゴルバチョフっていう最後の指導者がしたわけね。で、トランプ氏も同じことをやってると思うんですよ。ホワイトハウスの周りにワシントンには一杯巨大製薬会社とか巨大金融機関とか巨大軍需産業のロビイストがいて、結局、そいつらの既得権益の政治じゃ、ラストベルト - Wikipedia (英:Rust Beltとは、アメリカ合衆国の中西部地域と大西洋岸中部地域の一部に渡る、脱工業化が進んでいる地帯を表現する呼称である)の人は可哀想だと。そうでなくて民主党を支持してるような普通の中産階級も可哀想だってことで、そこを壊そうとしている。実は金正恩氏も核兵器を作ったのは国であって、つまり軍の上層部というものを変えなきゃいけないっていう、その上でシンガポール化していこうと、スキー場も作ろうカジノも作ろう。そして自分が留学していたスイスのような、ロシアも中国も韓国も日本もあるところで、永世中立国的なポジションを取ろうとしてるんだと僕は思う。
[土屋]そういうところにもトランプさんと金さんは同じことを考えていたと。
[田中]と思いますね。天然資源はどうしていくのか?っていうこと。
田中康夫さんのおはなし。時間があっという間。 金正恩とトランプについてかなりはしょって話してた。ユーチューブで田中康夫と検索したらチャンネルが出てくるので、最新回から5つくらい前まで聴いたら今日、話したかったことが分かりますよ。#chaki954
— 不滅の恋人 (@ImmotalBeloved) June 23, 2018
[塙]紐解くとそういうふうに見えてくるんですね。
[出水]ありがとうございました。
[田中]宮古島の話すの忘れちゃったごめんね。
公文書偽造と行使 宮古毎日新聞
「不法投棄」検索一覧
[田中]これ、なにかって言うとね、公文書を直しちゃったんですよ。でもそれはやっぱり計画通りじゃなかったんで先輩に、上司に迷惑が掛かっちゃうと思って(改竄を)したらこれが有罪になったの。東京とか大阪の方では公文書を直したことを、同じこれ、検察官と裁判官、この人たちこそ国民栄誉賞をあげるべきだと思ってんだけれども(笑)。
[出水]起訴になってますからね。
[土屋]扱いが違うと。
[田中]まあ、モリカケの話と「掛けて」話そうと思ったんですけど・・・すいません。
[土屋]なるほど。
[出水]じっくりとお願いいたします。
[土屋]さあ、今日はアフリカの話ということなんですけども。アフリカの話。康夫さんってなんかアフリカって・・・。
[田中]僕はアフリカは南アフリカに、まだアパルトヘイトの頃に取材に行ったことがあって。
[塙]そうですか。
[田中]立木義浩さんと3週間くらい行ったんですけど、でも、実はアフリカって今もう、ナイジェリアとか大変なGDPになってきて、つまり今もう、アメリカと中国が世界の経済って言われてるけれど次、もうインドなわけじゃない?
[出水]そうですね。
[田中]面積とか人口とかGDP。でもアフリカにおいてもナイジェリアってのはあなどれないかなと。
[土屋]何があるんですか?
[田中]いろいろ宝飾品とか石油とかいろいろあるんだけれども、プチ中国的お金持ちが出ている場所でもあるから。
[土屋]そういうところでも注目なんですね。