2016年10月22日 TOKYO MX 「田村淳の訊きたい放題!臨時国会 安倍政権の重要課題 TPP・働き方改革で私たちの生活はどうなるの?」 ゲスト 田中康夫 他

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[阿部]まずは一週間のニュース・フラッシュをご覧頂きましたが如何でしたか。
[田中]この米山さんってのは「現時点では」っていう言い方をしているし、彼は「電源が切れたから再電源塔を作れば大丈夫」ってずっと言ってきてる人だから、考えが、5年経っても収束しないフクイチ(東京電力福島第一原子力発電所)で変わったのかどうか。

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[田中]小泉純一郎さん辺りは今日の朝刊、共同通信のインタヴューで「再稼動反対を言えば、安倍政権は推進だから大変な打撃受けるよ」って言ってるけど、野党は中々そこがモニョモニョを民進党はしてるからね。

[田村]はい。結局、日本の政治家の人は、みんなこぞって原発を推進しようと、なんか大きな力でそっち側に動いている感じはありますよね。
[田中]だからそれを小泉さんは言ってるし、矢沢永吉さん辺りも「トイレが無いのに垂れ流してるマンション大丈夫?」って言ってるからね。やっぱり今までほら「安全です。値段も安いです。クリーンです。」って言ってたけど、やっぱり放射能って、もちろん、レントゲンとかは大事な事なんだけど、無色透明無臭だから人間の五感が察知できない、多分唯一のものである、じゃあそれとどう向き合うのかという事は、やるにしてもやらないにしてもやっぱりもっとちゃんと覚悟を持って言うリーダーがいないとなっていう気はしますよね。

[田村]なるほどね。なんか、覚悟が無いまま僕達も判断をしなきゃいけないっていうところが怖いですよね。田中さんどうですか、僕この「TV ネット同時配信へ」ってすごく気になるんですけど。ここはもう既にやってますよ。
[田中]そうそう。ここは先進的だから。
[田村]「エムキャス」ってのをね、やってますから。この番組、「エムキャス」流れてるんですか?

[スタッフ]はい。
[田村]ほら、同時配信してるんですよ。そんな時代が来てるのにいよいよ民放のね大きなところも。
[田中]だから、そうすると今全国に多分、系列局の数くらい4局3局、各都道府県にできてるその放送局はどうなってくのかってのは一番大きな問題だよね。ただ一方でそこの地域の行政だったり地域の商業だったり、そういうローカル・ニュースってのも大事だから、そこができるようにどうするのかっていうね。
[田村]でも、今、僕は地方にものづくりする力すごく残っていると思うから、オリジナルのコンテンツを作れば地方局も絶対勝てるとは思うんですけどね。
[田中]だから電波はね、お風呂場でもどこでも全世界周っていくものだから、規制しきれない。でも一方で、平成の市町村合併と同じように合併すれば元気になるって言ってたけど、多分、合併して元気にならなくなった自治体が多かったりするじゃないですか。それがやっぱり日本全国の一つ一つの集落とか細胞が元気が無くなる方向にならないメディアであって欲しいよね。
[田村]なるほどね。

[田村]さあ、ということで今週はTPP・働き方改革で私達の生活はどう変わるのかについて田中さんにお話を伺いたいと思います。田中さんはどういう見解でしょう。

[田中]僕はデメリットの方が多いと思います。で、何故かと言うと自由貿易を日本は既にしている訳でしょ?アメリカもしている訳です。なのにTPPってどこから始まったかと言うと、最初、このシンガポールニュージーランドブルネイ、チリから始まった。シンガポールって国は水まで世界中から買ってる訳でしょ。で、金融立国でお金持ちの人に投資してもらって生きている国だから、金融以外生産してないんだから、そりゃ「自由の」方が、もっとTPPの方が良い訳ですよ。もっと言うとブルネイやチリ、チリはレアアースブルネイLNGガスでしょ。あるいはニュージーランドは人間の数より羊ちゃんの方が多い国だから、一次産品だからそれが売れて他のもの、二次産品三次産品を買うって事でしょ。で、じゃあなんで急にアメリカが言い出したかというと、今、三浦さんが仰ったものづくり、アメリカは自由貿易と言いながら日本の車にすごい関税掛けているじゃないですか。今も日本の車がTPPで入ってきたら困るって労働者の組合が言って、今、共和党民主党も「TPP嫌だ」って言ってる訳でしょ。そうすると日本が入ってアメリカを引っ張れるって、そんな引っ張ってこれるほど柔な国かなって疑問も一個あんだけど、彼らからするとGoogleであったり(Appleであったり)Amazonであったりネット社会であったり、これはまさに一次産品二次産品三次産品どころじゃないもので、これは永遠に多分、デファクト・スタンダードアメリカの頭脳が作っちゃったから、それに変わるITが出てくるというの多分、21世紀中あるかないかじゃないですか。ということを考えていくと日本というのは自由貿易をしてきた。で、関税自主権っていうものを小村寿太郎が100数年前に行った。でも関税自主権が無くなるという事は、今まで国柄と言っていた「保守」の政治家の人達からすると、関税を自分で決められないというのは国であるかどうか分からないっていう話になってっちゃう。だから、自由貿易なのだから開国が至らない点を改める「改国」なら良いけども、開国が理念が無くて覚悟が無いとどんどんどんどん日本のような農産物の自給率も低くて、資源を輸入してものづくりをしてる国からすると製造工場も他の国にいっちゃうとすると、よっぽど日本がヴィジョンがないと壊れる「壊国」になってっちゃう。そうするとそれは、これ、今日は朝の番組(「モーニングCROSS」)では一杯いろんなペンで色があるんだけど、大川(大川貴史プロデューサー)さんが2色でやって下さいって言われたんで(笑)。だからね、自由貿易でどんどんいくと市場原理になるでしょ。市場経済でしょ。でも大事なのは私達、やっぱり、温もりのある「いちば」社会で、ここをきちんと議論というか理念を持ったリーダーがいないと、日本が引っ張ればアメリカも来てくれるって、それほど柔じゃないかと。
[田村]そもそも、アメリカに引っ張られて(TPPに)行ったんじゃないんですか?(笑)。「お前も入れよ」みたいな事なんじゃないんですか。
[田中]だからさっき言ったように、この辺のシンガポール、チリとかが言ってたのは「アメリカにとってメリットがあるな」っていうんで、突如アメリカが「日本もやろうやろう」ってなった訳。ところが今、大統領候補はどちらがなっても嫌だって言ってるし、共和党民主党も「TPPじゃないもっとアメリカにとって有利なTPPに代わるようなルールを作ろう」って言い出してる訳ですよ。で、それで私はずっと言ってたのは、これ、自民党の人達もずっと野党の頃言ってたの、ASEAN+6。つまり世界中、ほら、ウルグアイ・ラウンドとかGATTって全部の国が一緒に仲良くなるなんて無理じゃない。そうするとFTAとかEPAってのは一対一でぎりぎり交渉をする。その意味で言うとASEANにプラス日中韓、そしてオーストラリア、それからニュージーランド、インド。ここで作っていく。で、そうしたらその時に中国は入らないって言うかもしれない。そうしたらASEANとその他中国除いた国で作ったら中国・・・そっちで作れば中国が頭を下げて今度入ってくるようになる訳じゃないですか。

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[田村]これ、でも、アメリカ抜きでそんな事がまかり通るのかっていうね。
[田中]だから、基本はやっぱりFTA、二国間同士。でもそれをちょっと日本が怠っていたところでTPPが出てきたんで。

田中康夫 公式ポータルサイト » 12/01/27 衆議院本会議 代表質問:大増税・TPP・放射能について◆本会議

田中康夫 公式ポータルサイト » 11/11/01 衆議院本会議 代表質問◆本会議

TPPの謎?旧サイト一覧

田中康夫 公式ポータルサイト » TPPの謎?


[田村]さあ、今週の「キキタイ」、引き続きTPP・働き方改革についてお話を伺いたいと思いますが。

[田中]今の黒船理論っていうのは、つまり外圧が来なければ変えられないというところにそもそも日本が自分で考え動いてというところの欠落でもある訳でしょ。で、もう一個は農業の事。で、農業の団体で一番問題なのは、そりゃ巨大な、農業と言いながら金融をやったりいろいろな事をやってる巨大機関でもある訳ですよ。もっと言えば日本においては、専業の農家の人ではなくて兼業の人、公務員をやりながら兼業のような人。では、民主党の時に農業者戸別所得補償制度ってのをやったの。で、お米を作る経費よりも売り額の方が低ければ、それは週に一回だけ(農業を)やってる人はそうなる訳よ。専業で食べてる人は必ずビジネスとして儲かるようになってる訳。で、そこの人には補助が行かないとか支援が行かないみたいなね。働かざる者・・・みたいなところになってる。それを大きく変える必要が僕はあると思うの。で、あともう一個はTPPというのは別に農業の問題でもなんでもなくて、これはここに書いたように、これは宮崎哲弥さんとかも僕と同じ事を言ってるんだけど、ISD条項。
[田村]ISD?!
[田中]ISDってのは何かって言うと、例えば、これは全部バリア・フリーにしましょうって事なの。だから例えば「遺伝子組換え作物ではありません」って表示が書いてありますよね。で、そうすると多分、アメリカは巨大農薬会社・種子会社があって、アメリカの法律は今、自分で農家の人が自分で種子を保存して翌年使ってはいけませんっていう具合になってる訳よ。種子会社から買わなきゃいけない、でも種子会社は遺伝子組換えでしょ、遺伝子組換えが良いか悪いかの議論の前に。そうすると、この表示を「遺伝子組換えの大豆じゃありません」って書くと、「これは市場のバリア・フリーになってません」っと言ってこられるとどうするか?
[田村]あぁ・・・。表記出来なくなるって事ですか。
[田中]そうです。

[田村]「遺伝子組換えではない」って事もTPPが入ってくると表記出来なくなるって事。
[田中]で、それに違反をするとどうなるかって言うと、そこにおいては日本がルールを作るよりもアメリカの方が巨大だから、じゃあそうするとこれは世界銀行(本部ワシントンD.C.)の下にある解決センター(国際投資紛争解決センター)に言わなきゃいけない訳。
[田村]えぇ?!
[田中]で、これね、今までね、これ、TPPの前にカナダとかメキシコってのは、いわゆるNAFTAというね、お互いの自由貿易協定を(アメリカとの間でも)結んでた訳。そうするとアメリカの企業が、今言ったように「バリア・フリーじゃないぞ」と「お前らオープンじゃない」っていうのをやると世界銀行の下にあるから、全部負けちゃってる訳。メキシコも負けちゃってる訳。
[田村]従わざるを得なくなるって事ですか。
[田中]でもね、アメリカちゃんは全部勝っちゃったの。
[田村]ホントだ。
[田中]カナダやメキシコが「アメリカもちょっと閉じてない?」ってったら「大丈夫」って言われちゃったの。
[田村]へー!?
[田中]だから日本が、日本の国益だって言うんだったら日本がそこまで出来るタクティクスがあるならば良いけれども、そうでないと今言ったように宮崎哲弥氏も言ってるんだけど、インチキな訴訟で大打撃になっちゃって、で、TPPも「トータル・ポイズン・プログラム」になっちゃう(笑)。だから、私は自由貿易は当たり前。だけど、自由貿易の至らないところを直す事が改める「改国」じゃないかと思います。例えば日本の車が暴走したなんて結果的には嘘だったのにアメリカでああいう世論になって日本のマトモな車がすごくお金を払わなくなっちゃったりしたじゃないですか。日本がアメリカ以上の戦略性があるだった良いけれども、そうでないと。それはTPPをやれば、つまり市町村合併やればバラ色になるってのと同じで、TPPの前に各省庁があぐらをかいてたところをきちんとメディアも、あるいは政治家も、あるいは経営者も突いてオープンにしていくっていう事が大事で、それをしてこなかった部分が今のバターの話でも、もちろん仰ってる通りなの。でもそれがTPPでバラ色になるっていう発想だとTPPに入れば全部は、そりゃ先進国と途上国があるかもしれないけど、それはみんなワン・オブな国になっちゃうんですよ。

[田村]TPPに入れば全部がバラ色なるっていう事だけじゃなくて、TPPに入る前に日本としての仕組みをまず改革しない限りはTPPに入っても無駄にやられちゃうぞと。
[田中]だから、EUからイギリスが抜けますと、あれは国民は他の国の労働力が入ってきて我々どうなるってとこで選んだかもしれない。でも今イギリスの保守党が、そこで発想転換したのは、むしろEUという中で逆にみんなワン・オブで同じで自由度が無いんだったら、むしろいけない事だけど植民地であったイギリスの英連邦というブロック経済を新しい21世紀のブロック経済で使った方がイギリスの為になるよって事を言い出してて、フランスやドイツもベルギーも昔植民地があったんで、植民地はいけない事なんだけど、ちょっと焦ってる訳でしょ。そうすると日本がもっとアジアと、植民地じゃなくてもっとアジアと何ができんのかってところが、考えてこなかったから手遅れなのかもしれないけど、このままではどうかなと。


[田村]さあ、今回は少子高齢化社会対策の一つとして期待される在宅医療について考えていきたいと思いますが、田中さん如何でしょう。
[田中]今の問題は、育休と同じようにまた職場に復帰出来るような制度を確立する事が大事。で、ここを見るとね、通院の方は高度な医療が受けられますと。でも通院に行けるという事は車椅子や医療タクシーで行くとしても、行ける人でしょ?そうすると在宅医療の人もそうでなくても家にいたいって人もいるから、かなり動けないっていう人達もいる訳じゃないですか。そうすると良質な生活って時に、実はお医者さんも毎日24時間来てくれる訳じゃないんだから月に(在宅医療の訪問は)2回、3回。とすると(四六時中お世話をするのは)やっぱり家族でしょ。で、僕はだから、長野の知事の時に、デイ・サービスやショート・ステイだけじゃなくて『タイムケア』っていう制度を作ったんですよ。これは障害のあるお子さんの親でも、あるいは高齢な方でもやっぱり原風景の中で終末を迎えたいって希望、じゃあその時に家族の人はみんな疲れちゃう訳じゃないですか。だから介護殺人が起きる。そこで僕は一時間単位から県独自で最大200時間まで、例えばいつもお世話をしている奥さんが美容院に行く3時間、あるいは年に一回だけおばあちゃん、申し訳ないけど家族で温泉行くんでって28時間、こういう時間をいつも来てくれてるヘルパーの人がプラス県の費用で最大200時間まで1時間単位で取れるって制度を作ったんですよ。

[田村]あー、それ良いですね。
[田中]いえいえ、これは職員が協力してくれたからなんだけど。でもやっぱり介護をしてる人達に、自由ってんじゃなくてほっとする時間をあげる事が無いまま、在宅医療は良いですよ、在宅介護は良いですよって言ってくと悲劇は止まらない。だから僕が下伊那郡って飯田の下の泰阜村(やすおかむら)っていう所に松島貞治さんて今もやってる村長は、貧しい財政でもとにかく生まれ育った原風景、移り育った原風景、障害があっても独居でも過ごすと。その為に一杯お金使ってるの。で、僕はすごく感動して、そこの村民になんなきゃそんな事、長野市に居たら分かんないって、村民になったの。
[田村]へー!
[田中]そしたら(県)議会の人から、お前そんなとこ行って週に何日か行かなくて田中泰阜(タナカヤスオ化)村にしたいのかって怒られちゃったんだけどね(笑)。でもそういう基礎的な自治体って沢山あるから、それをちゃんと国が、とりわけふるさとっていうイメージを持ってる日本の人達が原風景で、というのが大事だと僕は思いますね。
[田村]国って在宅医療をどうにかして推し進めたいっていう割りには、その背景にある問題は、なんか現場でやっといてくれいう人が多いような気がするんですけど、田中さんみたいに、この問題を推し進めるんだったらこういう問題も出てくるからそれも行政がやろうというところまで考えるように推し進めて欲しいですよね。
[田中]と同時に、TPPやる前から、こないだ、とにかく外国の人が介護の要員として来て貰うように門戸を開けますってのが大分進んでるけど、三浦(瑠璃)さんは、日本の若者がちゃんときっちりする為に、良い意味での戦争をやるんじゃなくて良い意味での徴兵的な制度の経験必要って言ってるじゃない。ったら僕はある意味じゃニートの人達に介護の訓練をして、介護の現場で働いて貰うようにするって言うのはとても大事だと思うよ。その意味で心を入れ替えるんだったら良い意味でスパルタじゃなくてパラサイトの人達に介護の喜びを知って貰うってのはありだと思うけどな。
[三浦]今日はね、意外と田中さんがマッチョな男だなって事に(笑)。
[田中]なんなんですか。いやいや、あなたはそれをほら「羊の皮に包んで」らっしゃるから(笑)。
[田村]うわー、「きれいな」言葉のせめぎ合い、良いですね(笑)。汚い言葉は決して出さないけれど、ものすごい攻防がありましたけども、素敵な攻防でしたね。さあ、皆さんはお二人の意見を聞いて、自分はどういう風にしようか自分の最後の旅立ちの瞬間、みんなで考えて見て下さい。以上、本日の特集企画でした。
[田村]では、「訊きたい世論調査」の結果発表です。
[阿部]今日は「日本にとってTPPはメリット・デメリットどちらが多い?」と思いますかという世論調査を行ってきました。最終結果はこのようになりました。メリット912ptでデメリット2599pt、わからない710pt。

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[鈴木奈]わぁ、デメリット多い。
[阿部]はい。
[田中]まあ、わからない人も多いよね。
[阿部]沢山のご参加ありがとうございました。ではここで奈々ちゃんのお送りする今日の総括です。
[鈴木奈]今日、私が一番気になった言葉は『タイムケア』。

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[田村]田中さんの。
[鈴木奈]そう。田中さんの言葉『タイムケア』。もっとそういった事が増えたら良いなと思いました。
[田村]なるほど、ありがとうございました。
[鈴木奈]田中さん最高!
[田中]ありがとうございます(笑)。
[田村]三浦さんが最高じゃないみたいな言い方、やめてくださいよ(笑)。
[田中](先日の「オールスター感謝祭’16秋」での)ぬるぬるローションの『とぅるるん』奈々ちゃん最高(笑)。
[鈴木奈]ありがとうございます(笑)。

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「註の新たな註」
「いまクリ」と「もとクリ」、その記憶の円盤が舞い続ける時空。

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