2018年2月17日 TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送 常連さんにきいてみよう 英国デイリー・メールはFake Newsがお家芸「大阪テロリスト潜伏」三浦瑠麗発言 HPVワクチン薬害訴訟裁判 他」ゲスト田中康夫

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[出水麻衣]田中康夫さんをお迎えしまして今週を見出しで振り返ってまいります。まずは日曜日。平昌オリンピックの開会式に出席する為韓国を訪れていた金正恩党委員長の妹金与正(キム・ヨジョン)氏が北朝鮮に帰国しました。北朝鮮を巡ってはこの日、フジテレビの番組に出演した国際政治学者の三浦瑠麗氏が「日本の大都市などにスリーパーセルと呼ばれるテロリストが潜伏している」と発言、物議を醸しています。水曜日、スピードスケート女子1000メートルで快挙です。長野出身の小平奈緒選手が銀メダル、高木美帆選手が銅メダル、史上初めて日本女子選手がダブルでメダルを獲得しました。もう一つ水曜日です。子宮頸がん予防ワクチンを接種した直後から全身の激痛・記憶障害・運動障害などの深刻な被害に苦しむ女性達が国と製薬会社を訴えた訴訟の口頭弁論が東京地裁で開かれました。バレンタイン・デーだったこの日、原告の一人である少女は痛みや倦怠感から学校に通えなくなり、思うように体を動かす事ができなくなった苛立ちや悲しみを自分自身の言葉で語りました。

[土屋伸之]さあ、一週間を振り返って田中康夫さんから。

[田中康夫]個人的には私は・・・。

[土屋]長野出身の・・・。

[田中]そうそう。相澤病院というところの小平奈緒選手ね。今度500メートルあるから。

[出水]そこは期待しちゃいますよね。

[土屋]この500メートルは敵なしなんでしょ。

[出水]そう。

[塙宣之]だけどオリンピックだけは・・・、みたいなところがあるからね。

[土屋]あんまり期待しすぎちゃうとね。

[田中]淡々と自然体で、ってことは大事だと思いますけれども。

[土屋]これでも、病院がすごいサポートをしてね、留学とかも。

[田中]この相澤病院てのは私もよく知ってるけど、松本市にあってとても立派な、本当に患者さんに丁寧っていうだけじゃなくて、きちんと地域医療をやって。どうしても大きくなると経営だけになっていっちゃったり・・・。素晴らしい理事長の下の病院なんで。

相澤病院 相澤孝夫・日本病院会会長インタヴュー
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/opinion/orgnl/201708/552220.html

[土屋]留学をね、サポート・・・。

[田中]そう。オランダにね。

[土屋](サポート)したというね、病院ですけども。

[出水]このスピードスケートって陸上ですとなかなか日本人選手って海外の選手に勝てないですけど、スケート靴を履くと日本人選手、非常に速いんだなというのが、なんか不思議な感じもしますね。

[土屋]表彰台に立った時のオランダの選手との身長差がね。

[出水]まあねぇ。

[土屋]すごいですよね、あのリーチの差であんだけ迫る記録っていうのはすごいですよね、日本の。

[出水]技術の高さなんでしょうね。

[塙]スキーのジャンプの板?あれなんかすごいすね、大阪かなんかにある社員4人の会社なんですよね。殆どそうなんですよね。

[土屋]スキー?

[塙]あ、モーグルだ。

[土屋]モーグル

[塙]あれすごいよね。

[土屋]ね。上位選手、みんなそこの・・・。

[塙]そう、7割ぐらいみんなそこのを使ってるっていう。

[田中]そういう日本の職人芸ってのはね・・・。でも一方でほら、下町ボブスレーって言って・・・。

[出水]そうですね。

[田中]教科書にも載ってたところは・・・。

[出水]採用か採用じゃないか、なんてね。

[田中]でもジャマイカのチームが監督が辞めたことで、またボブスレーのアレがないって言うんだけど。

[出水]見直されたんですよね。

◎ビール会社がジャマイカ・ボブスレーチームを救済。発端はSNS | THE PAGE(ザ・ページ)

◎下町ボブスレー断ったジャマイカ、出場できず? 読売ディスり記事

◎下町ボブスレーまとめ一覧

◎下町ボブスレー問題で露呈した、日本人のヌルいビジネス感覚 冷泉彰彦

[田中]結果的にはジャマイカのレッド・ストライプっていうビール会社が「わかった」って言って提供したと。で、下町ボブスレーの人達はウチにもう一回来るかなと思ったけど別だった。でもあれはオリンピックっていうかスポーツなのに、あれだけ「なんだジャマイカ、この野郎」って公式サイトで下町ボブスレ ーがdisってたって。

[土屋]ははは、そうなんですか?(笑)。

[田中]それはやっぱり違うだろって(笑)。

[土屋]残念ですよね。

[田中]税金も投入してるわけじゃない?で、どんなに素晴らしい・・・、「そんなに素晴らしかったらなんで日本のチームに採用されなかったのよ?」っていうところのオチまできちゃってるから、ちょっとあれは恥ずかしいよね。

[土屋]そうですよね。前回、やくみつるさんが、そのボブスレーのことは言ってましたけど。

[田中]なるほど。

[土屋]ラトビアですね。

[出水]ラトビア製がやっぱり人気があるというような事を言ってましたね。

[塙]でもジャマイカも、もう貰ったってね、お金をみんなから寄付してもらってね。

[田中]ただまあ、もちろん、オリンピックは政治利用しちゃいけないんだけど、でも、各国のメダル数を争うんだけど、良くも悪くも「北朝鮮のペースになっちゃってる」とか言うけど、我々だって「北朝鮮が平和な国になって欲しい、あの地域が」って思ってる訳でしょ?それをなんか「対話の対話ではな」って言うのも・・・。でも現実にアメリカだって多分、リチャード・ニクソン氏が、そりゃ、田中角栄氏の方が先に国交を結んだけど、中国にヘンリー・キッシンジャーを送って電撃的な和解をしてった訳じゃない。そうすると今回のマイク・ペンスやあるいは、ずっとドナルド・トランプ氏を見てると微妙に変わってきてて、僕はやっぱり、韓国と中国とロシアとアメリカが一緒になって北朝鮮と着地点を見つける形が着々と動いている気がするんですよ。で、それが多分、海外のメディアの人達も知ってらっしゃるから、出水さんなんかはご存知だと思うけれども、日本だけが何故か「平和になって欲しい、怖い事やめて」っつってんのに、そういう方向に行くとなると、なんかちょっとちゃちゃ入れるって。

[塙]日本だけなんですか?

[土屋]警戒しすぎというか。

[出水]「圧力を」という風にね。

[土屋]なるほど。

[田中]だから・・・、っていうことは思いますしね。

[出水]今回、金正恩党委員長の親書を持ってきたじゃないですか、与正氏が。これ訪朝っていうのは有り得るんですかね、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は。

[田中]だって、国際赤十字も入って両方の、北朝鮮と韓国の赤十字が5ヶ月前からずっと話をしていると。で、必ずこれ、イラクの時でも赤十字が出てくるというのはね、そういう医療のことだけじゃない場での国際的な話し合いの場だから、私はこれは全体の流れはそういう風に流れていると思いますよ。

 

南北赤十字が5カ月間接触 2018/02/16 13:08:46

共同通信速報 【臨津閣共同】

韓国の大韓赤十字社の朴庚緒会長は16日、南北離散家族の再会問題などを巡り、 北朝鮮の朝鮮赤十字会と国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)との3者で、過去5カ月間、接触を続けていると明らかにした。人道問題で南北が水面下で接触してきたことを示した。

 

[土屋]具体的になってきているという証拠ですね

[田中]でまあ、そういう中で、日曜日に三浦瑠麗さんていう女性の方・・・。

[出水]これは何なんですか?スリーパーセルと呼ばれるテロリストが?!

[田中]スリーパー、いつもは眠っていて何か指令があると、セルだから細胞として破壊活動をする人が国内にいて、「特に大阪には多いですよ」って言ったわけ。でね、各国、諜報員、FBI、CIAがあるように、そういう諜報員はいますよ。だけどそれをあたかもね「大阪にはそういう歴史的な流れもあ るから、そういう人がいる」って地上波のテレビで言って、しかもそれ、生放送じゃなくて録画ですよ。それをそのまま流しちゃうって・・・。この方は「いやいや、私はこういう危険性があるということを述べたのに、みんなそんな煽って心外だ」って言ったの。

[塙]はあ。

[田中]彼女は。

[出水]はい。

[田中]でも、これ聞いた時ね、あのほら「それで何人死んだんだ」って沖縄の事を言って副大臣辞めた松本なんとかさんって方(松本文明内閣府副大臣)がいたじゃない。あの人謝ってないんだよね。「私の発言が誤解されたのならば申し訳ない」っての。つまり「私の発言が間違ってるんじゃない」と。沖縄を揶揄したことは。それをそういう風に、鵜の目鷹の目で取っちゃった人が悪いって言ってるんだけど、彼女も「心外です」ってそういう事。

[一同]はあ。

[田中]で、じゃあ「根拠は何ですか?」ってみんなが聞いていったら、「いやぁそれはイギリスのデイリー・メールという新聞が報じてるんです」って言うんだけど、このデイリー・メールっていうのは「ネッシーがいます」って写真を、ヤッシーじゃないよ(笑)。

[一同]ははは。

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[田中]「ネッシーがいます」って写真を載っけた、まあ、いわば東スポ(笑)。いや、東スポだって芸能は他の芸能記者が「忖度する」ところを書くけれども、なのでwikipediaというサイトでも、「デイリー・メールの情報に根拠があるという記述はダメです」って言われてる訳(笑)。それを国際・・・、だから僕はすごいなって(笑)。国際政治学者って、東京大学出て藤原帰一さんの愛弟子の、この方はそういう東スポもびっくりの情報をテレビで言えちゃうっていうのは、日本も・・・。

 

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17/7月号 田中康夫の新ニッポン論㊾「「名誉白人なダッチ=オランダ人形」三浦瑠麗ちゃま」◆月刊VERDAD-ベルダ
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[塙]芸人と変わらないじゃないですか、都市伝説探す時のね。

[土屋]すごい話ですね(笑)。

[田中]あとはね、もう一個、僕、実は水曜日に子宮頸がん予防ワクチン、HPVワクチンと言われてるんだけれど、これの裁判を、私はこの問題に非常に関心を抱いているので(東京地裁へ)伺ったんです。

[田中]そこで4人の車椅子の女の子が、ホントに高校生くらいの子ですよ、で、この子達が、元々元気だった子達が、で、その中の一人が文章を読んだんだけども「私は非常に運動が得意で学校でも元気だったんだけど、子宮頸がんワクチンの3回目を打った後に突如痛みとか倦怠感、もう、家を這って2階に上がれないくらいになって、今も通信制の高校に通っていて勉強したいけれども・・・」って言ってて。で、同様の子が何百人も出ている訳ですよ。実は厚生労働省と製薬会社、外資系の2社は調査をしたんだけれども、実はTBSの夜の番組でも出てらっしゃる女の子が、酒井七海さんて本名を明かしたんだけれど「自分も症状があるって医師に言った」と。「でも厚労省が発表したデータに私の名前は載ってない」と。で、「どうしてそれが消えちゃうの?」って事で「これは実名で会見をしなきゃ」って言ったのね。で、このワクチンのこと、色んなことを言う方がいるけれども、私は日本脳炎のワクチンが昔、最初の時、何をしたかって言うと、日本脳炎のワクチンの中にもいわゆる、マウスとかの細胞を・・・、マウスで(ワクチンを)作ったんですよ。そこの(マウスの)タンパク質もあってそれによって異常が起きたのね。で、今回のってのは蛾を使ってんですよ。で、他のワクチンってのは例えば、みんな動物実験をしてるんだけれども、チンパンジーでの実験を、チンパンジーは今もう絶滅危惧種なんで(臨床実験を)行わないで認可されたの。で、このワクチンは何かと言うと、蛾の細胞を培養してそこに人間の遺伝子のHPVというウイルスを入れて、しかもそこに蛾のタンパク質も入る。

[一同]んー。

[田中]そうするとこれは日本脳炎の時と同じ状況なの。で、多くの学会、産婦人科学会とかは「これを打たなければ」と言ってるんだけれど、唯一、日本神経学会という、神経内科の医師達は「これは変だ」と。実は、初代厚生労働大臣だった坂口力さんという、この方は医師でもあって、この方も「ワクチンてのは、インフルエンザのワクチンとかも安全性は確立している」と。「誰も反ワクチンじゃない」と。「でもこれだけの(副反応の)症状が起きてるのに変じゃないか」って彼も仰ってるの。ところが厚労省は「1ヶ月以上経ってから異常が出たのはワクチンとの因果関係はなし」って言うんだけれど、みなさん、ワクチンってね、インフルエンザワクチンを打ってから効くまでに1ヶ月半とか2ヶ月掛かるから「早めに打ちましょう」って言ってます。

[出水]言われますね。

[田中]ところが、神経内科学会とかでは「(HPVワクチン接種に伴う今回の副反応は)最大8年くらい経ってから異常が出てきてる人もいる」と。で、これに対してね、「じゃあそれは何の原因ですか?」って事を言うと、推進派の学者とか知識人達は、エビデンスって科学では言うらしいんですけれど、事例ですよね、「エビデンスとして因果関係なしと証明されてる」と。仮に二百歩譲ってそうだとして、でも現実にホントに寝たきりになってしまってる子達は「(原因は)他の何なんですか?」と。「大気の具合ですか?食べ物の具合ですか?」と、誰もこれは説明していないのね。だから僕はこれはホントに水俣病の時と同じようなね、水俣病も僕が生まれた年です、昭和31年ですよ。「水銀だ」と熊本大学の医学部が言った時に、東京大学の医学部は「因果関係がない」って言ったんですよ。そして、国が公式患者として昭和31年に認定したのに、ずっとその説が学会の主流になって水俣病の悲劇は起きたわけでしょ。だから僕は現実にこの人達がいるのに、「因果関係なし」って言い切ってしまう・・・。

[土屋]これはなかなか難しいですね。

[田中]このコーナーは重たい話をするところじゃないけれど、大事な事だなと思っています。

[土屋]一週間のニュースを田中さんと振り返ってまいりました。

 

*

 

[土屋]今日はメッセージテーマ「かぜのはなし」という事なんですけども、康夫さん「かぜ」と言ったら何を思い出しますか?

[出水]「風邪」をひくの「風邪」でもいいです、ぴゅーぴゅー吹く「風」でもいいですし。

[田中]やっぱり私は、普通の風邪はやっぱり「よく口を洗いよく食べよく眠る」。

[土屋]予防はね。

[田中]うん。その基本のそういう・・・。

[土屋]特別な事はしてないんですね。

[田中]・・・が大事なんだよね。だからさっきの話でも子宮頸がん検診ってのがあって、イギリスとかアメリカは検診をする人が8割いるんですよ。日本はいまだに2割だけなんですよ。だからワクチン云々の前に・・・。

[塙]じゃあ、検診ですね。

[田中]検診をする。で、イギリスでは女性の医師だけじゃなくて女性の看護士にも、検診って細胞を取るんでね細胞診と言って。その資格を取らせてやってる訳。

[土屋]看護士さんがね。

[田中]これだって立派な雇用だし。

[土屋]なるほど。

[田中]小さな金額で出来ること。風邪もそうだよね。よくうがいをする。

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