2016年12月13日TBSラジオ 「生島ヒロシのおはよう一直線スペシャルウィーク ゲスト 田中康夫 辺野古訴訟沖縄県敗訴・プレミアムフライデー・日露首脳会談・カジノ法案・DeNA問題・今年の漢字は金 ほか」


[生島ヒロシ]さあ、今日は作家の田中康夫さんとお送りして参ります90分です。さて、TBSラジオニュースですが、一般紙的にはこのニュースが一番大きいんですが、アメリカ軍普天間基地辺野古への移設を巡りまして、国が沖縄県知事を訴えた裁判で、沖縄県の敗訴が確定する見通しになりました。

[生島]この訴訟はですね、普天間基地の移設先となっている辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した沖縄県の翁長(雄志)知事を国が訴えました。今年の9月、福岡高裁那覇支部はですね、「普天間の被害を除去するには辺野古に移設する以外なく、埋め立てを承認した前の知事の判断が不合理とは言えない」と、このように言いました。承認を取り消し、国の是正指示に従わなかった翁長知事の対応は違法だとして国側の全面勝訴としたという事です。これについて沖縄県が上告しまして、最高裁第二小法廷は判決を今月20日に言い渡すことを決めてあるんですが、判断を変更する際に必要な弁論を開かないという事で、高裁判決がそのまま維持され、沖縄県の敗訴が確定する見通しという事で、これも今日は全部(各新聞社が)社説で取り上げていますけど、康夫さんはどうですか。

[田中康夫]これはね「(仲井眞弘多)前知事の判断が不合理とは言えない」っていうのは、まあそういう文章なのかもしれないけど、「辺野古以外になく」って断定してるでしょ。で、やっぱり、沖縄って東京からも遠いわけですよ。で、しかも、那覇ってのは沖縄本島の南から三分の一の場所にある。そして名護ってのはさらに三分の一の場所にある。でも、その上の三分の一にあって、今、それも色んなご意見があるけれども、北部演習場って手付かずだったって所もあって、もしかすると北部演習場の辺りに、環境に配慮をして軍民共用空港を作れば、その傍のリゾートへも行けるようになるかもしれないし、「辺野古ありき」っていうところは、多分、沖縄の人達がね、米軍基地をどうするかだけじゃなくて、甘受する中で、もう少し違う場所があるんじゃないのかと。国外って話だけじゃなくて、沖縄の中でももうちょっとあるんじゃないかっていうところをこの裁判はちょっと読み取ってないんじゃないかなという。

[生島]なるほどね。ありがとうございます。康夫ちゃん、この「プレミアムフライデー」ですが・・・。

[田中]昨日、経産省が「金曜日には午後3時に帰りましょう」と。

[生島]そう。来年の2月24日。

[田中]うん、うん、うん・・・。

[生島]家族と過ごして消費も促して下さいという事でしょうね。

[田中]うーん・・・、まあヨーロッパ的にしたいのかもしれないけれど、霞ヶ関は一番夜遅くまで働いているからね。

[生島]明かりが灯ってますよね。まあ、でもホントに、康夫ちゃんが言った夜遅くまで働いているってのが現実問題として、翌日、「働き始めは11時間空けなさい」という。

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[田中]ヨーロッパはEUで権利意識が高いから「間に11時間空けなさい」。でもね、11時間空けるって、非現実的だって思う人もいるかもしれない。つまり「テレビのドラマを撮ってます」あるいは「cmを撮ってます」あるいはその他でも、プレゼンを徹夜、3時間睡眠で3日間・・・だったら、「その足りなかった分を貯金しておいて、来月に取れます」とかね、そういうフレックスをもっと新しい形に変える必要があると思うの。あるいは「週休2日貰ってるから、それを貯金しておいて最大2年間の間にそれをまとめて、例えば10日取れます」、「贅沢かもしれないけれど海外に行けます」、あるいは「家でずっとボーっとしてる」とか、自分で自分の時間を作れる形にしていかないと。

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[生島]ああ、それが良いね。

[田中]この日だけ、金曜日が3時っていうだけじゃない形がね。

[生島]その方が前向きだね。

[田中]だから、大手代理店の問題でも、そこの人に、なんか人事担当者とかそういう人は概して細かい事を言うけれど、シンプルでインパクトのある形の、そういう休みの新しい取り方を言ったらね。

[生島]賛成。

[田中]と思いますよ。

[生島]賛成です。

[田中]でしょ。結構これね、役員の人もうなずいてくれたんで、私もこういう制度を入れたら良いなって思ってる。

[生島]これ、第一号で手を挙げてやってくれるところは評価が高くなるんじゃないでしょうか?

[田中]そうそうそう。だって、「11時間休みを取りなさい」って言ったって、鎌倉に住んでる人と港区に住んでる人や、往復の時間だって違うわけだし。

[生島]そうか。それは良いな。貯めておく、ポイント制みたいな。

[田中]そうそうそう。

[生島]なるほど。

[生島]今日は康夫ちゃんとお送りして参ります1時間。さて、今日ですね、田中康夫さんに色々ニュースに触れて頂きますが。今日、産経新聞の『主張』にですね、ノーベル賞講演、あの先生、大隅(良典)先生でしたっけ。全部英語もね、日本語も書いてある新聞もありましたけれどもね、産経新聞の『主張』は、「独創性を育む社会を築いてほしい」と。

[生島]そうすると、30年50年先の日本をですね照らす事になるんではないかと。この独創力って事ですよね。

[田中]だから、人とは違う・・・。さっきみたいなほら、ホームから突き落とすみたいな人と違う事は論外なんだけども、やっぱりみんな同じ鋳型に入れちゃう教育じゃないってのが大事だよね。

[生島]だからよく、「八ヶ岳社会を目指す」って言ってますけど。

[田中]そうそうそう(笑)。

[生島]日本はやっぱりなんとなく、富士山型みたいな。

[田中]そうだよね。だから基本の躾はする上で、そういう、人と違うところを評価してあげるのをね。

[生島]っていうのが重要ですよね。さて、そんな中で、北方領土の事も気になりますが、これも産経新聞からですがね、北方領土問題について「一歩でも前進させる為に全力を尽くしたい」と総理。「私の世代でこの問題に終止符を打ちます。この決意で首脳会談に臨みたい」と。問題解決に改めて意欲を示したという事ですけども。

[生島]具体的には日本とロシアの経済協力ってのがどんどん進められているみたいですね。

[田中]まあそれはね、稚内とロシア側に橋かトンネルを通すとか言ってるけど、これは多分、ヒラリー(・クリントン)氏になったらロシアとアメリカは上手くいってないから、ロシアが逆に日本側に来てくれるかなと思ったけど、ちょっと(ウラジーミル・)プーチンさんは(ドナルド・)トランプさんになったんで強気。それと大事な事は4島、2島戻ったとしてもそこの防衛って誰がやるのか。日米安保があるからそこの対象外にしてくれってロシア側が言ってきている・・・とかあるいは、日本とロシアと共同統治っていってもそこに元島民の方が戻っても、共同統治って警察権とか司法権は一体どっちの政府がやるんですかとか。

[生島]難しいね。

[田中]大きな問題があるのでなかなか難しい。

[生島]「とにかく返してちょうだい」って言ってるだけでなくて、その事も考えると色んな事を考えて決めないといけないですね。

[田中]そうなんですよ。

[生島]そして日本も今やね、色んな事が起きていますけど。「カジノ法案、自民あす成立図る」。「数千億円の民間投資を呼ぶじゃないか」。一方で「不幸をまき散らすビジネスだ」。カジノに関しましては康夫ちゃんはどういうお考えですか。

[田中]だから僕は、「カジノさえ出来れば客が来る、経済効果が・・・」って言うんじゃなくて、つまり、今、ラスベガスとかはそれこそグーグルとかアップルとか、家電の世界的な展示会とかもあって、家族も来て、その一環の中にカジノがある。大きなホールを作れば町が栄えるってのと同じ発想でカジノって言っていても違うって気はしますよね。

[生島]へー!?ラスベガスで展示会はやっぱり多いんですね。

[田中]ラスベガスってのはカジノだけじゃなくて総合的なそういう町。「だからそれをしましょう、日本で」って言っているんだけれども、その他の、今までも、お金を掛けるものってのが日本にいくつも存在するわけだから、そこはどうしますかってところを、全体のパッケージできちんと見据える法案でないと。だって今回は日経新聞産経新聞も読売新聞も社説で、「これ、あまりに早すぎませんか」って言われちゃってるっていうところはね。

[生島]なるほど。関係者の方にお伺いすると「2年半前からやってるから、急に今、マスコミが取り上げて今回で5時間30分とか6時間以内で決めたってことでやられるけれど、前からやってるんですよ」とは仰ってはいるみたいなんですが。

[田中]でも、カジノってのはほら、それこそベネチアとかああいった所にあるのはホントに良い意味での高品質な感じでしょ。

[生島]社交場みたいな。

[田中]だから、「カジノ=オケラ街道っていうんではないんだよ」って事をきちんと伝える必要はあると思うんだけどね。

[生島]はい。ありがとうございました。

[生島]さて、今日は作家の田中康夫さんとお送りしておりますがね、今日はね、色々と気になるニュースを解説して頂こうという事にしまして、康夫ちゃんがまず気になったのはDeNAキュレーションサイト。これはどういう事でしょうか。

[田中]DeNAは野球はね、今年一生懸命だったんだけど、元々DeNAってゲームとかそういう事をやってたんだけど、ゲームも色んな過当競争になってくるという中でキュレーションってよく分からない。まとめサイトってインターネットで、スマホでも今、お年寄りの方もご覧になるけど、これを結局ライターの人達を安く使って何千文字も書かせても1本100円とか。

[生島]えぇ?!

[田中]ブラックで、しかも他のサイトに載ってるようなので人気のあるような言葉を必ず入れろと。しかも医療サイトってのを作ったわけですよ。そうすると医療サイトの中に出てきたのが、例えば「なんか肩がこる」とか「気がちょっと滅入ってる」と。「それは霊が憑いてるのかもしれない」って。

[生島]えぇ?!

[田中]で、マニュアルがあった事まで公表されて「最後に必ず、~という風に言われている」と書けば免責されるって。

[生島]あぁ・・・。

[田中]でも「違うでしょ」っていう事じゃない?それでずっと問題に・・・。夏の8月くらいからずっと言われていたんだけど後手後手で。こないだ会見を守安功代表取締役社長兼CEO)さんていう東大を出た社長と、南場(智子)さんという津田塾出た会長と、したんだけど、実際にそれをやっていた役員の村田マリ(株式会社ディー・エヌ・エー執行役員メディア統括部長、Palette事業推進統括部長、iemo株式会社代表取締役CEO)さんっていう方はシンガポールに住んでて、ちゃんとこの人を一緒に出して(会見を)やるべきだったと思う。御白洲って意味じゃなくてもね。(会見に)出ないと分からないのに、彼女は「ちょっと体調が悪いんでシンガポールから帰りません」って、じゃあ、お前ら、「悪霊が憑いてる」って書いてたところは「ブラックジョークか?」って言われて、ネット上の若い人だけじゃなくて、色んなまともなジャーナリズムの人達、上から目線じゃない人達も「こんな事をやったら良いんですか?」って。やっぱりこの守安さんて方、大変今まで有能な経営者って言われてたんだけども「著作権は守るように言ってました」って言ってるの。でも、監督責任とか経営責任ってあるわけじゃないですか。ましてや「~と、伝聞で書けば良い」って・・・。これ、グーグルの検索、皆さん今、スマホでも検索をするとなんとかって言葉を入れると、その(検索結果表示の)上位にあるようにする為のノウハウをここは駆使してたらしいの。でも、だからと言って他に書いてあった事を、我々も例えば、生島さんや僕が言った言葉も、つまり、写真とか音楽ってのは著作権が厳密だけども、文章って引用されても名誉みたいなところがあったじゃないですか。でも、必ず誰が言ってる、どこの雑誌に書いあったって出典が無いといけないのに、そういったところもまったく無いまま来てしまっている・・・。

[生島]我々も、週刊誌とか新聞とか夕刊紙とか、情報がありますと必ずね「夕刊フジに載ってました」とか「日刊ゲンダイに載ってました」とか、その引用のね、出所をですね、きちっと明らかにする事をきちっとやっておりますけれども、これはいい加減過ぎますね。

[田中]そうなの。で、皆さんも検索の上位にあるものを見ていくけど、大事な事は、英語でも「read between the lines」って中学で習ったでしょ、「行間を読む」。だから、グーグルの検索上位に載ってるものは「そうなんだ」って全部信じちゃうんじゃなくて、鵜の目鷹の目で見るんじゃなくて、やっぱり自分で考え、自分で語り、自分で判断するっていう。先ほどの教育もそういったところを教えるのが教育だし、そこが欠けてる社会になってきた象徴的な事が年末になって出てきたかなって。

[生島]守安さんて方もすごい優秀でしょうけど、村田マリさんて方も大変注目されてた方だったんですよね。

[田中]うん。

[生島]まあでも、これじゃちょっとね・・・。

[田中]と思いますね。

[生島]最後にもうひとつ。小池さんもちょっと逆風が、なんて声もありますけども。来年度予算で公開ヒアリングを行おうという事ですが、しかし、小池さんも自分のブレーンを連れてきてるんですけど、現場の職員の方とか、都議会とのですね、バランスというか協調を取るのが難しそうですね。

[田中]これは何度かこの番組でもお話してきてるけど、11人か12人の特別顧問って人が進駐軍みたいに入ってきていたら、職員の中でもホントにやろうと思う人達・・・、で、今回の問題も歴代の十何人の幹部、問題があったかもしれないけれど、幹部は懲戒処分を受けてるのに、歴代の3人の知事に関しては公開ヒアリングもしないまま終わっちゃってるって事になるとねって。今回も予算を作るのに公開ヒアリングって形、蓮舫さんと同じようにこういう形を作る・・・、でも、都民一千万以上いるわけだし、それはアリバイになってませんかって言われてっちゃうと、議会にも改めるべき点はあるかもしれないけど、議会に北風を吹かしているだけだとね。

[生島]そうですよね。

[田中]って知事経験の私も、最初からこういう外人部隊連れて来るって事はしなかったから。

[生島]なるほど。

[田中]やっぱり眠ってる職員の気持ちを、もう一回人間の体温に戻してあげるって事の初心は大事だと思いますね。

[生島]貴重なコメントありがとうございました。

[生島]さあ、今日はですね4876回目、「生島ヒロシのおはよう一直線」スペシャルウィーク2日目、田中康夫さんとお送りしておりますがね、沖縄県にありますアメリカ軍普天間基地の移設の為、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認に関して翁長知事が承認を取り消して国の是正指示に従わないのは違法だと国が訴えた裁判ですが、沖縄県側の敗訴が確定する見通しという事です。これは康夫ちゃん、一言ね先ほどもありましたけれどももう一回一言を。

[田中]だからやっぱり、辺野古ありきでずっといってる事に沖縄の人は悩んでるわけだからね、ここをやっぱり国は三つくらいオプションを出してみんなの意見を聞くっていう、必要かなと思います。

[生島]それがやっぱりひとつ納得できるところが出てくるかもしれませんしね。国外が一番ベストとは言うものの。次です。参議院で審議されているカジノ解禁を含む統合型リゾート(IR)整備推進法案と年金制度改革法案について自民党は今日それぞれの委員会で採決したい考えという事ですが、民進党側は採決提案を否決・拒否。内閣不信任決議案の衆議院提出について協議していて、与野党の攻防は激しさを増しているという事ですけれども。IR法案もあれですけど、年金制度改革法案、今後やっぱり今の体制だと年金が減っていくって事は間違いない。

[田中]間違いない、人口構造から言ってもね。あるいは払っている人も。だからもっと年金の法案を維持するだけじゃなくて次の制度、ずっとベーシックインカムって事を言ってきてるけど、ヨーロッパでも既に導入されてるんで。それも示す必要があると思いますよね。政治は。

[生島]そうですね。オプションをちゃんと提出してくれるとうれしいですね。次は安倍総理ですが、15日からの日露首脳会談を前にですね、北方領土の元島民と面会をしまして、領土問題に関しては「私の世代でこの問題に終止符を打つ決意で首脳会談に臨みたい」と強い意欲を示したという事です。これに対して島民達は「島に戻りたい。そして日露友好の架け橋になりたい」との願いを記した手紙を総理に託し、プーチン大統領に渡すよう要請したという事です。中国軍機に対して自衛隊が妨害弾を発射した」と中国国防軍が発表した事に対して菅官房長官は「事実と明らかに異なる。極めて遺憾だ」と中国側に抗議。また菅官房長官は「今後も国際法自衛隊法に従って、厳正な対領空侵犯措置を実施していく」と述べたという事です。

アメリカ(ドナルド)・トランプ次期大統領が中国と台湾は不可分の領土とする「1つの中国」の原則に縛られない考えを示した事に関して、さて中国側ですが、重大な懸念を示すと共に、「1つの中国」の原則を堅持するよう求めました。中国共産党系の国際紙は社説で「トランプ氏は外交では子供のように無知だ」とトランプ氏の発言を強く批判という事で、これはどうですか康夫さん。

[田中]まあでも、トランプ氏は「1つの中国」ってのの原則は知っているって事も言ってはいるんだよね。だけどやっぱりこれ、外交だから今までの国内的な事でバーンと花火を打ち上げてってのとちょっと違う。

[生島]違うからね。

[田中]どうなのかな。

[生島]はい。さて、低迷する消費の刺激策として政府と経済界は来年の2月から月末の金曜日にですね「プレミアムフライデー」と呼ばれる、買い物などを促すキャンペーンを実施する事を決めました。社員を早めに退社させて、レジャーや外食など家族と一緒の時間を増やす事を目指し、経団連などは企業に対して従業員が午後3時をめどに退社できるよう呼び掛ける方針という事です。経産省が打ち出してきましたね。

[田中]これはね、先ほども申し上げたんだけれども、やっぱりこれだけのアリバイのようにならないように、やっぱり・・・。我々だって徹夜で仕事をする時ってあるじゃないですか。でもその代わりにちょっと少し、ささやかだけど休みを取れるとか。サラリーマンの場合にもそういう形を取らないと「何時には必ず帰りなさい」って言ってたら逆にそれが結果的に良い作品が、良い番組が作れない、だけじゃなくて経済も逆に何時になったら全員帰るって話になったら、経済の停滞にもつながっていくからね。

[生島]そうですよ。「仏作って魂入れず」という事になりますね。

[生島]さて、先週はですねスマホの地図アプリの基本的な使い方、ご紹介をさせて頂いたんですが、今週はですね、より便利な使い方をご紹介しましょう。スマホの地図アプリの便利なところはなんと言ってもですね、自分の現在位置が、自分が今どこにいるかが地図上に表示されるんですよね。この前、栗原類君がね、ご自分の障害をカミングアウトされて、「このスマホの地図アプリがあるから僕は自分で色んな所に行けて、仕事が出来るんです」と仰ってたけどね。一人で旅に出掛けても、スマホさえ持っていれば安心です。でも、道を歩いている時は周りを見ていないと危険ですからね。スマホの画面に集中し過ぎないよう注意して頂きたいと思いますね。私も昨日ね、女性にぶつかられて、脇腹をあぁ・・・っと。

[田中]だからマナーを守ってね。

[生島]ホント、そうして頂きたい。お互いにね。それから今年の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」、金メダルの「金」に決まったという事ですが、「金」が選ばれたのは3回目。リオオリンピックでの日本人選手の金メダルラッシュ。そして東京都の前知事の政治と金の問題、「金」。それにアメリカのトランプ次期大統領の金髪などが理由に挙げられたという事ですけどもね。

[田中]ラジオを今お聴きのまともに働いたり学んでる人達にとっても「あ、ちょっとは金に近づけたかな」って思えるような時代になって欲しいという願いなのかな。

[生島](願いが)こもってますね。

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