2019年9月23日 TOKYO MX モーニングCROSS 田中康夫 国土の68・2%を占める日本の森林は荒れ放題🌳 千葉停電問題「真の理由」はこれだ❣ もはや「夜警国家」ですらないオワコン国家🎌「自己責任論」+ @8bit_HORIJUN 堀潤取材 過激化する香港抗議

[久保井朝美]台風17号接近というニュースです。台風17号は暴風域を伴って昨日夜に九州北部に再接近。その影響で宮崎県でも竜巻などの激しい突風が発生したとみられます。

[堀]台風15号の影響で停電が続く千葉県では県が備蓄する非常用発電機の半数以上が倉庫などに置かれたまま活用されていないことが分かったということなんですね。県の地域防災計画では市町村からの要請で貸し出す流れや、原則、避難所の運営や役場での予備電源などに行政サービス維持の為に使うということが想定されていたことから眠っていたのか、と。まあ更に、手続きも必要だということで台風17号接近中ですが、一方で教訓を生かすことができるのか?

[田中]駄目っしょ。

[堀]んーん。

[田中]だって(停電で役所の補助電源もダウンして)防災無線まで繋がらない中で(市町村から)連絡がないから持って行きませんって、御用聞きやるのが県庁だし御用聞きをやるように言うのが知事なのに。

[堀]仰るとおり。

[田中](千葉県知事が)自衛隊を要請したのは(台風直撃の翌日)火曜日の10日になってからだからね。

[堀]そうですよね。実際に館山の布良(めら)という場所に行きましたら「まだね、役所の人来てないんですよ」って4日目にして言っておられましたよ。

[田中]これね3000戸まだ電気が点いていない。だけど20000戸近く損壊している。同時に例えば、イトーキとかも木材を使っているから工場が出荷できない。メグミルクの牛乳だって牛も乳搾りができなくて牛は痛くてしょうがないわけでしょ。なのに関係閣僚会議も災害対策本部も作らないってのは、りっぱな「放置」国家になったんですよこの国は。

[堀]悲しい。

[田中]「ホウチ」国家ってみんなを「放置」する(笑)。

[堀]ああ…。

[田中]ふっふっふ。悲しいことですよ。

[堀]最大限の皮肉ですよね。

*

[堀]さて時刻は7時37分を廻りました。ゲストの皆さんの持論を展開するオピニオンCROSS neo。今日は田中さんから参りましょう。

[田中]時間無い?

[堀]大丈夫ですよ。

[田中]あのね、昨日(大相撲で)優勝した御嶽海、あの人はですね(香川県大阪府と同じ面積に)人口が2万7千人しかいない長野県木曽谷の出身なの。あの人はね前回優勝したときに木曽谷の保母さんが、障害がある子供と一緒に遊ぶのを他の子はちょっと嫌がるんだけれども、彼は自分が駆けっこで最初に入ったあと、なかなか走れないその子の手を引いて一緒に走ったような優しさがあるって。で、お母さんはフィリピンご出身のマルガリータさんっておっしゃるんだよね。で、彼は東洋大学を出たあと出羽の海部屋で横綱が出ないから是非入ってくれって言われて、公務員に決まってたのに入って、そしてその前年が御嶽山の爆発だったわけ。だから山梨県、「山のない県」から海に出るために御嶽海って名前を付けたんです。

[堀]すごいストーリーを背負った…。

[田中]立派な人なんだよ。

[堀]注目したいと思います。

[田中]是非。

[堀]良い話を聞きました。

[田中]で、今日やるのは、前回は「港の見える丘公園をカジノの見える丘公園になんかさせないぞ」っていう「横浜のマハティールさん」藤木幸夫さんの話をしたんだけれども。

[堀]今日のテーマはこちらになります。

[田中]話長ぇ?(笑)

[堀]ははは(笑)。

[田中]東京電力には言いたいことは多々あるけれども、今回の(千葉県の台風災害・停電の)問題は東京電力の問題じゃないんですよ。国の根幹の問題なんですよ。何かというと、日本は森林の面積が…。

[堀]台風の話ですね。

[田中]はい。

[堀]台風で行政が後手に廻った。一体何が起きてたのか?停電も長引いてる、その背景を。

[田中]プレゼンの下手な私にちゃんと補助線を入れてくれてありがとう(笑)。

[堀]とんでもないです(笑)。

[田中]フィンランドが国土の73.9パーセントが森林、日本は世界で2番目で、スウェーデンよりも多い68.2パーセントなんですよ。

[堀]多いですね。あ、そうですか?森の国と言われる…、多いですよねやっぱり日本は森林の国なんだな。

[田中]じゃあブラジル。「ブラジル、日本より面積は広いだろ」って言うけど57.2パーセントで、そこが今、アマゾン(の火災)が大変だ、と。こんなことをやってたら世界中の問題だって言われて(当初は居直っていたジャイル・ボルソナロ大統領も慌てて)るわけでしょ?まあイギリスのようなところは「囲い込み(エンクロージャー)」運動してみんな羊飼っちゃったんで11.2パーセントで、あるいは中国とかオーストラリアとかインドも森林が少ないから災害が起きているわけですよ。でね、じゃあ日本、68.2パーセントある。国土面積の68.2パーセント。森林の中で人工林と呼ばれる、戦後、いわゆる針葉樹だから保水力が無い木を、(戦時中に)木を切っちゃったところに効率主義で植えてった。それが45パーセントです。(フリップの)下を見てください。国土交通省の予算というのは7兆3000億あります。プラス4632億円ってのは3・11関連予算です。農林水産省の予算も3兆円あります。農林水産省の中に含まれるとはいえ、国土の68.2パーセントの林野庁の予算は4000億円台なんです。

[堀]少ないですね。

[田中]で、「これは林野庁って言うから木を大切にしてるのかにゃ?」って、違うんですよ。その92パーセントはいわゆるダムにもならない小さな沢にコンクリートとか鉄を埋め込む谷止工、あるいは(間伐後には元の林となる必要最小限な作業道でなく山肌を削り取る大規模な)林道を作るという公共事業なんです。

[堀]なるほど。

[田中]ですから大切なことは、針葉樹というのは間伐をしなきゃいけないわけね。なのに森林整備に使ってるのは林野庁の予算の中の8パーセントなわけ。

[堀]こんだけか…。

[田中]だから今回起きたことも、木が倒れました、と。でもあれも木の中のところが腐ってたと。

[堀]そうでしたね。

[田中]じゃあ、切って…。私は「森林ニューディール」って、前に信州にお勤めだったっていうんだけれども。

[久保井]はい。長野のアナウンサーをしていました。

[田中]間伐を、2残1伐っていう(2列の残して1列間引く)間伐をしないと下に光が入らないわけ。

[堀]下が腐っていく。

[田中]で、これは最も人(の手)を使うから地域の公共事業から転換できない人たちの労働集約産業になるんですよ。だからこれ、自慢じゃないけれども私が知事の時には2.5倍に予算を増やしたわけ。土木(建設業)の人たちに100時間無料で講習(信州木こり講座)してもらって間伐の資格を取ってもらって、森林組合と一緒に切磋琢磨しましょうと。だからとても大事なことでしょ。ところが今回も「森の所有者がわからないからできません」って言ってるけれども、家を勝手にどけるのは権力の横暴だけれども、森の持ち主は分からなかったらそこを税金でやることが大事でしょ。で、どういうことかと言うと、これは私が昔使っていたフリップ。つまりこういう風に光が入るようになると養土が作られる。千葉県もあそこは山武杉(サンブスギ)という杉が生えてたんだけれども、クロマツとかアカマツとか、あるいは昔はヒノキとか針広混交林って言って針葉樹と広葉樹が一緒に、さっきの若者もお年寄りも一緒に育つみたいな森の体系だったのが、効率主義で針葉樹ばかりにして、しかも売れないから「やめます」ってなってっちゃった。

[堀]でもこんなに、20年ぐらい「山が課題です、災害を引き起こします、保水力が落ちています」、いろいろ言われてるのになんで国は動かないんでしょうか?

[田中]それはあまり儲からないと思ってるから。

[堀]儲からないか…。

[田中]でも国がやることは福祉でも医療でも教育でも、採算とれなくたって国家百年の為にやることでしょ。

[堀]そうですよ。

[田中]で、ラグビーで「トライ、ニッポン」って言ってたんだけれども、どうも私は「ツライ、ニッポン」になってんじゃねーの?かと。

[堀]確かに。

[田中]で、「夜警国家」ってのは「国はもう必要最小限しかやらねー」と。「それは違いますよ」ってのがフェルディナント・ラッサールって人が、採算取れない福祉や医療を無駄遣いじゃなくて効率的にやりましょうよと。9月20日官房長官会見、「災害の規模、被害の状況等を総合的に勘案し最も適切な態勢を構築して災害の応急対策に当たっている」、ここまで述べたんだけれども私が付け足したんでもし苦情があったら内閣府の人、言ってきてください、「災害対策本部の設置も関係閣僚会議の開催も不要不急」と。

[堀]これ、田中さんが補ったんですね。

[田中]これをやるやらないじゃなくて、やっぱり心構えじゃないですか?と。で、なんでこういう社会になっちゃったかというと、実は1979年、40年前から新自由主義というものが始まったんだけれども、その時にマーガレット・サッチャーっていう人は何を言ったかというと「もはや社会なんてものは存在しない(There is no such thing as society)自分で自分の面倒を見るのが国民の義務だ」ってスローガンを掲げてその通りって言って出てきちゃったの。これが40年経って日本にも来て自己責任論ってことを言われているけれども、自己責任論ってのは基本的なことをした上で一緒に高まりましょうよってことで、私はこの象徴がやっぱり「これ」になっちゃってんじゃないのかな?と。以前に使ったフリップ。

[堀]「土砂崩れで橋脚が倒壊した高知自動車道の上り線=高知県大豊町

[田中]針葉樹ばっかりで間伐してなかったから、立派な道路が作れたってこうなってっちゃうわけでしょ?

[堀]そうですよね。

[田中]ってことを考えたいな、と。

[堀]いやあもうホントに早急ですよ、国土強靭化なんて言っていたのに、同じ内閣ですよ?

[田中]だからカジノの見える丘公園を横浜に作ることが文明開化だ、って言う前にちょっと菅さん考えた方が良いよって。

[堀]足元の生命と財産を守って欲しい。いかがですか?金さん。

[金]自己責任論って言うのなら税金下げれば良いのに、なんで上げるの?って(笑)。

[堀]我々、払ってますからね。

[田中]あ、そういうことね。全部自分でやりなさいっていうなら税金なんか要らない、パスポートの管理だけすれば良いって話。

[堀]自助・共助・公助ね、随分、自助の割合が増えてきましたね。

[金]だから本当に、小さい政府でも有り得ると思うけど、日本は小さい政府じゃない。でも言ってることは小さい政府のようなことを言うとこういう災害の時にイラっとしますよね。

[堀]どうですか、久保井さん、話を聞いて。

[久保井]やっぱり全国各地で抱えてる問題なんだなってのは改めて。

[堀]そう。

[久保井]どうしても今回、千葉だったんで千葉が、って思うんですけれど、例えば先ほどの高知だったりとか、こういうことが日本全国で今後起こってくるということですよね。

[堀]毎回災害の度に同じ構造で、山が崩れます。

[田中]だから良い意味で国土強靭化はホントにあと5年で全部間伐をして、針広混交林にするってことにお金を使うことこそ雇用なんだよ。

[堀]そこに財政出動していったら良いじゃないかと思いますけどね。ありがとうございました。

*

[堀潤香港レポ]運動の最前線に来ました。丁度若者達がここに集まって来ていますが、この向こう側には武装した警察官達が学生達の抗議行動を迎え撃つという状況です。沿道にですね一般の市民の人たちがスマートフォンなどを持って見ているのが印象的です。

香港で続く政府への抗議活動、昨日は新海地区の商業施設で抗議集会が行われ、一部の参加者が中国国旗を踏みつけてゴミ箱に捨てたり、施設に隣接する駅の設備を壊すなど、抗議活動は過激化。

今ここで射撃が始まりました。水平射撃で催涙弾を学生に向けて放っています。周りでは学生が火炎瓶などで応酬をしています。大変緊迫した状況です。

夕方から辺りは一変し、火炎瓶と催涙弾が激しく飛び交い始めました。若者達はバリケードと火炎瓶で応酬、警察は次々と催涙弾を打ち込んでいます。周辺には多くの一般人も居ましたが催涙ガスの匂いが充満していました。警察がバリケードを強行突破すると学生達は一目散に逃げるように離れていきます。それを追いかける武装警察。そしてその数メートル先でも逮捕者。別の場所では新たに若者達がバリケードを作るとその傍らから火炎瓶を投げ込みます。それに警察官は催涙弾で応戦。

デモが始まってからもう既に半日以上が経過するんですが、あちらこちらでこうした攻防が続いています。

取材の最中、武装警官に追われながら一緒に走った香港人の若者から託されたメッセージ、「日本の皆さんに伝えてほしい。民主と自由。同じ価値を共有できる皆さんだから、そして私は日本が好きだからもっと報道して欲しい。知って欲しい。」

時刻はもう既に午後10時前なんですが、屯門という駅では今も(抗議行動が)続いています。先ほどですねこの辺りで催涙弾も発射されて逮捕者が出ました。周囲をですね武装した警察官がぐるりと囲んでいる状況です。

*

[堀]皆さんおはようございます。時刻は7時を廻りました。昨日(香港から)帰ってきたんですけれども、今日から久保井朝美さん、宮瀬茉裕子さん夏休みということでキャスターよろしくお願いします。(香港の状況)よく分かりました。何が分かったかと言うと、逃亡犯条例に反対している若者ということでは無くて、毎日のようにメインランド側から移住者が相次ぐ「中国化」に対して、自分の仕事が奪われていく、そして言葉が奪われていく、アイデンティティが奪われていくっていうことに対して、若者達が今声を上げないと20年後の自分達の未来は無いんだと、そういう危機感からのもので、ですから彼らが五大要求を絶対下げたくないというのはそこなんだよな、ということがすごく感じました。お二方、いかがでしょうか?今朝のゲストは田中康夫さん、そして金慶珠先生です。よろしくお願いします。いやぁ田中さん、ゴールをどこに見据えるか?ということで僕も探りに行って来たんですけれども、長引きそうです。

[田中康夫]中国はある意味じゃ連邦制を入れなければ無理なんだけれども、それは一党独裁に反するってことだよね。もっと言うと日本では自由と民主って、同じ名前で一緒の政党があるけれども、自由ってのは正にEUが実験をしたように、パスポート無しで誰もが自由に行き来ができるボーダレスってことですよ。

[堀]なるほど。

[田中]でも民主ってのは何かったら、実はボーダー・コンシャスというかボーダー・フル、それぞれの言語があったり食べ物があったり、慣わしがあったり宗教があったり、民主を認めながら全体として自由ってことをEUは実験しようと、実験というかトライしてたわけですけども、今話しがあったように他の人たちが入ってきてしまうな、ということでボリス・ジョンソン(英国首相)に象徴されるような「自爆テロ」をやるようなイギリスが生まれてきちゃう。

[堀]秩序を重んじる国家体制の維持を、国体の護持を求めてしまうという。

[田中]だから個々の、もちろん、仰ったような切迫感はあるけれども全体として、もし仮にあそこが中国であり、そして一国二制度と言ってたならばそれをもっと良い、緩やかな、しなやかな連邦制を導入できるかどうか、それは他の国にも、日本だって問われてることかもしれない。

[堀]そうですね。大学生たちに話を聞きますと、大学を卒業しても職にありつけないんだ、と。低賃金の仕事しかないんだ、と。なぜなら、メインランド側から来た中国資本の企業はやはり中国から来た人たちが牛耳っていくと。どうしてそうなってしまったのかということに対しての憤りや、国際社会への応援を求めてるようなんですよね。

[金慶珠]ただ、この堀さんの映像を見るとね、私、80年代の韓国の民主化運動、それこそ火炎瓶投げて催涙弾、っていう…。

[堀]光州事件があったあの頃。

[金]それを思い出したんですけれども、ただやっぱり堀さんが仰るように、これはいわゆる民主化デモとは若干違っていて、いわゆる反中デモであり反共デモであると。正にアイデンティティっていう問題ですよね。ただ問題は、そういう風になってくると、若者を中心にそれこそ自意識の強い若者が香港人なんだ、っていうことを強く訴える一方で、中国本土からどんどん人が来るのは問題かもしれないけれども、でもやっぱりそうやって潤っているでしょ?っていう親中的な声が香港の中にあるのも事実で。

[堀]そうですね。

[金]こういう風にデモが長期化していくと、一部暴徒化しているように、香港の中でも内紛の声がどんどん出てきていると。こうなると中国側にとっては、決して不利な状況ではなく、こうやって支離滅裂になった時に介入して秩序を保つんだっていう名分も機能するわけですよね。だからもちろん若者の気持ちも分かるけれども、どこかで、まずはちょっと秩序を維持しながら体勢を整えるというやり方、闘争のあり方についてももう一回考えるべき時点には来ているかなと。

[田中]まあでもそれはね、暴徒化してるのはごく一部であって正に他の人たちは子供を抱いて平和的な(行動で異議申立をしいている)わけですよ。でも仰ったようなことは、つまりガヴァナンスができてないのは香港政庁もそうだし、あるいは代議制の議員もそうだし、もっと言えば中国(政府)もだし、世界中もそうだしメディアもそうじゃないかっていうところの訴えだと僕は思うけどね。

[堀]実際に確かに、一部の若者たちがお店を破壊しようとすると周りの若者たちが必死に「やめろ、やめろ」と「引くぞ」ということで止めたりとか、あとね、周りの市民の人たちがデモに参加すると逮捕される可能性があるから、仕事を奪われたくないと。でも応援したいということでマンションの上からショッピングセンターの上から「後ろに警察がいるぞ」「がんばれ」っていうことを一斉に声援があがっている。

[金]あの、全体が暴徒化していると行ってるのではなく、一部であっても暴徒化するとそれが口実になるんですよ。あと、暴徒化すればするほど共感する勢力っていうのも減っていくわけですよね。だから正にそこが田中さんが仰るようにガヴァナンスの問題が全ての人に問われている。

[田中]だから逆に言えば暴徒化を仕向けている力もどこかにあるのかな?っていうね、陰謀論ではなくてね。

[堀]実際にね疑心暗鬼が現場には蔓延っていて。というのが、やはり紛れているんですよね。で、彼らが火炎瓶を投げたりしたり火を点けていく、正に。そういう中でメディアもですね、欧米メディアもものすごくたくさん入ってましたが、もうちょっと日本のメディアも入っていても良いかなと思うんですね。是非皆さん、関心を持っていただきたい。いろんな側面があるかと思います。是非、ハッシュタグ #クロスでご意見をお待ちしています。そうした中、台風が接近しています。

 

 

「オピニオンCROSS neo」は首都圏以外の全国・全世界の方々も、エムキャス「見逃しヴィデオ・オン・デマンド」ページにて放送後3日間ご視聴頂けます。(お使いのブラウザの環境によっては、正しく動画が再生されない可能性があります。快適に視聴するために最新版のブラウザ及び、Adobe Flash Player をインストールしご利用ください)またスマホの方は以下のリンクからエムキャス視聴アプリのインストール・視聴が可能です。

https://mcas.jp/

田中康夫YouTube公式チャンネル「だから、言わんこっちゃない!」Vol.595
千葉停電問題「真の理由」はこれだ!
国土の66・5%を占める日本の森林は荒れ放題!
3千億円ポッキリ林野庁予算で森林整備は僅か8%
国交省6.9兆円、農水省3兆円ハコモノ大盤振る舞いニッポン

2018年7月12日「モーニングCROSS」「羊頭狗肉な日本の水管理・国土保全~造るから治す・護る、そして創るへ~」文字起こし・関連資料

2018年7月24日「おはよう一直線」「間違いだらけ治水・治山の改善点」文字起こし・関連資料

2019年9月23日 TOKYO MX モーニング #クロス 田中康夫 ワールドワイドスポンサーの🏉ハイネケンを国内で製造・販売するキリンビール涙目😹 #Tokyoインパール2020🏟 ラグビーW杯、食べ物持ち込みOKに 大会組織委が容認 

[久保井朝美]台風17号接近というニュースです。台風17号は暴風域を伴って昨日夜に九州北部に再接近。その影響で宮崎県でも竜巻などの激しい突風が発生したとみられます。

[堀潤]台風15号の影響で停電が続く千葉県では県が備蓄する非常用発電機の半数以上が倉庫などに置かれたまま活用されていないことが分かったということなんですね。県の地域防災計画では市町村からの要請で貸し出す流れや、原則、避難所の運営や役場での予備電源などに行政サービス維持の為に使うということが想定されていたことから眠っていたのか、と。まあ更に、手続きも必要だということで台風17号接近中ですが、一方で教訓を生かすことができるのか?

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[田中康夫]駄目っしょ。

[堀]んーん。

[田中]だって(停電で役所の補助電源もダウンして)防災無線まで繋がらない中で(市町村から)連絡がないから持って行きませんって、御用聞きやるのが県庁だし御用聞きをやるように言うのが知事なのに。

[堀]仰るとおり。

[田中](千葉県知事が)自衛隊を要請したのは(台風直撃の翌日)火曜日の10日になってからだからね。

[堀]そうですよね。実際に館山の布良(めら)という場所に行きましたら「まだね、役所の人来てないんですよ」って4日目にして言っておられましたよ。

[田中]これね3000戸まだ電気が点いていない。だけど20000戸近く損壊している。同時に例えば、イトーキとかも木材を使っているから工場が出荷できない。メグミルクの牛乳だって牛も乳搾りができなくて牛は痛くてしょうがないわけでしょ。なのに関係閣僚会議も災害対策本部も作らないってのは、りっぱな「放置」国家になったんですよこの国は。

台風15号の停電なお3000戸 経済損失の全容見えず「日本経済新聞

[堀]悲しい。

[田中]「ホウチ」国家ってみんなを「放置」する(笑)。

[堀]ああ…。

[田中]ふっふっふ。悲しいことですよ。

[堀]最大限の皮肉ですよね。

*

[堀]さて時刻は7時37分を廻りました。ゲストの皆さんの持論を展開するオピニオンCROSS neo。今日は田中さんから参りましょう。

[田中]時間無い?

[堀]大丈夫ですよ。

[田中]あのね、昨日(大相撲で)優勝した御嶽海、あの人はですね(香川県大阪府と同じ面積に)人口が2万7千人しかいない長野県木曽谷の出身なの。あの人はね前回優勝したときに木曽谷の保母さんが、障害がある子供と一緒に遊ぶのを他の子はちょっと嫌がるんだけれども、彼は自分が駆けっこで最初に入ったあと、なかなか走れないその子の手を引いて一緒に走ったような優しさがあるって。で、お母さんはフィリピンご出身のマルガリータさんっておっしゃるんだよね。で、彼は東洋大学を出たあと出羽の海部屋で横綱が出ないから是非入ってくれって言われて公務員に決まってたのに入って、そしてその前年が御嶽山の爆発だったわけ。だから山梨県、「山のない県」から海に出るために御嶽海って名前を付けたんです。

[堀]すごいストーリーを背負った…。

[田中]立派な人なんだよ。

[堀]注目したいと思います。

[田中]是非。

[堀]良い話を聞きました。

[田中]で、今日やるのは、前回は「港の見える丘公園をカジノの見える丘公園になんかさせないぞ」っていう「横浜のマハティールさん」藤木幸夫さんの話をしたんだけれども。

2019年8月28日 TOKYO MX モーニングCROSS 田中康夫 不毛なカジノ是非論争🎰 Part 3 カジノの実像 MICEの概念 持続可能な経済効果とは何か

[堀]今日のテーマはこちらになります。

[田中]話長ぇ?(笑)

[堀]ははは(笑)。

[田中]東京電力には言いたいことは多々あるけれども、今回の(千葉県の台風災害・停電の)問題は東京電力の問題じゃないんですよ。国の根幹の問題なんですよ。何かというと、日本は森林の面積が…。

[堀]台風の話ですね。

[田中]はい。

[堀]台風で行政が後手に廻った。一体何が起きてたのか?停電も長引いてる、その背景を。

[田中]プレゼンの下手な私にちゃんと補助線を入れてくれてありがとう(笑)。

[堀]とんでもないです(笑)。

[田中]フィンランドが国土の73.9パーセントが森林、日本は世界で2番目でスウェーデンよりも多い68.2パーセントなんですよ。

[堀]多いですね。あ、そうですか?森の国と言われる…、多いですよねやっぱり日本は森林の国なんだな。

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[田中]じゃあブラジル。「ブラジル、日本より面積は広いだろ」って言うけど57.2パーセントで、そこが今、アマゾン(の火災)が大変だ、と。こんなことをやってたら世界中の問題だって言われて(当初は居直っていたジャイル・ボルソナロ大統領も慌てて)るわけでしょ?まあイギリスのようなところは「囲い込み(エンクロージャー)」運動してみんな羊飼っちゃったんで11.2パーセントで、あるいは中国とかオーストラリアとかインドも森林が少ないから災害が起きているわけですよ。でね、じゃあ日本、68.2パーセントある。国土面積の68.2パーセント。森林の中で人工林と呼ばれる、戦後、いわゆる針葉樹だから保水力が無い木を、(戦時中に)木を切っちゃったところに効率主義で植えてった。それが45パーセントです。(フリップの)下を見てください。国土交通省の予算というのは7兆3000億あります。プラス4632億円ってのは3・11関連予算です。農林水産省の予算も3兆円あります。農林水産省の中に含まれるとはいえ、国土の68.2パーセントの林野庁の予算は4000億円台なんです。

[堀]少ないですね。

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[田中]で、「これは林野庁って言うから木を大切にしてるのかにゃ?」って、違うんですよ。その92パーセントはいわゆるダムにもならない小さな沢にコンクリートとか鉄を埋め込む谷止工、あるいは(間伐後には元の林となる必要最小限な作業道でなく山肌を削り取る大規模な)林道を作るという公共事業なんです。

[堀]なるほど。

[田中]ですから大切なことは、針葉樹というのは間伐をしなきゃいけないわけね。なのに森林整備に使ってるのは林野庁の予算の中の8パーセントなわけ。

[堀]こんだけか…。

[田中]だから今回起きたことも、木が倒れました、と。でもあれも木の中のところが腐ってたと。

[堀]そうでしたね。

[田中]じゃあ、切って…。私は「森林ニューディール」って、久保井さんは前に信州にお勤めだったっていうんだけれども。

[久保井]はい。長野のアナウンサーをしていました。

[田中]間伐を、2残1伐っていう(2列の残して1列間引く)間伐をしないと下に光が入らないわけ。

[堀]下が腐っていく。

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[田中]で、これは最も人(の手)を使うから地域の公共事業から転換できない人たちの労働集約産業になるんですよ。だからこれ、自慢じゃないけれども私が知事の時には2.5倍に予算を増やしたわけ。土木(建設業)の人たちに100時間無料で講習(信州木こり講座)してもらって間伐の資格を取ってもらって、森林組合と一緒に切磋琢磨しましょうと。

環境省の環境白書 ✽知事就任は平成12年10月

(エ)長野県における「信州きこり講座」
 県の面積の78%を森林が占める長野県では、戦後に植林された人工林が間伐時期を迎え、民有林において約10万9千haの森林が間伐を必要としています。しかし、林業従事者の減少、高齢化や収益性の低下など林業をめぐる状況は一段と厳しくなっており、森林の維持、管理は困難な状況となっています。一方、多くの水源を擁する同県では、森林の持つ水源かん養、大気保全などの公益的機能を維持、増進する機運が高まっています。このため、「信州きこり講座」を愛称とする森林整備技術者養成講座を実施し、環境保全対策と雇用対策の両面からの取組を進めています。講座修了者には、森林整備事業の入札参加条件である専門技術者として認める等の制度的な後押しもあり、主に建設・造園業を中心に平成14年3月現在783名の受講者が登録されています。

[田中]だからとても大事なことでしょ。ところが今回も「森の所有者がわからないからできません」って言ってるけれども、家を勝手にどけるのは権力の横暴だけれども、森の持ち主は分からなかったらそこを税金でやることが大事でしょ。で、どういうことかと言うと、これは私が昔使っていたフリップ。つまりこういう風に光が入るようになると養土が作られる。

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[田中]千葉県もあそこは山武杉(サンブスギ)という杉が生えてたんだけれども、クロマツとかアカマツとか、あるいは昔はヒノキとか針広混交林って言って針葉樹と広葉樹が一緒に、さっきの若者もお年寄りも一緒に育つみたいな森の体系だったのが、効率主義で針葉樹ばかりにして、しかも売れないから「やめます」ってなってっちゃった。

[堀]でもこんなに、20年ぐらい「山が課題です、災害を引き起こします、保水力が落ちています」、いろいろ言われてるのになんで国は動かないんでしょうか?

[田中]それはあまり儲からないと思ってるから。

[堀]儲からないか…。

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「間違いだらけの日本の治水・治山」「VERDAD」2017年8月号「田中康夫の新ニッポン論」㊿

http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2017/07/27cb7c766956f952aa0f1cc4b5b8a1ad.pdf

砂防ダム」「VERDAD」2014年8月号「田中康夫の新ニッポン論」⑯

http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2014/07/ba94495447c2089a30f55e0346f67c39.pdf
関連記事を含むサイト 

http://tanakayasuo.me/archives/12232

「国土強靱化」「VERDAD」2013年5月号「田中康夫の新ニッポン論」①

http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2013/05/0e24da84a39310770bc5d432d26ad6a8.pdf
関連記事を含むサイト 

http://tanakayasuo.me/archives/10607

「社会的共通資本」 「VERDAD」2018年3月号「田中康夫の新ニッポン論」56

http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2018/03/4a7cdb336435f35eab37f9747355f8b1.pdf
関連記事を含むサイト 

http://tanakayasuo.me/archives/22210

「鬼怒川決壊の『真犯人』は誰か!? 予防医学としての治水こそ新しい公共事業」 「サンデー毎日
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間違いだらけの日本の治水・治山まとめサイト

[田中]でも国がやることは福祉でも医療でも教育でも、採算とれなくたって国家百年の為にやることでしょ。

[堀]そうですよ。

[田中]で、ラグビーで「トライ、ニッポン」って言ってたんだけれども、どうも私は「ツライ、ニッポン」になってんじゃねーの?かと。

[堀]確かに。

[田中]で、「夜警国家」ってのは「国はもう必要最小限しかやらねー」と。「それは違いますよ」ってのがフェルディナント・ラッサールって人が、採算取れない福祉や医療を無駄遣いじゃなくて効率的にやりましょうよと。9月20日官房長官会見、「災害の規模、被害の状況等を総合的に勘案し最も適切な態勢を構築して災害の応急対策に当たっている」、ここまで述べたんだけれども私が付け足したんでもし苦情があったら内閣府の人、言ってきてください、「災害対策本部の設置も関係閣僚会議の開催も不要不急」と。

[堀]これ、田中さんが補ったんですね。

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[田中]これをやるやらないじゃなくて、やっぱり心構えじゃないですか?と。で、なんでこういう社会になっちゃったかというと、実は1979年、40年前から新自由主義というものが始まったんだけれども、その時にマーガレット・サッチャーっていう人は何を言ったかというと「もはや社会なんてものは存在しない(There is no such thing as society)自分で自分の面倒を見るのが国民の義務だ」ってスローガンを掲げてその通りって言って出てきちゃったの。

[田中]これが40年経って日本にも来て自己責任論ってことを言われているけれども、自己責任論ってのは基本的なことをした上で一緒に高まりましょうよってことで、私はこの象徴がやっぱり「これ」になっちゃってんじゃないのかな?と。以前に使ったフリップ。

[堀]「土砂崩れで橋脚が倒壊した高知自動車道の上り線=高知県大豊町

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[田中]針葉樹ばっかりで間伐してなかったから、立派な道路が作れたってこうなってっちゃうわけでしょ?

[堀]そうですよね。

[田中]ってことを考えたいな、と。

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[堀]いやあもうホントに早急ですよ、国土強靭化なんて言っていたのに、同じ内閣ですよ?

[田中]だからカジノの見える丘公園を横浜に作ることが文明開化だ、って言う前にちょっと菅さん考えた方が良いよって。

[堀]足元の生命と財産を守って欲しい。いかがですか?金さん。

[金]自己責任論って言うのなら税金下げれば良いのに、なんで上げるの?って(笑)。

[堀]我々、払ってますからね。

[田中]あ、そういうことね。全部自分でやりなさいっていうなら税金なんか要らない、パスポートの管理だけすれば良いって話。

[堀]自助・共助・公助ね、随分、自助の割合が増えてきましたね。

[金]だから本当に、小さい政府でも有り得ると思うけど、日本は小さい政府じゃない。でも言ってることは小さい政府のようなことを言うとこういう災害の時にイラっとしますよね。

[堀]どうですか、久保井さん、話を聞いて。

[久保井]やっぱり全国各地で抱えてる問題なんだなってのは改めて。

[堀]そう。

[久保井]どうしても今回、千葉だったんで千葉が、って思うんですけれど、例えば先ほどの高知だったりとか、こういうことが日本全国で今後起こってくるということですよね。

[堀]毎回災害の度に同じ構造で、山が崩れます。

[田中]だから良い意味で国土強靭化はホントにあと5年で全部間伐をして、針広混交林にするってことにお金を使うことこそ雇用なんだよ。

[堀]そこに財政出動していったら良いじゃないかと思いますけどね。ありがとうございました。

*

[堀潤香港レポ]運動の最前線に来ました。丁度若者達がここに集まって来ていますが、この向こう側には武装した警察官達が学生達の抗議行動を迎え撃つという状況です。沿道にですね一般の市民の人たちがスマートフォンなどを持って見ているのが印象的です。

香港で続く政府への抗議活動、昨日は新海地区の商業施設で抗議集会が行われ、一部の参加者が中国国旗を踏みつけてゴミ箱に捨てたり、施設に隣接する駅の設備を壊すなど、抗議活動は過激化。

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今ここで射撃が始まりました。水平射撃で催涙弾を学生に向けて放っています。周りでは学生が火炎瓶などで応酬をしています。大変緊迫した状況です。

夕方から辺りは一変し火炎瓶と催涙弾が激しく飛び交い始めました。若者達はバリケードと火炎瓶で応酬、警察は次々と催涙弾を打ち込んでいます。周辺には多くの一般人も居ましたが催涙ガスの匂いが充満していました。警察がバリケードを強行突破すると学生達は一目散に逃げるように離れていきます。それを追いかける武装警察。そしてその数メートル先でも逮捕者。別の場所では新たに若者達がバリケードを作るとその傍らから火炎瓶を投げ込みます。それに警察官は催涙弾で応戦。

デモが始まってからもう既に半日以上が経過するんですが、あちらこちらでこうした攻防が続いています。

取材の最中、武装警官に追われながら一緒に走った香港人の若者から託されたメッセージ、「日本の皆さんに伝えてほしい。民主と自由。同じ価値を共有できる皆さんだから、そして私は日本が好きだからもっと報道して欲しい。知って欲しい。」

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時刻はもう既に午後10時前なんですが、屯門という駅では今も(抗議行動が)続いています。先ほどですねこの辺りで催涙弾も発射されて逮捕者が出ました。周囲をですね武装した警察官がぐるりと囲んでいる状況です。

*

[堀]皆さんおはようございます。時刻は7時を回りました。昨日(香港から)帰ってきたんですけれども、今日から久保井朝美さん、宮瀬茉裕子さん夏休みということでキャスターよろしくお願いします。(香港の状況)よく分かりました。何が分かったかと言うと逃亡犯条例に反対している若者ということでは無くて、毎日のようにメインランド側から移住者が相次ぐ「中国化」に対して、自分の仕事が奪われていく、そして言葉が奪われていく、アイデンティティが奪われていくっていうことに対して、若者達が、今声を上げないと20年後の自分達の未来は無いんだと、そういう危機感からのもので、ですから彼らが五大要求を絶対下げたくないというのは、そこなんだよなということがすごく感じました。お二方、いかがでしょうか?今朝のゲストは田中康夫さん、そして金慶珠先生です。よろしくお願いします。いやぁ田中さん、ゴールをどこに見据えるか?ということで僕も探りに行って来たんですけれども、長引きそうです。

[田中康夫]中国はある意味じゃ連邦制を入れなければ無理なんだけれども、それは一党独裁に反するってことだよね。もっと言うと日本では自由と民主って、同じ名前で一緒の政党があるけれども、自由ってのは正にEUが実験をしたように、パスポート無しで誰もが自由に行き来ができるボーダレスってことですよ。

[堀]なるほど。

[田中]でも民主ってのは何かったら、実はボーダー・コンシャスというかボーダー・フル、それぞれの言語があったり食べ物があったり、慣わしがあったり宗教があったり、民主を認めながら全体として自由ってことをEUは実験しようと、実験というかトライしてたわけですけども、今話しがあったように他の人たちが入ってきてしまうな、ということでボリス・ジョンソン(英国首相)に象徴されるような「自爆テロ」をやるようなイギリスが生まれてきちゃう。

[堀]秩序を重んじる国家体制の維持を、国体の護持を求めてしまうという。

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[田中]だから個々の、もちろん、仰ったような切迫感はあるけれども全体として、もし仮にあそこが中国であり、そして一国二制度と言ってたならばそれをもっと良い、緩やかなしなやかな連邦制を導入できるかどうか、それは他の国にも、日本だって問われてることかもしれない。

[堀]そうですね。大学生たちに話を聞きますと、大学を卒業しても職にありつけないんだ、と。低賃金の仕事しかないんだ、と。なぜなら、メインランド側から来た中国資本の企業はやはり中国から来た人たちが牛耳っていくと。どうしてそうなってしまったのかということに対しての憤りや、国際社会への応援を求めてるようなんですよね。

[金慶珠]ただ、この堀さんの映像を見るとね、私、80年代の韓国の民主化運動、それこそ火炎瓶投げて催涙弾、っていう。

[堀]光州事件があったあの頃。

[金]それを思い出したんですけれども、ただやっぱり堀さんが仰るように、これはいわゆる民主化デモとは若干違っていて、いわゆる反中デモであり反共デモであると。正にアイデンティティっていう問題ですよね。ただ問題はそういう風になってくると、若者を中心にそれこそ自意識の強い若者が香港人なんだ、っていうことを強く訴える一方で、中国本土からどんどん人が来るのは問題かもしれないけれども、でもやっぱりそうやって潤っているでしょ?っていう親中的な声が香港の中にあるのも事実で。

[堀]そうですね。

[金]こういう風にデモが長期化していくと、一部暴徒化しているように、香港の中でも内紛の声がどんどん出てきていると。こうなると中国側にとっては、決して不利な状況ではなく、こうやって支離滅裂になった時に介入して秩序を保つんだっていう名分も機能するわけですよね。だからもちろん若者の気持ちも分かるけれども、どこかでまずはちょっと秩序を維持しながら体勢を整えるというやり方、闘争のあり方についてももう一回考えるべき時点には来ているかなと。

[田中]まあでもそれはね、暴徒化してるのはごく一部であって正に他の人たちは子供を抱いて平和的な(行動で異議申立をしいている)わけですよ。でも仰ったようなことは、つまりガヴァナンスができてないのは香港政庁もそうだし、あるいは代議制の議員もそうだし、もっと言えば中国(政府)もだし、世界中もそうだしメディアもそうじゃないかっていうところの訴えだと僕は思うけどね。

[堀]実際に確かに、一部の若者たちがお店を破壊しようとすると周りの若者たちが必死に「やめろ、やめろ」と「引くぞ」ということで止めたりとか、あとね、周りの市民の人たちがデモに参加すると逮捕される可能性があるから、仕事を奪われたくないと。でも応援したいということでマンションの上からショッピングセンターの上から「後ろに警察がいるぞ」「がんばれ」っていうことを一斉に声援があがっている。

[金]あの、全体が暴徒化していると行ってるのではなく、一部であっても暴徒化するとそれが口実になるんですよ。あと、暴徒化すればするほど共感する勢力っていうのも減っていくわけですよね。だから正にそこが田中さんが仰るようにガヴァナンスの問題が全ての人に問われている。

[田中]だから逆に言えば暴徒化を仕向けている力もどこかにあるのかな?っていうね、陰謀論ではなくてね。

[堀]実際にね疑心暗鬼が現場には蔓延っていて、というのがやはり紛れているんですよね。で、彼らが火炎瓶を投げたりしたり火を点けていく、正に。そういう中でメディアもですね、欧米メディアもものすごくたくさん入ってましたが、もうちょっと日本のメディアも入っていても良いかなと思うんですね。是非皆さん、関心を持っていただきたい。いろんな側面があるかと思います。是非、ハッシュタグ #クロスでご意見をお待ちしています。そうした中、台風が接近しています。

おまけ

お利口な宮崎のマンゴーnot万古w王子の「意識高い系」発言とフジnot宇治テレビへの熊谷俊人千葉市長ツイート

みんなの党➡次世代の党➡日本のこころを大切にする党➡自由民主党

「真相深入り!虎ノ門ニュース」御用達・和田政宗ちゃんを元民主党と断言した情弱なマンゴー王子

TOKYO MX「モーニングCROSS」(07:00~08:30)は首都圏以外の全国・全世界の方々も以下、エムキャス配信ページ・スマートフォン専用アプリにてご視聴頂けます。

 

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「註の新たな註」

「いまクリ」と「もとクリ」、その記憶の円盤が舞い続ける時空。ようこそ現在から1980年の東京、そして日本へ❣

「✽文庫本化に際しての、ひとつの新たな長い註。」でお約束した「註の新たな註」は、両書に登場する「字句の解釈」に留まらず、高度消費社会の幕開けから現在に至る時代背景を、
関連する僕の拙稿等も紹介しながら絵解きしていくサイトです。

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